Netmarbleから7月26日(水)リリース予定の人気漫画作品『神之塔』を原作としたフル3D放置型RPG「神之塔:NEW WORLD」。
今回は本作の先行プレイに参加する機会を得たので、登場キャラやゲーム性の魅力など、本作の特徴をお届けする。『神之塔』は漫画に留まらずアニメ化までされている人気作品なので、ファンの方はもちろん本作をいま知った方もぜひチェックしてほしい。
神之塔の世界が3Dゲームとして楽しめる
『神之塔:NEW WORLD』は韓国の人気ウェブトゥーン作品『神之塔』を原作としたフル3D放置型RPGだ。
改めて説明すると原作となっている「神之塔」は、巨大で神秘的な塔の下に住む少年「夜」が仲間やライバルと出会い、過酷な試練を突破しながら塔の頂点を目指すファンタジー作品だ。日本では2018年より「LINEマンガ」に連載されたほか、2020年にはアニメ化もされており、アニメ第2期も控える人気タイトルとなっている。
そんな人気作品のスマホアプリはどのように『神之塔』の世界を表現しているのか、早速見ていこう。
本アプリ最大の特徴は原作ストーリーの追体験ができるという点だ。筆者はアニメから『神之塔』を知ったにわかファンなのだが、原作中の重要シーンなどもゲーム内ではしっかりと3Dで描かれている。
原作漫画では登場しなかった「裏の出来事」もサイドストーリーとして描かれており、本作を知り尽くしているファンの人も新鮮な気持ちで本作が楽しめること間違いなしだ。
▲夜が武器「黒の三月」に語りかけたあのシーンもしっかりと再現!
▲主人公「夜」が非選別者として登場した直後、ユリがとある場所で戦闘していたシーン。漫画やアニメでは描かれていないシーンだったので、追体験型のゲームながらも目新しさが感じられた。
▲ストーリーの追体験としつつも、映像を見るだけでなくマップを歩き回れる場面も登場。原作の世界に実際に触れられるのはファンとしては嬉しいポイント!
本作オリジナルのサイドストーリーも登場。『神之塔』のストーリーを別の角度からも楽しめるため、原作ファンはストーリーを追っていくだけでも楽しめるはずだ。
魅力的なキャラクターも多数登場
本作を語る上で外せないポイントの一つがキャラクターの魅力だ。
作中で選別者として活躍した美青年美少女たちはもちろん、「姫」と呼ばれる作中屈指の強力な美女たちや、試験監督官と呼ばれる試練を課す側の超強力キャラクターまでプレイアブルキャラクターとして登場する。
ストーリーを知っている身からすると、そんな強いキャラクターが仲間になってくれるのは頼もしい。...むしろこんな規格外のキャラクター達まで仲間になってしまって良いのかと不安になってしまうレベルだ。
▲ちなみに人気の姫「真田ユリ・ザハード」がクエストを少し進めるだけで入手できる。原作では主人公と会ってからすぐ離れ離れになってしまったが、本作ではずっと一緒に冒険できそうだ。
オートで進行するお手軽バトル
戦闘は基本的にすべてオートで進行し、必殺技のみプレイヤー側で発動タイミングが選べるスタイルとなっている。
もちろん必殺技も自動発動にできるため、完全オートで戦闘することも可能だ。必要に応じて使い分けるのが良いだろう。
▲必殺技やスキルを使うときにはキャラクターのカットインも入る。原作を強く意識した演出も見られて大満足なのだが、本稿で全てのキャラクターを紹介しきれないのがもどかしい...。
戦闘自体はオートで手軽に遊べる反面、キャラクターのスキルや装備など編成自体のカスタマイズの幅は広く戦略性も兼ね備えている。
最大5人の編成となっているので、勝てなくなってきたら相手に合わせた対策編成を作るのも重要となりそうだ。
▲キャラクター毎に必殺技やスキルは異なり、組み合わせによっては強力な戦術も生まれそうな予感!?
完全放置の素材入手システム
現代に生きる忙しい人々には嬉しいオートで育成素材などを集めてくれるシステムも完備。
素材の受け取り以外は完全放置となっており、ソシャゲでありがちな面倒な育成素材集め周回などは一切不要。放置しておくと素材を集めてくれるので、空いた時間にアイテムを受け取るだけでOKだ。
ストーリー以外のコンテンツも充実
本作品では原作ストーリーを追体験できる「ストーリーモード」以外にも、自分のチームを成長させ塔を登る「冒険モード」、制限時間内にボスに与えたダメージ量に応じて報酬がもらえる「地下実験室」、PvPが楽しめる「アリーナ」なども登場。
「冒険モード」は「ストーリーモード」と対になるメインコンテンツとなっており、各ステージの戦闘に勝利することで塔の階層が突破でき、最終的には塔の頂上を目指し登っていくコンテンツだ。
ステージが進むほど攻略難易度が上がるが、他のゲームモードの開放や、放置時の報酬増加などもあるため、率先して挑んでいきたい所だ。
筆者は育成が追いつかず中々進めなくなってしまったが、ぜひ読者の皆さんは私の屍を超えて(?)頂上を目指してほしい。
入手キャラが即戦力となるスロット育成システム
本作の特徴の一つが、「神之水リンク」と呼ばれる強化システムで、キャラクターをひとりひとり育成するのではなく、編成時にキャラクターがセットされるスロット枠そのものを育成するものになっている。
▲画面上部にあるキャラクターのアイコンの下に「E」「D」「E1」「E1」「E1」と表示されており、キャラクターの強さはスロットのグレードやレベルに応じて変化する。
本作は最大5人を編成して戦闘に臨むのだが、キャラクターの配置スロットのレベルとグレードを上げることで、配置したキャラクターにスロットのステータスが反映される。
このシステムのお陰で、スロット強化さえ進んでいれば新しくお迎えしたキャラクターを即戦力として戦闘参加させられる。一般的に作業感が強いキャラクター育成が全カットされているのでストレスフリーだ。
原作ファンから初『神之塔』の方までおすすめできるお手軽ゲーム
ここまで『神之塔:NEW WORLD』のゲームの魅力やシステムを紹介してきた。
総じて原作のストーリーを手軽に追体験しつつも、やりこみコンテンツが充実している本作は単なる「放置ゲー」という枠に収まらず、原作ファンや忙しい方でも手軽に楽しめるゲームとなっていた。
ネタバレに配慮して軽めの紹介となっているが、新たな切り口で描かれるストーリーもあるため、作品を知っている人には特におすすめしたい作品だ。もちろん「原作は知らないけどキャラクターの見た目に惹かれて」といった本作から入った人向けにも分かりやすいストーリー進行となっているので『神之塔』のストーリーが存分に楽しめるだろう。
本作は2023年7月26日リリース予定で、事前登録をするとSSRキャラクター「二十五日の夜」が仲間にできる。リリースまで残り僅かなので、『神之塔:NEW WORLD』で塔へと挑む人は今すぐ事前登録しよう!
神之塔:NEW WORLDの概要
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(編集・執筆/T_T)