一般社団法人日本eスポーツ連合は、2024年1月25日に第1回「日本eスポーツアワード」を開催したことを発表した。
<以下、リリースより引用。>
一般社団法人日本eスポーツ連合(会長:早川英樹 以下、JeSU)は、2024年1月25日に第1回「日本eスポーツアワード」を開催いたしました。日本国内のeスポーツ界における功績と貢献を称える本アワードは、3ヶ月間におよび累計13万3,005票も寄せられたファン投票の結果を基に、eスポーツ業界関係者からなる審査員の投票、審査委員会の厳正なる審査により、全16部門の受賞者が発表されました。
(公式HP:https://esportsawards.jp / アーカイブURL:https://www.youtube.com/watch?v=O0R1o8ysdZI)
受賞者一覧
Under18最優秀eスポーツプレイヤー賞
あcola|ZETA DIVISION
最優秀eスポーツ大会賞
VALORANT Masters Tokyo
最優秀eスポーツクリエイター賞
k4sen|ZETA DIVISION
最優秀eスポーツチーム賞
ZETA DIVISION
最優秀eスポーツゲーム賞
STREET FIGHTER 6
最優秀ストリーマー賞 powered by 株式会社コーセー
SHAKA|‐
最優秀eスポーツキャスター賞 powered by au PAY
岸大河
eスポーツ功労賞
Yossy(吉村尚志)、松本祐輝、豊田風祐
最優秀ノンセクションゲームプレイヤー賞
Mugi|Crazy Raccoon
最優秀スポーツゲームプレイヤー賞
うでぃ|-
最優秀マインドゲームプレイヤー賞
あめみやたいよう|-
最優秀eモータースポーツゲームプレイヤー賞 powered by Lenovo
宮園拓真|TOYO TIRE
最優秀MOBAプレイヤー賞 powered by マウスコンピューター
Evi|福岡ソフトバンクホークス ゲーミング
最優秀シューティングゲームプレイヤー賞 powered by Intel
Laz|ZETA DIVISION
最優秀格闘ゲームプレイヤー賞 powered by ベルク
あcola|ZETA DIVISION
年間最優秀eスポーツプレイヤー賞
あcola|ZETA DIVISION
当日の様子
本アワードは、eスポーツ業界の立役者が一堂に会した国内初の大規模イベントとなりました。会場には、eスポーツに携わる多くの関係者やeスポーツを愛するファンが集まりました。
アワードが進行するにつれ、次々と登壇するeスポーツ業界で活躍する方々を前に目を輝かせたり、コメントに大きく頷いたりと、まさにファンと歩むことを何よりも大切にする本アワードの理念を体現した空間となりました。
また、累計13万3,005票となったファン投票の結果を踏まえ、審査員により選出された各部門受賞者の中には、ここに至るまでの道のりを振り返り、達成感や嬉しさを交えたコメントをする方や、これからの決意を表明される方もいらっしゃいました。
司会進行を務め、初代「最優秀eスポーツキャスター賞」を受賞した岸大河さんは、「たくさんの方々に投票し支えていただき感謝いたします。」と挨拶するとともに、自身の今後の目標として「ファンの皆様にとって最高な実況ができるように、日々鍛錬している他のキャスターとともにeスポーツを盛り上げていきたいです。」と述べました。
初代の年間最優秀eスポーツプレイヤー賞に輝いたのはあcolaさん。
「Under18最優秀eスポーツプレイヤー賞」、「最優秀格闘ゲームプレイヤー賞powered by ベルク」と合わせて三冠となったことを踏まえて「すごくうれしいです。まだ信じられないです…」と驚いた様子を見せていましたが、「みんなから憧れられて、面白いプレーが…できるか分からないけど、期待を裏切らない選手になりたいです」と照れ臭そうにしながらも嬉しそうに話しました。
一段と大きな歓声と拍手を受け、会場はこの日一番の盛り上がりを見せました。
垣根を越えて感動的な瞬間や熱い想いを共有し、eスポーツ業界がひとつとなり、記念すべき第1回「日本eスポーツアワード」は幕を閉じました。
Under18歳最優秀eスポーツプレイヤー賞
<あcola|ZETA DIVISION>
ゲームタイトル:大乱闘スマッシュブラザーズ
Xアカウント:@acola_Lui
「去年は大会の結果を意識しながらめちゃくちゃ頑張ったので、その頑張りがこのような形で実って嬉しいです。今年は去年よりもさらにいい結果を残せるように頑張りますので、応援のほどよろしくお願いします。ファンの皆様投票してくださってありがとうございました。」
最優秀eスポーツ大会賞
<VALORANT Masters Tokyo>
Xアカウント:@valesports_jp
「2021年に始動したばかりですが、昨年末のLAでの大会では同時接続者数180万人と大きな規模に成長しました。その中でも日本のファンの熱量はトップレベルで、昨年日本で開催する運びとなりました。関係者、選手、画面の前で応援してくださったファンの皆様あってこその受賞です。今後ともご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします。」
最優秀eスポーツクリエイター賞
<k4sen|ZETA DIVISION>
Xアカウント:@k4sen
「素晴らしい賞を受賞させていただきありがとうございます。いつも応援してくださるファンの皆様、素晴らしいゲームを提供してくださる関係者の皆様のおかげです。今はまさに、自分の大会を開催しているため参加がかなわなかったのですが、私に似ているスタッフに登壇してもらいます。今後も喜んでいただけるイベントを開催していきます。」
最優秀eスポーツチーム賞
<ZETA DIVISION>
Xアカウント:@zetadivision
「今回受賞できたのは、ひとえにメンバ―の日々の努力の賜物だと思っています。そして支えてくださる関係者の皆様、応援してくださるファンの皆様のおかげです。今後もより応援してもらえるようなチーム運営をしていきます。そして、日本のeスポーツ文化をより良いものにしていきますので、よろしくお願いします。」
最優秀eスポーツゲーム賞
<STREET FIGHTER 6>
Xアカウント:@CAPCOM_eSports
「受賞できてよかったです。格闘ゲームはあまりこういう場で日の目を浴びることはあまりなくて…「eスポーツ」という言葉がない頃から20年以上大会をやってきましたが、今回こうして受賞できたことで最終地点にきて盛り上げることができたのかなと思っています。選手の皆さん、コミュニティチームのみんなで獲れた賞です。ありがとうございました。」
最優秀ストリーマー賞powered by 株式会社コーセー
<SHAKA>
Xアカウント:@avashaka
「普段、好きに配信しているだけでこのような賞を受賞していいのかと思いましたが、ファンの皆様に応援いただいたおかげなので、素直に喜ばせていただこうと思います。ゲームを作ってくださる方や、大会を運営してくださる方に感謝いたします。これからも配信を続けていくので応援してくださったら嬉しいです。
最優秀eスポーツキャスター賞powered by au PAY
<岸大河>
Xアカウント:@StanSmith_jp
「たくさんの方々に投票し支えていただき感謝いたします。キャスターを代表しての受賞となりましたが、ファンの皆様にとって最高な実況ができるようにと日々鍛錬している他のキャスターとともにeスポーツを盛り上げていきたいです。今後も選手の気持ちや一つひとつの技術を声にしてお届けできたらと思います。」
eスポーツ功労賞①
<豊田風祐>
「ひとえにメーカー、スポンサー、ファンの皆様のおかげで、13年続けてこれました。今後もeスポーツの社会的地位の向上を掲げて活動していきますので、よろしくお願いいたします。」
eスポーツ功労賞②
<松本祐輝>
「2019年からeスポーツに携わる仕事をしております。これまで様々な案件をサポートさせていただきありがとうございました。先輩・後輩弁護士、eスポーツに携わりたいという私の意思を尊重してくださった皆様に感謝いたします。これからもeスポーツの良い面は伸ばし、悪い面を改善し、業界に貢献できればと思います。」
eスポーツ功労賞③
<Yossy>
Xアカウント:@YossyFPS
「eスポーツのサイトを始めた当初はeスポーツの存在はまだまだ小さかったですが、そこから尽力してくださったたくさんの皆様のおかげで今があると思っています。世界の中でも20年以上続いているeスポーツのサイトは少ないです。「まだやっているのか」と言われるくらい続けていきたいと思います。ありがとうございました。」
最優秀ノンセクションゲームプレイヤー賞
<Mugi|Crazy Raccoon>
ゲームタイトル:クラッシュ・ロワイヤル
Xアカウント:@Mutyan_cr
「この度は最優秀ノンセクションゲームプレイヤー賞を受賞でき、とてもうれしく思います。去年の世界大会では、皆様の応援のおかげで二度目の優勝を果たすことができたので、今年も去年以上に良い成績を残せるように頑張ります。引き続き応援のほどよろしくお願いします。」
最優秀スポーツゲームプレイヤー賞
<うでぃ>
ゲームタイトル:eFootball™
Xアカウント:@udi_no_mikata
「素晴らしい賞をいただきありがとうございます。コロナで世界大会が開催されなかった二年を経て、オフラインで開催してくださったコナミさんに感謝しています。僕はただ出場する身なので、今後も大会の開催のほどよろしくお願いいたします。」
最優秀マインドゲームプレイヤー賞
<あめみやたいよう>
ゲームタイトル:ぷよぷよeスポーツ
Xアカウント:@inazuma0217tai1
「“テトリスの神”のあめみやたいようです。去年は大会でいい成績を残すことができ、そして今回たくさんの方に投票いただき嬉しいです。今後も神の名に恥じないように頑張りますので、応援のほどよろしくお願いいたします。」
最優秀eモータースポーツゲームプレイヤー賞powered by Lenovo
<宮園拓真|TOYO TIRE>
ゲームタイトル:Gran Turismo
Xアカウント:@Kerokkuma_ej20
「いつも応援いただきありがとうございます。正直、eモータースポーツ業界はまだまだ小さなジャンルだと思います。業界で一丸となってこれからも進んでいきたいと思います。また今後も様々なすごい選手
がこの場に立てるような業界にしていけたらと思います。」
最優秀MOBAプレイヤー賞powered by マウスコンピューター
<Evi|福岡ソフトバンクホークス ゲーミング>
ゲームタイトル:League of Legends
Xアカウント:@ebihuryahurya
最優秀シューティングゲームプレイヤー賞powered by Intel
<Laz|ZETA DIVISION>
ゲームタイトル:VALORANT
Xアカウント:@lazvell
「この度は最優秀シューティングゲームプレイヤー賞をいただき嬉しく思います。この賞は皆様のお力添えあってこそのものだと思っています。本日は韓国の大会があり登壇ができませんでしたが、ありがとうございました。」
最優秀格闘ゲームプレイヤー賞powered by ベルク
<あcola|ZETA DIVISION>
ゲームタイトル:大乱闘スマッシュブラザーズ
Xアカウント:@acola_Lui
「受賞できてすごくうれしいです。あまり実感が湧きません…ほかに言葉が思いつかないほどうれしいです。ありがとうございました。」
年間最優秀eスポーツプレイヤー賞
<あcola|ZETA DIVISION>
ゲームタイトル:大乱闘スマッシュブラザーズ
Xアカウント:@acola_Lui
「すごくうれしいです。まだ信じられないです…。みんなから憧れられて、面白いプレーが…できるか分からないけど、期待を裏切らない選手になりたいです。ファンの皆様いつも応援ありがとうございます。見捨てずに応援してくださる皆様が大好きです。これからもよろしくお願いします。」
一般社団法人日本eスポーツ連合(主催)会長コメント
早川 英樹 会長
株式会社コナミデジタルエンタテインメント代表取締役社長
コンピュータエンターテインメント協会理事
「日本eスポーツアワードは今年初開催となり、日本国内のeスポーツにおける成績を表彰します。プレイヤーのみならずeスポーツ市場を支える企業・団体にも幅広く焦点を当て、地方創生、社会貢献など多岐に渡る卓越した功績を称えます。後世に伝えることで日本のeスポーツ界の発展を使命としております。
2018年1月にJeSUがスタートしてから丸6年、やっとこのアワードを実現できることを嬉しく思います。eスポーツの裾野を広げる人々の貢献を本アワードは決して忘れません。さらになにより大切にするのはファンと共に歩むこと。情熱をもってeスポーツを追いかけるファンこそが本当に輝いている人が誰なのかを熟知する存在です。ファンの皆様に寄り添い、一瞬一瞬をアワードとして残せることは大きな財産となります。受賞された皆様には、13万を超えるファンの皆様の熱い一つひとつの票を胸に今後もご活躍いただければと思っております。」
MC陣コメント
貴島明日香さん
「子どもの頃は「eスポーツ」という言葉もなかったですが、ここ数年でどんどん大きくなり、ついにはアワードも行われるほどになって、前に進んでいる感覚があります。eスポーツアワードの記念すべき第一回目のMCとして登壇できて光栄で幸せでした。ステージの袖で選手、ストリーマー、企業の皆様がeスポーツにかける大きな想いや愛情を目の当たりにして、今後もさらに続いていくアワードになるんだろうなといちプレイヤーとしてワクワクしました。」
岸大河さん
「13万以上の票を投票いただきありがとうございました。ジャンルの垣根を越えて、有名選手、キャスター、関係者が一堂に会することは中々ないので、来年以降もぜひ開催していければと思います。そしてファンの方々、このような会をたくさんの方々に見ていただき、熱をもって応援してくださることを嬉しく思います。キャスターとして、選手の活躍が一番のパワーになります。またこのような場で表彰させていただけたら嬉しいです。」
OooDaさん
「各賞を受賞された方おめでとうございます。選手、企業、ファンなど一つひとつがパワーになってムーブメントになってまた大きなものになっていくと思います。受賞して終わりではなく、今後も活躍することによって受賞された方の価値がさらに上がっていくと思います。受賞されなかった皆様も含めてみんなが一丸となってつくっていく業界だと思いますので引き続きよろしくお願いします。」
平岩康佑さん
「一昨年前くらいから世界大会で活躍する日本のeスポーツ選手が増えてきて、国内での盛り上がりを実感しています。eスポーツは自分がプレイするものでないと中々見ることがないというものではありますが、こうして垣根を越えていろんな部門に触れることで、新たな興味につながり世界が広がっていくと思います。」
開催概要
(編集・執筆/はちたろう)