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主要キャラ二人の簡単な設定↓ 名前 カナタ(ボーイ) ランク 27 ブキ 特に無し。 ーーーーーーーーーーー 名前 ルイ(ボーイ) ランク 60 ブキ スプラスコープ
カナタ「う、うあぁぁぁぁぁぁ!たす、助けてっ」 ある日、緊迫感が走るBバスパークにその情けない悲鳴は響いた。 ルイ「ほらほらカナタさんww早く体制立て直さないとw貴方 だっていつまでも初心者イカじゃいられないんですよ?w」 カナタの絶望的な現状とは裏腹に、ルイは笑い転げていた。 ルイの目の前で繰り広げられるものは滑稽としか言い様がない。 ブキは後方に吹っ飛び、相手インクに足をとられてジタバタと 悶えているカナタ。
カナタ「ルイ!笑ってないで助けろよ!こうやってる内に敵がっ . . .ほらぁ!敵来ちゃった!いやホント、マジたすけt))」 案の定、カナタに気付いた敵が前方からの見事なキルを決めた。 ルイ「ふぁぁぁwww死亡フラグやめてくださいwwうぇっww」 カナタのデスによって更に気が抜けたルイは、背後からの敵の 気配に気付いてはいなかった。 . . . . .ように見えた。
痛々しい音と共に、相手インクが飛び散った。 ルイ「不意討ちなんて100年早いわ、ばぁか。」 敵にエイムを合わされた瞬間、ルイは即座にスコープを構えて 一直線にインクを放った。笑いを残しながら、キルした敵を見る ルイの目は恐ろしい程冷たかった。 カナタ「こっのぉぉ、ルイ!お前、なんで助けなかったんだよ!」 そこに、リスポン地点から戻ってきたカナタが声を掛けてきた。 ルイの目はカナタに目線を向け、その冷酷さは抜けた。
カナタ「. . .ルイ?どうした?そういえば、あの敵は. . .?」 自らを倒した、あの敵が消えているのに気付き、問い掛けた。 ルイ「あぁ、アレなら俺が始末しておきました。心配無用。」 カナタ「なっ、始末って. . .手加減はしてやったんだろうな?」 少し不安そうな顔で、カナタはさらに問い掛ける。 ルイ「. . . . . .ええ、大丈夫ですよ。」 ふっと静かに笑った後、ルイはカナタのもとへ駆け寄った。
ルイ「さぁ、カナタさん。残り時間少ないですし、あとは 敵をキルしまくれば俺達の圧勝ですよ。」 いたずらっ子のような笑みを浮かべ、カナタを全線へと誘う。 カナタ「. . .あぁ、そうだな。頑張ろうぜ!!」 二人は勢いよくBバスパーク中央高台に向かった。 その後、中央高台を先取したカナタ達のチームは、相手チームに 容赦無く攻めこみ、見事勝利した。 カナタのデス数は、言うまでもないだろう。
ルイ「さて、どうします?もう夕方ですけど. . .しょうがない、 俺の体力情報をお伝えしてあげますね。」 カナタ「お?」 ルイ「まず、全体的に疲れていますね。疲労が溜まっています。 呼吸をするのも面倒になってきています。帰りたいd))」 カナタ「お前のその情報は誰得だよ。駄目だ、もう一試合。」 そう言って、カナタはルイを引きずっていった。 ルイスプラはスコープを、カナタはスシコラを担いでナワバリに 挑んだ。
カナタ「うげぴぃっ. . .(シュパパパパ)」 敵「!?」 カナタの奇妙な嘆き声に思わず敵も固まる。 ルイ「う、うげぴぃっwwなんですかそれwwwうげぴぃwwww」 相変わらずルイは、腹がちぎれる程爆笑している。 カナタ「だからぁ!助けてよ!俺めっちゃヘルプ言ってるじゃん!」 試合が始まって約1分。カナタのヘルプ数は. . . ルイ「多分31回目だと思います。」 冷静な顔で、ルイはカナタにそう告げる。 カナタ「それ絶対冷静な顔で言うことじゃない!」
やっとのことでカナタが敵を倒した時には、もうすでに 残り時間1分となっていた。 ルイ「ほらぁ、カナタさんが茶番やってる間に、負けちゃって きてるじゃないですかぁ。」 カナタ「試合開始からリスポン地点一歩も動いてないお前には 言われたくないかな!てか茶番じゃないし!本気だし!」 ほぼ半ギレ状態のカナタは、ルイに試合に貢献するよう促す。 ルイ「はぁー、仕方ないですね。2~3キルはしてあげますよ。」 カナタ「とんだ戦犯じゃねぇか。」
うげぴぃっ
二人が前線に出ていく頃には、完全に相手チームのペースであった。 カナタ「うわっ、これ逆転できっかなぁ...。」 ルイ「大丈夫ですよ、カナタさんが頑張ってくれるんでしょう?」 ニヤニヤとからかうようにカナタを見る。もはやいじめであろう。 カナタ「お、おう。がががが頑張るぜ!」 そして、あっけなく試合は終了した。ジャッジ君の振り上げた旗は、 カナタ達のチームだった。 ルイ「あ、本当に勝った。凄いですねぇカナタさん。」 カナタ「まぁな!俺にかかればこんなモンよ!」
「で?何キルしたんですか?」 「え?」 「何キルしたんですか?もちろん俺よりはキルしてますよねぇ?」 にっこりとカナタに詰め寄る。圧が凄いことに定評のあるルイである。 「い、いや?それは別に...ほ、ほらっ、ルイの方がランク高いし 強いじゃん?試合慣れしてる訳だからぁ...」 「何 キ ル し た ん で す か ?(ニッコリ)」 「3です...」 カナタは消え入りそうな声で答えた。3キルでも、結構マシな方だ。 初試合の時なんか、3分間ずっと青空を見上げていたという。
「そ、そういうルイはどうだったんだよ!結構サボってたろ!?」 「9キルです。1分で9キル...ちょっと調子悪かったんですよ。」 俺の3倍じゃねぇか、そうツッコミたくなる衝動をグッと抑えたカナタ。 「ほら、カナタさん。もう帰りましょう?約束したでしょう?」 チャージャーをいそいそと片付けながらカナタを急かす。 「そうだな。帰るかぁ。今日もありがとな、ルイ。」 ニッっと歯を見せて笑ったカナタは、日が沈んでいくハイカラスクエアを 自分の家へと歩いてった。
「ありがと、ですか. . .。」 カナタにありがな、と言われた事に、まるでお礼をされるのに 慣れていないかのようにルイは固まった。そして、微笑んだ。 カナタの姿が見えなくなったのを確認し、ルイも家へと向かう。 これが二人の日常。争いながらも結局は最後まで一緒に戦い、 最後まで笑い、最後まで楽しんでいる。 お互いの存在を認めあって、今のカナタとルイがある。 これからの二人の事も、見守っていきたいと考えている。END
~次章のお知らせ~ •ルイの兄ちゃんとかナギサ姉妹が参戦したりする(。-`ω-) •主にガチホコしかやんない気がする。あとはグダグダ...かな。 •相変わらずのつまらなさ&話の展開の遅さ。 ↑です!黒ポチ3個目に関してはご了承くださいm(__)m
夏の暑さが混じってきた6月...今日も二人の声が聞こえてくる。 「っル、ルイ!パス!パァァァス!!」 ガチホコを必死に担ぎながら叫んでいるカナタ。 「え、やめてくださいよ。ホコ重いじゃないですか。無理です無理。」 眉間にシワを寄せながら首を横に振り、拒絶するルイ。 全速力でゴールへと向かうカナタと、面倒臭そうにその後をついていく ......つ、ついてい...ついていくのを諦めたルイ。 「ええええええええええうっそだろぉぉぉ、ルイぃぃぃぃぃぃ!?」
「ちょっと靴擦れしてるんでこれ以上走れないんですよ。」 黒光りするロッキンブラックを擦りながら完全に諦め状態の 顔でカナタを見る。安定のやる気の無さである。 「嘘つけぇ!!お前、その靴買った時に『2cm大きめに。』とか 言ってガッポガポで履いてたじゃねぇか!!」 つい1ヶ月前の出来事に思わずツっこんだカナタ。 事実、ルイの靴は長靴のようにガッポガポであった。 「チッ、まぁ、さっさとホコ置いてきちゃってくださいよ。」 「過去最高のえげつない舌打ちしたなお前。」
ステージのど真ん中で、相変わらずの茶番を繰り広げていた 二人。もちろんのこと、敵もウヨウヨといるわけだ。 「あー、もう!とにかく行くぞ!ホコだけは奪われないように しないt)). . .ってあぁぁー!!」 カナタが振り返った瞬間、前方からロボットボムが迫っていた。 ルイは呆れ顔で、リスポン地点へと戻っていく。 「え、ルイ!?この状況で見捨てる!?ちょ、マジ死ぬかr」 フワフワと、カナタの魂は6月の空へと消えていった。 「カナタさんデジャヴwwwwwwww」
そこからの敵の逆転劇は凄まじかった。 ホコは猛スピードでカナタ達のゴールへ運ばれていく。 「ま、またかよぉぉぉぉぉ . . .。」 カナタの落胆の声で、試合は敵の勝利で終了した。 「どんまいです、カナタさん。でもほら、大事なのは切り替え ですよ切り替え。次の試合、俺たちも行きましょう。」 「お前. . .そう言って次もサボることを俺は知ってんだよ。」 駄弁りながら、再び二人はガチマッチへ向かっていった。 カナタはキャップを被り直し、気合いを十分に入れた。
「次はどんな奴とマッチングすんのかな. . .」 「別に誰とやったって、所詮カナタさんですし. . .ねぇ。」 鼻で笑いながら、カナタに喧嘩を特売セールしているルイ。 案の定、それをスピーディーに購入していくカナタ。 「はぁん!?言ったなお前!いいよ敵の一番ランク高い奴をキル してやるよ!!そんで圧勝してやるよ!!」 喧嘩を買ってギャアギャア叫ぶカナタをよそに、 ルイは他のマッチングするイカを見ていた。 『レイト』 その名前を見つけた瞬間、ルイは硬直した。
「お、8人集まったみたいだな。. . .ルイ?」 真っ青になりながら愕然としているルイに声をかける。 「カナタさん、ホコのウデマエって、いくつですか?」 かすかに震えた声で問いかける。 「えぇっと、確かお前と一緒で. . .-Bだったはず。 まぁ、お前は本気出せば余裕でSだろうけどな。」 ハッと虚しく笑ったカナタ。 「. . . . . .なはずが. . .。」 「え?」 「そんなはずがっ、アイツがここにいるなんてあり得ないっ!!」
「ちょ、ルイ?どうしたんだよ...!」 心配そうにルイに駆け寄り、落ち着かせようとするカナタ。 「カナタさん、今すぐこの部屋から出ましょう。俺達には危険すぎる。」 カナタの手を引き逃げ出そうとするルイ、そんな二人を無視するように 試合は始まりを迎えた。 「ルイ、何があったのかは分からないけど、とりあえず落ち着くまでは リスポン地点で休んでろよ!俺も様子見に来てやるから!」 そんな頃、敵のリスポン地点では、一人のイカが笑っていた。 ?「さぁ、始めようか。」
騒々しい音と共に、試合は始まった。 「ホコをまず死守して!なるべくキルもお願い!」 「そこ!敵いるよ!スぺ溜まってんなら使って、早く!」 そこら中に飛び交う敵の声を避けるようにカナタは全速力で走る。 その表情は、とても張り詰めたものだった。 「ルイ...なんで...なんで言ってくれなかったんだ...!」 そう呟き、敵なんか、ホコなんか、お構いなしに敵のリスポン地点へと 更に速度を上げて走った。 その敵のリスポン地点には、不穏な空気が流れていた。
カナタは、息を切らしながら目の前の彼に問いかける。 「あ、貴方はっ...ルイのっ、」 「ちょっとぉ、まずはあいさつでしょー?」 カナタの問いかけを切るように、妙に明るい声で話しかける。 「初めまして、カナタ君...だっけ?よろしくね。」 ニコッと笑みを浮かべ、優しい声色のままでカナタに手を差し伸べる。 「あ、は、初めまして。あの..なんで俺のことを知って...」 「え、そりゃあ...ねぇ?wえ、分かんない?w」 急にニヤニヤとする彼に、戸惑うカナタ。
「ねぇ、君さ...ルイって子、知ってるでしょ?」 自分が言いたかったその名前を、キッパリと言われてしまったカナタ。 「知ってる、って顔だね。そりゃそうか。お友達だもんね。」 まるでずっと二人を見てきたかのような口振りで話し続ける彼。 そんな中、カナタはグッとこちらから質問するタイミングを伺っていた。 「で?カナタ君、何か俺に聞きたがってたよね?何かな?」 絶好のチャンスが回ってきたのを、カナタは必死に受け止めた。 「あの、貴方は、ルイのお兄さん..ですか?」
僅かな沈黙の後、彼は口を静かに開いた。 「あーあ、バレちゃった。ルイの奴、何か言いやがったな。」 腕を頭の後ろで組み、ブーブーと呟きはじめる。 「バレないもんかと思ってひっそり潜ったのにさぁ... ルイのお友達は急に俺んとこ来るし。つまんねーのー!」 駄々をこねる幼い子供のように彼はリスポン地点に座りこんだ。 「あ、そうだ。カナタ君、俺の名前知らないよね? レイトっていうの。かっけーだろぉ!?」 ドヤ顔でカナタに話しかける。 「レイトさん、ですか..。」
「そう!レイトさんとお呼びなさい!」 先程までの殺気のようなものは、全く感じられない。 とても明るく、陽気なイカに見える。 それなのに何故、ルイはあんなに怖がって. . .? 「あの、ルイをここに呼んできてもいいでしょうか?」 兄弟の間で、何があったのか。本当のことが知りたい。 「んー、今はちょっと駄目かな。俺も、ルイも。」 少し困ったような笑顔でカナタの申し出を断った。 「. . .分かりました。でも絶対、また会いに来ます!」
おもしろい
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久々に来てみた
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