KURO GAMEが手掛けるオープンワールドRPG『鳴潮』が4月25日より、クローズベータテスト(以下CBT)を実施する。今回のCBTは、PC版、スマホ版(AndroidとIOS)が対象。今後はマルチプラットフォームのテストを開始することも決定している。そこで本記事では『鳴潮』のゲーム性や世界観をゲームエイトライターが解説していこうと思う。気になっている方は、ぜひチェックしてみてほしい。
※記事内容は開発段階のものです。正式版と内容が異なる場合があります。
『鳴潮』ってどんなゲーム?
『鳴潮』は、KURO GAMEが手掛ける基本プレイ無料のオープンワールドRPGだ。本作のCBTが海外初になっており、2023年4月25日から開始され、日本でプレイできる貴重な機会になっているぞ。圧倒的グラフィックで作り込まれたオープンワールドを自由自在に冒険することができ、RPGが好きな方や終末SFの雰囲気が好きな方に特におすすめできる仕上がりになっている。
今回のCBTはPC版とスマホ版(Android、IOS)の開催となっているが、2023年内にマルチプラットフォーム版のテストを行う予定だ。気になる方は、今後の続報を待つようにしよう。
では、早速PV動画内の画像と一緒に本作のゲーム性や世界観をみなさんにお届けしよう!
注目のバトルシステムを紹介!
爽快感あるバトルを味わえる
本作の魅力は、何と言っても爽快感あるバトルを楽しめることだろう。敵に攻撃が当たった時のエフェクトや音もしっかり作り込まれており、他のゲームではなかなか味わえない仕上がりになっている。
すべてのプレイアブルキャラには通常攻撃や共鳴スキル、共鳴解放(必殺技)のほかにキャラ特有の仕掛けが存在する。大きく戦闘方法が変わってくるので、お気に入りのキャラを練習してゲームを楽しむ方法も面白いと思うぞ。
バトルではコンボを繋げることで、敵に大ダメージを与えることができ、優位に立てるだろう。キャラによって攻撃方法も変わってくるので、敵によって有利不利な場面が出てくる。
共鳴解放を発動するとアニメーションが流れ、ド派手なエフェクトを確認することができた。キャラによってアニメーションが違ってくるので、眺めているだけでも十分楽しむことが可能だろう。
本作では、敵の攻撃が命中する前に攻撃を行えばパリィが発動する。パリィが発動すると敵が硬直状態になるので、大ダメージを与えられるチャンスを得ることが可能だ。
上記で説明したパリィの他にも、空中回避やパーフェクト回避の操作が可能。敵の攻撃によってパリィか回避を選んでバトルを進めていく必要性も出てくる。
うまく使いこなすことで深いバトルを繰り広げることができ、敵との読み合いがより楽しくなること間違いなしだ。
モンスターを収集!?
本作はモンスターを倒すことで、音骸と呼ばれるアイテムが一定確率でドロップし、収集することでスキルを獲得できる。モンスターによって得られるスキルも、ステータスアップやアクションの拡張など種類も豊富になっている。本作独特の機能になっており、今まで体験したことのない育成方法に驚かされること間違いなしだ。
強大なボスとの戦闘も待っている
本作には強大なボスとの戦闘も待ち受けており、手に汗握るバトルを繰り広げられる。ボスの見た目も様々で、人型をしていたり動物の姿をしていたりと多種多様だ。各ボスの属性や行動などももちろん違ってくるので、攻略しがいがある点も魅力と言える。
広大な世界がプレイヤーを待っている!
▲霧が濃い水辺を確認できる。一体どのような試練がプレイヤーを待っているのか…。
本作はオープンワールドということもあり、様々な世界が用意されている。クオリティの高いグラフィックで作り込まれているので、一つ一つの景色を見るだけでも十分楽しめること間違いなしだろう。そしてこの広大な世界を様々な方法で探索することができ、自由かつ快適なオープンワールド体験を味わうことが可能だ。
ここで本作に登場するリアルな世界の風景をみなさんにお届けしていこう。
水上要塞のような印象を受ける街を確認。堤防のような建造物があり、敵の襲来にも対応できるだろう。
夜になるとまた違った雰囲気を楽しむことができる。なにか魔物が出そうな雰囲気の中に明かりが灯っているのがなんとも言えない。
荒廃した街並みを楽しむことも可能だ。建物にツタのようなものが生えており、何年も前に滅んでしまったことが想像できる。
中央に龍が鎮座している光景に圧倒されてしまった。この龍が一体なにを意味しているのか…。
上記で紹介した他にも、様々な世界を楽しむことができるぞ。お気に入りの街を探しながらプレイするのも本作の楽しみ方になってくるだろう。細かな部分まで作り込まれているので、マップ上にある小物にも注目しながら探索すると、より本作の世界観にのめり込むことができるはずだ。
魅力的なキャラも多数登場
▲龍の模様が印象的な「忌炎(キエン)」。『夜帰』の団長で大義を抱えて、疾風迅雷のように決断と行動を行う心強いリーダーだ。かっこいい見た目に見とれてしまった…。
本作には魅力的なキャラが多数登場し、ゲームの世界を彩ってくれる。ここでは登場するキャラの一部を紹介していこうと思う。みなさんはどのキャラが気になるか、思いを馳せながら確認してみて欲しい。
▲本作は男性と女性の2つの選択肢を提供している。
▲ワイルドな服装が印象に残る「炽霞(シカ)」。『天工』隊員の一人で「正義の味方」を名乗り、いつも天城で全力奔走している疲れ知らずの少女。よく見るとおなかに傷が…一体誰がこんな可愛らしい女の子を傷つけた!許すまじ!
▲爽やかな雰囲気が印象に残る「秧秧(ヤンヤン)」。忌炎が団長の『夜帰』隊員の一人で、人を宥める才能を持ち、穏やかな性格をしている少女だ。黒と青を基調とした衣装からチラリと見えるサラシはセクシーポイントが高めだ。
▲ピンク色の衣装が可愛らしい「安可(アンコ)」。黒海岸の一員で、常に黒と白の2体の羊ぬいぐるみを持っている天真らんまんな女の子だ。絶対に守ってあげたくなるような見た目に惹かれる方も多いのではないだろうか?
上記で紹介したキャラの他にも、魅力的なキャラが多数登場するので、お気に入りキャラを探しながらプレイしてみて欲しい。
クリエイター募集イベントも開催中!
本作ではクリエイター募集イベントも開催されており、自分のYouTubeやTikTokアカウントを持っていて投稿できる方が対象だ。気になる方は参加するのを忘れないようにしよう。
今後の動向に要注目!
この記事では『鳴潮』のゲームシステムや世界観を紹介してきた。
本作は自由自在の探索やバトルを楽しむことができ、ハイクオリティなオープンワールドRPGを楽しめる作品に仕上がっていると言える。バトルシステムも本作独特なものになっており、今までのオープンワールドRPGとは違った面白味を見出せるのが印象に残る。終末感を押し出している世界観も魅力的で、風景を見ているだけでも十分楽しめる作品だと筆者は感じているぞ。
まだまだCBT段階だが、オープンワールドRPGの覇権を握るであろう作品なので、今後の情報を見逃さないようにしておこう。筆者ももちろん公式Twitterをフォローして最新情報にアンテナを張っているぞ!
『鳴潮』 クローズドβテスト ゲームプレイ動画
▲本作のCBT・コンセプトPVも公開されているので、気になる方はチェックしておこう!
『鳴潮』の概要
KURO GAMEについて
KUROGAMEは、2014年に設立されたゲームデベロッパー。設立した当初は30人あまりの小さなチームでしたが、同社が開発した『バニシング:グレイレイヴン』がアクションゲームの新境地を切り開くことに成功したことも手伝って、現在では800人の大所帯に成長している。
現在KURO GAMEでは『鳴潮(Wuthering Waves)』を開発だが、この作品には『バニシング:グレイレイヴン』で磨いた、同社のアクションのゲームのエッセンスがふんだんに盛り込まれていることから、多くのファンばかりか、マーケットも注目をしている。
(編集・執筆/ゲーム山本)