eスポーツ施設をプロデュースしている「PCCS」。そんなeスポーツの最先端を走り続けているPCCSがプロデュースするいーらじ＆あさよるCUPの収録現場にゲームエイトライターが潜入することができた。普段は見れない打ち合わせやスタジオの様子を取材することができたので、みなさんにお届けしていこうと思う。
いーらじ＆あさよるCUPとは？
「いーらじ」とは、レインボータウンFM「esports land Radio」で毎週日曜日19:00〜放送されているラジオ番組だ。eスポーツの最新情報、全国のeスポーツ施設の紹介してくれるeスポーツ好きにはたまらない内容になっている。
そして「あさよるCUP」は、いーらじでパーソナリティーを務めている犬塚あさな氏と夜風氏がMCと実況解説を務めている「Apex Legends」の大会だ。通常の大会とは違い参加のハードルが低いのにも関わらず、クオリティの高い大会になっているぞ。
今回は紹介したいーらじ＆あさよるCUPの収録や生配信の裏側を取材することができたので、みなさんにお届けしていこうと思うぞ！
賑やか過ぎる収録現場が待っていた！
今回お邪魔したいーらじの収録は、夜風氏と犬塚あさな氏で行われた。収録前の打ち合わせから2人の楽しそうな雰囲気を感じ取ることができ、仕事の話はもちろんプライベートの話で盛り上がっていた。2人の仲の良さが面白いラジオを作り出せる秘訣なのではないだろうか。
いざ収録になると、常に笑いが起きる賑やかな現場に早変わり！2人のマシンガントークに圧倒されてしまった…（笑）次から次へと話題が切り替わる中、どんどん言葉が出てくる姿はさすがプロと言ったところだ。
今回のいーらじ収録では、犬塚氏の配信での裏話や夜風氏の名前の由来など、ファン必見の内容になっていた。11月5日に放送されているので、YouTubeにアーカイブも掲載されるはずだ。気になる方はぜひチェックしてみてくれ！
収録中のスタッフさんの姿もパシャリ！多くの方々の力で作られているコンテンツなんだと再認識することができた。画像はマイクの音量を調整しているスタッフさんだ。
予想外の結果に…！あさよるCUPの裏側！
▲第4回目の本大会の結果も予想外のものになっている。アーカイブも残っているので、ぜひ最後までチェックしてみてほしい。
この記事の取材は10月24日（火）に実施したので、「あさよるCUP vol.4 supported by PCCS」の現場にも立ち合うことができた。このあさよるCUPは、キル数より順位ptが重要になってくる大会だ。
貴重なあさよるCUP配信前のスタジオの様子だ。いーらじ収録の後にスタッフさんが、いーらじ仕様のレイアウトをあさよるCUP仕様に変更していた。スタッフさんの手際のよい作業で1〜2時間ほどで作業完了だ。
配信前には、MCと実況解説を務めている夜風氏と犬塚あさな氏も真剣に打ち合わせしていた。2人の真剣な表情を見て、生配信の緊張感や難しさを素人ながら肌で感じ取れる。やはり収録とは違いピリピリした雰囲気になるのだろうか…。
と思っていたら、真剣に打ち合わせをしている中にも冗談の言い合える和やかな雰囲気も感じ取ることができた（笑）普通の大会とは違い、笑いありドラマありの大会になっているので、ぜひアーカイブをチェックしてみてほしい。2人の小気味良いやりとりがクセになること間違いなしだ。
（今回生配信に立ち会ったあさよるCUPは、予想外の展開に声が出てしまうこと間違いなしだぞ！）
続いて代表の望月氏とあさよるCUPパーソナリティーの犬塚あさな氏と夜風氏のインタビューをお届けしていくぞ！
代表の望月氏へのインタビュー
ーーいーらじへの想いを教えていただけますか？
望月氏：元々はeスポーツを一般にも広めようと始めましたね。今回のあさよるCUPもそうなんですけど、実は演者の二人がやりたいと発信してくれて始まった企画です。他にも「Streamer Jam TOKYO2023」でライブステージとか、演者さんがやりたいことを手助けして何か生まれたらいいなという気持ちがありますね。提案をきっかけに色々な演者さんと知り合って、視聴者さんや演者さん、リスナーさんが楽しくなるような形するのがいいのかなと思っています。
ーー色々な方が出演していると思うのですが、今後演者を増やす予定はありますか。
望月氏：前は4人で一回の収録をやっていたんですよね。今それを基本的に2人でやっているんですよ。なぜかというと聞きやすさの部分もあるのですが、みなさんeスポーツの熱い思いを喋りたいんですよ。前の4人でやっている時は、喋るタイミングを狙って大変で（笑）
そんなことがありまして、今は2人で喋っていただく会にしています。なので大体半年を一つの区切りにして、演者さんが変わることは考えられますね。今までもどんどん変えてきています。今は女性が圧倒的に多いので、男性を入れたいなと思っています。
ーー収録中に起こった印象に残っているエピソードはありますか？
望月氏：いーらじはYouTubeを見ると、他のラジオ番組のプロデューサーの小林さんという方がいるんですけど、その方が前説をやっているんですよ。それがあまりにも面白くなくて、若者には分からないし、同年代でもオチはどこ！？って探すんですよ。それがまたいいんですよ。必ず一発芸をやってくれますし、場を和ませて気持ちを一気に楽にして収録始められるのは面白いところですね。YouTubeに残ってるかなと思いますね。
そんな前説で今のは何だったのって収録が始まるんですけど、初めてラジオのパーソナリティーを務めた新兵えすさんが「ラジオって毎回こういう感じなんですか？」って質問されて、ここはちょっと特殊だよって答えたら「面白かったことあるんですか？」って返答が来て面白すぎて大爆笑でした（笑）
ーーいーらじを楽しみにしている読者の方々に一言お願いできますか！
望月氏：まずはeスポーツを楽しんでもらいたいです。元々はコアな内容をやっていましたけど、もっと広い世代や多くの人たちに聞いてもらいたいので、明るく楽しくわいわいしたような番組を作っており、これからも聞いていただけたらありがたいと思います。
レインボーFMなので地域が限定されていますが、リスラジでどこでもオンタイムで聞けます。あとYouTubeにアーカイブも上がっています。裏の部分が映ったりNGシーンも載せているので、ぜひ見ていただければと思います。
MC＆実況の夜風氏・犬塚あさな氏のインタビュー
ーーあさよるCUPはどのような経緯で開催まで至ったのでしょうか？
夜風氏：今いーらじのパーソナリティーをやらせていただいてて、私としても何かを返したいってずっと考えていました。役立てることはないかなって思っていた時に、私のできることは実況だったので、望月さんに話をしたのがきっかけですね。
犬塚氏：こう言ってますけど、お菓子ボリボリ食べながら「なんかやりたいよね！」みたいな感じでしたよ（笑）「APEXじゃない？」みたいな感じになって、私もやっていますよって話したら、俺もやってるみたいになったのが始まりでしたね。私たち熱い男と女なので軽いノリから始まりましたね！
夜風氏：最初は本当にふわっとしていましたね（笑）始まったあとにも色々な方の協力がありまして。ありがたいですよね！
ーーそんなにふわっとしていたんですね（笑）大会中に起こった面白いエピソードや実況とかはありますか？
犬塚氏：今まで約29年、30年ぐらい生きてきて、自分の言葉と人の膨大な言葉が行き交っている瞬間がなかったので体がびっくりしました。何か起こったわけじゃないけど、第一回は耳がびっくりして終わった後は放心状態でした（笑）
第二回ぐらいからは慣れてきて大丈夫だったんですけど、終わった後はタクシーで寝ちゃいまして（笑）
夜風氏：2〜3分くらいで寝ていて…大丈夫か！？ってなりましたね。マネージャーさんだけは落ち着いていましたけど（笑）
犬塚氏：そこから打ち上げに行ったんですけど、着いたらパッと起きて打ち上げ中もずっと喋ってましたね。疲れて寝たんじゃないんかい！って感じでしたね。夜風さんはどうですか？
夜風氏：面白いこといっぱいあったよね。出演者側として話す内容をお客さんに聞かれるのはあまりよくないじゃないですか。裏の控え室から会場までかなり離れているのに、私たちの声が大きすぎて聞こえていたらしく…それに気づかないで喋っていたこともありました（笑）
あとはおかやま山陽高校の教師チームと生徒チームの対戦がドラマティックだったんですよ。私が先生と生徒が対戦！みたいな前振りしていたら、台本があるかのように戦況が進んだ場面は面白かったですね。ガチバトルやワチャワチャバトルなど毎回違うものが起きてくるのが面白いなって思っております。
ーー 今まで3回開催されてると思うんですけど、一番思い出深い大会っていうのはありますかね。
犬塚氏：強いて言うなら私は第一回目かな。一番最初の大会なのもあるのですが、実況を目の前で聞いたり見たりするのが今までなかったので思い出深いですね。私は解説はできないんですけど、見ながら色々話すことも初めてだったので、緊張もあってすごく印象に残っていますね。だから今までの中だったら、一回目が一番おとなしかったの覚えていないですか？
夜風氏：はい（笑）
犬塚氏：なんですか、その反応（笑）それが私の中ではすごい印象的かなって思いますね。
夜風氏：私はオフラインですね。特に第二回目は選手とお客さんも入ってくれたので、みんなにも経験して欲しいと思いました。本当にオフラインという部分で力をすごく感じたので印象に残っていますね。勝った人が盛り上がって、負けた人が悔しがっている。そういう状況を目で見れるのは印象的だったし、思い出だなって感じるので、これからもやっていきたいなと思っています。都道府県巡りとかしたいですね。
ーー最後にあさよるCUPを楽しみにしている読者の方々に一言お願いします！
夜風氏：あさよるCUPは参加ハードルが低くても、クオリティが高くて一つ上のeスポーツ体験をできるようなイベントにしていきたいです。運営陣も日々ブラッシュアップして「いいものを作るぞ！」って準備してくれているので、参加者だけではなくて、視聴者の方や読者の方に熱が届けられるように頑張ります。今後ともよろしくお 願いします！
犬塚氏：すごく強い方とかも多いし、エンタメ性を狙っている方が出てくれています。私は芸能をやってる子を招待したり、配信者の人に声をかけたりとかもしています。そういう中で、もちろん強い人を見るのもいいですよね。見ていて面白いって思ってもらえたらいいなと思います。
私自身もゲーム歴は長くないので、一番最初にゲームを学ぼうって思った時にYouTubeで大会を見たんですよ。でも、専門用語が多いし解説の人は熱量はあるけど、私はどう勉強したらいいんだろうって感じちゃったんですよ。そういうのではなくて、初心者が入りやすくてあさよるCUPでAPEX始めようかなって言ってくれる人が増えたらいいなと思っています。色々な層から見てもらって、この大会に出たいと思ってもらえる大会にしたいです。
あとは参加者のみんなが目指したいものや様々な強さが集まっているのも、すごいいいところだと思うんですよね。何より勝った方はインタビューでラジオに声が乗るんですよね。優勝だけじゃなくて、絶対ラジオに声乗せたいんだ！って人でもいいし、色々な気持ちを私たちが届けつつ面白いあさよるCUPになったらいいなと思っているので、今後ともよろしくお願いします！
ぜひ一度視聴してほしい番組！
▲配信後に快く撮影に協力してくれた。本当にお疲れ様でした！
ここまでいーらじ＆あさよるCUPの収録風景と代表の望月氏、パーソナリティーの犬塚あさな氏と夜風氏のインタビューをお届けしてきた。
いーらじもあさよるCUPもとても賑やかで、見ているこちらも元気をもらえる番組、大会になっているので、ぜひ一度視聴してみてほしい。2つともeスポーツに特化している番組企画になっているので、eスポーツが好きな方に刺さるものになっているぞ。
次回のあさよるCUPも開催予定らしいので、参加の募集が始まったらぜひエントリーしてみてはいかがだろうか。
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（編集・執筆／ゲーム山本）
