「常に変化する京都のアート&カルチャーの今」を発信するホテル アンテルーム 京都は、2023年7月5日より、現代アートとインディーゲームの相互の魅力に迫る展覧会「art bit - Contemporary Art & Indie Game Culture - #3」(以下、art bit展)と漫画家・西島大介氏監修による「せかまほ泊まれる原画展」を同時開催することを発表した。
<以下、リリースより引用。>
「art bit展」は、日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit」と連動し、エントランスギャラリーにて2021年から毎年夏に開催している入場無料の企画展です。
また、会期中には、西島大介氏の世界をじっくりと体験できる「せかまほ泊まれる原画展」をホテル客室にて展開。ご宿泊者限定の客室展示として、本日より宿泊予約を開始します。
『art bit - Contemporary Art & Indie Game Culture -』展(以下、art bit展)について
2011年の開業以来、「常に変化する京都のアート&カルチャーの今」を発信してきたホテル アンテルーム 京都と、2013年より続く日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit」との出会いから生まれた本展では、現代アートのゲーム性とインディーゲームの芸術性という、合わせ鏡のような魅力とクリエイティビティのルーツに注目。
互いのカルチャーの垣根や、アーティストやクリエイター、研究者といった立場を超えた人と人との交わりから、アートとゲームの新たな可能性を追求しています。
3年目となる本年は「ホモ・ルーデンスの夏休み、夏の夜の夢」をテーマに、わたしたち人間の持つクリエイティブな野生や遊び心を解き放つ多彩な作品を展示します。
現代アートからは、美術家・やんツー氏の《遅いミニ四駆》やおおしまたくろう氏の《ぼくのDTM》など懐かしいガジェットを活かした遊び心あふれるインスタレーションが、インディーゲームからは、夏休みの自由研究のような愉しさにあふれた『Toy Forming』(Toyforming Studios)や『TopplePOP: Bungee Blockbusters』(ArkimA)、あるいは『Difficult Moon(むづかしい月)』(イタチョコシステム ラショウ)や『Whale Fall』(山根風馬)といった異界への誘いを感じさせるタイトル群が正式出展。
さらに「夏休み」をモチーフにした最新コンシューマータイトルから、『LOOP8』(マーベラス)と『なつもん! 20世紀の夏休み』(スパイク・チュンソフト)の2作品が特別参考出展。
ギャラリーおよびプレイスペースにて自由にご鑑賞、ご試遊いただけます。
また、会期中には関連催事として、国内外での主要なデジタルゲームの展覧会の来歴をたどる立命館大学ゲーム研究センターによるパネル展示「ゲーム展TEN2」や、国内外で活躍する新進気鋭のゲームデザイナーによる実験的なアナログゲーム作品の企画展「これはゲームなのか?展」プロデュースのボードゲームバー、京都を代表するゲーム系アパレルブランド「EDITMODE」によるPOPUPストアなど、ゲームカルチャーの今を感じられる様々な企画を予定しています。
【art bit展概要】
名称:art bit - Contemporary Art & Indie Game Culture - #3
会期:2023年7月5日(水)〜9月2日(土)
会場:ホテル アンテルーム 京都 GALLERY9.5
入場料:無料
「せかまほ泊まれる原画展」について
漫画家・西島大介氏監修によるホテルの客室を使用した原画展を開催いたします。
西島氏の代表作の一つ『世界の終わりの魔法使い』の直筆の原画や、芸術家集団・パープルームに所属するアラン氏が制作したボードゲーム作品「影の魔法と魔物たち」を展示予定です。
デジタルであれ紙の本であれ「マンガ」は複製芸術である一方、その生原稿は一枚だけのオリジナルです。
デジタルによる作画技術の発展により、失われつつある原画というカルチャーを、宿泊体験とともに作品として鑑賞いただける貴重な機会です。
※作品画像及びお部屋、関連商品などはイメージ画像です。実際の展示内容やお部屋とは異なる場合があります。
西島大介
漫画家。2004年『凹村戦争でデビュー。作品に『世界の終わりの魔法使い』『ディエンビエンフー』など。
2020年より個人電子出版レーベル「島島」を設立し、ほぼ全ての自作の電子配信をインディペンデントに行う。最新作『コムニスムス』連載中。
https://daisukenishijima.jimdofree.com/
『世界の終わりの魔法使い』(2005~2022)
魔法と科学、オリジナルと複製をテーマに、魔法使いサン・フェアリー・アンと科学少年のムギが、禁じられた複製魔法「影」をめぐり大冒険を繰り広げるファンタジー。
2005年に第1巻が刊行され、シリーズ化。最新刊は第6巻『世界の終わりの魔法使い 6 孤独なたたかい』(駒草出版)。
『影の魔法と魔物たち』(2020)
「魔法使いが空を舞い、影を放ち、魔物が世界を食べ尽くす」という世界観をルールに落とし込むことで、原作マンガで描かれている魔法の爽快感と虚無性、魔物の残虐性をゲーム上で再現したボードゲーム作品。
アラン氏(アーケタンデュ)がゲームデザインを担当し、西島氏がイラストレーションを描き下ろしている。
ご宿泊者特典
先着200名様には、描き下ろし未発表『世界の終わりの魔法使い 7 さまよえる双子(仮)』の第一話を小冊子としてプレゼント。
【「せかまほ泊まれる原画展」概要】
対象部屋タイプ:ツインルーム 1室(定員2名)、セミダブルルーム1室(定員2名)、シングルルーム 2室(定員1名)
料金:9,000円〜
提供期間:2023年7月6日(木)チェックイン〜9月3日(日)チェックアウト
チェックイン時刻:15:00
チェックアウト時刻:11:00
※価格は時期により変動いたします
※ご予約価格等、ご予約についての詳細な情報は、ホテル公式Webサイトをご覧ください
予約について:
2023年6月13日12:00より、下記にてお申し込みいただけます。
■ツインルーム
ホテル アンテルーム京都 公式Webサイトから申込み
予約ページURL
素泊まり:https://tinyurl.com/3t4w7x5e
朝食付:https://tinyurl.com/d872pxwm
■セミダブルルーム、シングルルーム
ホテル アンテルーム 京都への電話申込み
075-681-5656
キャンセルポリシー:
不泊:宿泊料金の100%
当日:宿泊料金の80%
前日:宿泊料金の50%
3日前から:宿泊料金の20%
【ホテル アンテルーム 京都について】
築23年の学生寮をコンバージョンし、2011年4月にオープンしたホテル。
「365日アートフェア」のテーマのもと、名和晃平氏や蜷川実花氏ら9組以上のアーティストが客室を手掛けるコンセプトルームや、アーティストとのコラボレーションによるイベントなど、アートを切り口に様々な発信を行っています。
2020年には、那覇とソウルにもホテル アンテルームが開業しました。
国内外でまちづくりにつながる事業の企画、設計、施設運営を手がけるUDSが企画、設計、運営を手がける、UDSグループの施設です。
〒150-8044 京都府京都市南区東九条明田町7番
https://www.uds-hotels.com/anteroom/kyoto/
【UDS Hotelsについて】
事業性と社会性を実現するしくみ=「システム」で都市を豊かに楽しくすることを目指して、まちづくりにつながる事業の企画、設計、施設運営を手がけるUDS( https://www.uds-net.co.jp/ )が展開する宿泊施設。
豊かな地域性が織りなす各地の「まち」の魅力に触れることで、毎日がもっと豊かに、楽しくなる、新しい気づきのある旅先の拠点を目指して日本、中国、韓国で15(2021年9月現在)のホテルや旅館、リゾート施設を企画、設計、運営しています。
https://www.uds-hotels.com
(編集・執筆/はちたろう)