2023-12-15

【製品レビュー】AYANEOが手掛ける最高級ポータブルゲーミングPC『AYANEO KUN』をレビュー!8.4インチ1600P IPSスクリーン搭載のハイスペックなポータブルゲーミングPCの使用感とは?

PR

どこにいてもゲームをしたい!というゲーマー向けのポータブルゲーミングPCを開発している『AYANEO』。今回は、新たに発売予定の『AYANEO KUN』について、実際の製品を提供していただけた。この記事では、製品の特徴や実際のゲームプレイを通しての使用感などをレビューしていく。

AYANEOシリーズとは?

画像

AYANEOが手掛ける、ゲーマー向けポータブルゲーミングPCのAYANEOシリーズ。2021年に誕生した新星ながらも、これまでに超薄型で持ちやすい『AYANEO AIR』やガラスで覆われたスタイリッシュなデザイン『AYANEO 2』など様々な製品を生み出してきた。

今回は、新たに12月発売予定の『AYANEO KUN』について、付属品やスペック、実際に触ってみてのレビューを交えて紹介していく。

高級感のある木箱に包まれた外装

画像

まず、開封を行う前に注目したいのが本製品の外装だ。外見の段階から目を引く作りとなっており、本製品のキャッチコピー「ポータブルゲーミングPCの頂へ」を体現した装いとなっている。未開封時点から見る人をワクワクする作りになっている本製品だが、実際のスペックはどうなっているのかを見ていこうと思う。

想像を超えるポータブルゲーミングPCのスペックを確認

画像

本製品は、8.4インチ1600P IPSスクリーンとポータブルゲーミングPCにしては大画面かつ高解像度で、AMD Ryzen™ 7 7840Uフラッグシッププロセッサーを搭載し、最大54W TDPまでサポートしている。

ざっくりまとめると、従来のモデルよりも20%近く性能が向上している。ただ、多くのゲームでは54Wに到達せず、TDPを増やしたり、ターボブーストを有効にしたりなど、CPUを集中的に使用するゲームで54Wをフルに活用したりする必要があるぞ。トリプルA作品などの大容量を誇るゲームなどでラグが発生する際は、解像度を1080P、または720Pにすることで対応できるぞ。

また、AYASpace(アヤスペース)というインストール済みのゲームを一括で管理できる機能も進化しており、ダークモードとライトモードなどの色彩の切り替えや、外部機器との接続でも鮮明で引き伸ばされることのないビジュアルで楽しめるようになっている。

すべてのスペックを鑑みても、既存のポータブルゲーミングPCではトップクラスとなっており、映画を見るにしても、ゲームを遊ぶにしても何不自由なく最大限の楽しみを引き出してくれることだろう。個人的には、モニターのサイズが今までのポータブルPCの水準である7インチ台と比較して一回り大きいことから、ゲームをプレイしている時の迫力が、よりわかりやすく伝わってくるのが非常に好感触だった。

ポータブルゲーミングPC初の「Windows Hello」顔認証サポート

画像

本製品は、ポータブルゲーミングPCでは初の「Windows Hello」という顔認証サポートが採用されている。セキュリティと利便性を兼ね備えた、お手軽なロック機能となっているぞ。特に、筆者のような「横になりながらゲームをしたいからポータブルゲームミングPCを購入したのに、毎回面倒なロック解除を行いたくない!」と言う方にはありがたい機能となっている。

想像を超える放熱システム「KUNPeng」

画像

本製品には、「KUNPeng」という特殊な放熱システム、ポータブルゲーミングPCをより快適に利用できる仕組みが採用されている。仕組みとしては、最大TDP:54W薄型軽量PCのパワーを解き放つPCグレードの大型高圧タービン冷却ファン、風量6.5CFM、排気面積480mm²、さらに、59枚の0.2mm冷却フィンにより、総放熱面積は驚異の32775mm²だ。これでもかと言うほどモリモリな内容となっており、普段使いをする上で熱々の端末を持つことはほとんどないだろう。

超大型エネルギー密度バッテリー

画像

バッテリーの持ちも、75Wh(19500mAh)の超大型エネルギー密度バッテリーと大容量なっている。バッテリー量はなんと、PCと比べても遜色のないものとなっており、外に持っていくにも、家でゴロゴロしながら使うのにも何度も充電をすることがないのはありがたい。

仮にバッテリーが無くなった場合でも、急速充電に対応しているので、1時間程度で充電が完了する。ちなみに、充電中は背面の金属製スタンドが放熱剤として機能し、スタンドの温度が高くなりやすいので、充電中の使用はあまりおすすめしないぞ。

最適化された持ちやすいグリップ

画像

本製品は、複雑なコンボに対応できる8方向対応のパッドや、マウスのように活用でき、直感的な操作が可能なタッチパッドなど数多くのボタンやパッド、グリップが搭載されている。もちろん、ABXYなどの基本的なボタンも存在しており、慣れ親しんだ操作感を阻害せずにゲームをプレイ可能だ。加えて、左右+裏面の部分にもボタンが付いているので、サイドボタンの設定を行うことに関しても不便することはないだろう。

また、大型モニター用に最適化されてグリップはかなり持ちやすく、自然と手にフィットする感触を得られた。グリップを力強く握っても手に吸い付いてくる感覚があるので、自分の手でゲームを遊んでいる感覚を実感できる作りとなっている。

実際にゲームをプレイしての使用感をチェック

ハイスピードでサイバーパンクの街を駆け回る『Ghostrunner2』で検証

画像

今回は、本製品を検証するゲームとしてOne More Levelが開発、505 Gamesが販売を行っている『Ghostrunner2(ゴーストランナー2)』を選んだ。

サイバーパンクの未来を舞台にしたハイスピードアクションの本作なら、鮮やかで繊細な色使いや、高速で切り替わる場面展開などでAYANEO KUNのスペックを活かせるはずだ。

画像▲壁や崖を伝って移動可能!フィールド全体を駆け抜けろ!

ゲームのスペックに応じてモードの選択が可能

画像▲左がAAA Gameモード、右がNormal Gameモード

本製品は、プレイするゲームに応じて、AAA GameモードやNormal Gameモードなどを選択できる。より美麗な映像でゲームを楽しみたい際はAAA Gameモード、電池の消費を抑えたい際はNormal GameモードやRetro Gameモード、ネットで調べ物を行う際にはPC Officeモードといった具合に細かくモードを切り替えられるぞ。

画像▲敵が迫り来る映像もAAA Gameモードで迫力満点!

画像では少しわかりにくいかもしれないが、比較としてお試ししたAAA GameモードとNormal Gameモードの主な違いは、画面の輝度が大きいように思えた。特に、暗い部分に関しては違いが顕著で、Normal Gameモードでは暗がりの箇所のデザインが分かりにくい場面があるのに対し、AAA Gameモードは暗い箇所でも鮮明に描かれていた。どのモードを使えばいいか迷う際は、どうせならAAA Gameモードを使って最高品質のゲーム体験を感じてもらいたいと思う。

今回の検証では、Ghostrunner2のサイバーパンクな未来感をより堪能するために、AAA Gameでゲームをプレイしていく。

アクションゲームが映える圧倒的な映像美

画像

実際にGhostrunner2をプレイしてみて思ったのが、「ポータブルゲーミングPCでここまでの映像美を描くことができるのか」という驚きだった。本作は、ステージを駆け回り敵を倒していくゲーム性なので、高速で場面が動くのだが、自分がプレイした中では、映像に粗さを感じることは一切なく、それどころか、映画を見ているかのような美しい映像によって、ゲームへの没入感が何倍にも高められているのを感じることができた。

画像▲高所をハイスピードで駆け抜けても変わらない映画さながらの映像美

ちなみに、ゲーム内画面をドアップでとってみたのだが、デザインや色使い、書かれている文字などの細かい部分まではっきりと視認できた。これだけで、いかに本製品の解像度が高いかを伺える。美麗グラフィックでゲームを楽しみたい方はもちろん、ゲーム内の細かなこだわりまで確認したい方にはたまらないだろう。

画像▲ゲーム内自動販売機の細部まで描かれたデザイン

音響にもこだわりのデュアルスピーカーを採用

画像

本製品は、音響にAYANEO Hyper Soundステレオデュアルスピーカーを採用している。ゲームプレイには欠かせないBGMやボイスを大迫力で感じることができるぞ。わざわざイヤホンを用意しなくても、本体だけで臨場感のあるゲーム体験を得られるのはポータブルPCとしては大きなメリットだろう。

Ghostrunner2で、敵を倒した際に聞ける爽快な斬撃音の迫力を、デュアルスピーカーの効果でより引き立てているように感じれたぞ。

妥協のないポータブルPCが欲しい方におすすめの一品

画像

本製品を一言で表現するなら、「トップクラスのポータブルゲーミングPC」となるだろう。個人的にも、手で持った感触や、ゲームへの没入感の具合などを総合的に考慮してとても好感触だった。実際、持ち運んでどこにいてもPCゲームを遊びたいかつ、最高級のグラフィックでゲームを楽しみたい方が購入して後悔することはほとんどないだろう。

ただ、妥協を一切していない本製品は、価格が約19万円と高めなことが懸念点として挙げられる。しかし、8.4インチ1600PかつAMD Ryzen™ 7 7840Uフラッグシッププロセッサーとハイスペックな機種のため、長期間使用しても今後の製品に見劣りしないだろう。本製品は、12月上旬に発売予定なのだが、先行予約した際は、10%オフで購入することが可能なので、気になった方はぜひ購入を検討してみてほしい。

『株式会社リンクスインターナショナル』の概要

会社名:株式会社リンクスインターナショナル 所在地:東京都千代田区外神田6-15-11 日東ビル 2F 購入リンク:https://www.links.co.jp/item/ayaneo-kun/

Copyright ©株式会社リンクスインターナショナル All Rights Reserved.
© 2023 505 Games. Developed by One More Level. Published by 505 Games. All rights reserved to their respective owners.

[提供]株式会社リンクスインターナショナル

最新ニュース

チェックしてゲームをもっと楽しもう!