『メカアサルト:ゾンビ対抗メカカスタム』はONEMTが贈る、沢山のパーツを組み合わせてメカを強化していき大量の敵を倒す、ゾンビ討伐×ローグライクアクションゲームだ。指先一つで爽快感抜群の戦闘が楽しめ、武器の強化によって無限大の戦術が編み出せるゲームになっている。そんな本作の魅力や特徴を実際にプレイした感想を中心にお伝えしていく。
※記事内容は開発段階のものです。正式版と内容が異なる場合があります。
『メカアサルト:ゾンビ対抗メカカスタム』とは?
『メカアサルト:ゾンビ対抗メカカスタム』はONEMTが贈る、2025年4月9日に配信を開始した見下ろし視点型のローグライクアクションゲームだ。プレイヤーはメカを操作して大量に押し寄せてくるゾンビを倒しながら、ゾンビが落とすエネルギー石を貯めることでメカやパーツを強化できるゲームシステムになっている。メカにはパーツを自由につけることが可能で、自分好みのメカに仕上げられるのも本作の魅力の一つになっている。
また指先ひとつで操作できるので、敵を薙ぎ倒す爽快感を簡単に味わえる点も特徴の一つだ。難しいことは考えずにただ押し寄せてくるゾンビの群れを薙ぎ倒す…ゾンビ映画好きの方にはたまらない仕様になっているはずだ。
そんな”ゾンビ討伐×ローグライクアクション×メカカスタマイズ”といえる本作のレビューをお届けする。
運命はあなたの指先一つにかかっている!お手軽操作でゾンビ退治!
▲画面下のデジタルスティックを指でスワイプするだけで操作が可能だ。
本作では常に沢山の敵に囲まれながら戦うので、一見すると間違いが許されない緊張感のある戦闘に思えるが、操作はメカの移動のみとなっている。メカは自動で攻撃してくれるので、上記画像みたいにわちゃわちゃしているように見えてしまうが、意外と簡単な操作でプレイ可能だ。
また、メカが攻撃の際に自動で近くの敵の方向に向いてくれるので、本当に指一本で手軽にゲームを楽しめるようになっている。シューティングゲームでありがちな武器のリロードや弾を集めるといったことも不要なので、アクションゲームが苦手な方でもお手軽にプレイできるのが最大の魅力だろう。
筆者は普段アクションゲームをあまりプレイしないのだが、簡単操作のおかげでサクッとステージをクリアすることができた。がっつりアクションゲームを遊びたい方はもちろん、気軽に暇つぶししたい方も楽しめるだろう。
大量のゾンビを一網打尽!爽快感抜群の戦闘が病みつきに!
▲近くにいるゾンビを一気に倒した様子。演出も派手で爽快感抜群だ。
▲ゾンビの波と呼ばれるイベント。通常よりも沢山のゾンビが押し寄せてくる。
本作の魅力はなんといっても大量に押し寄せてくる敵を一気に倒す爽快感だろう。多くのゾンビを一網打尽にするのは本当に気持ちよく、病みつきになる体験だ。
プレイヤーが操作するメカと、メカに装着したパーツがそれぞれ攻撃してくれるので、一回の攻撃でゾンビを一気に倒すことが可能だ。大量のゾンビに囲まれてしまい、「もうだめだ……!」と思っても装備しているパーツが一気に敵を薙ぎ払ってくれた時は、まるでゾンビ映画の主人公のような感覚を楽しめた。
また、各ステージでは「ゾンビの波」と呼ばれる通常よりも多くのゾンビが現れるタイミングが訪れる。ゾンビの大群が波のように襲ってくる光景は圧巻の一言だ。ゾンビが多いとそれだけ難易度が上がるが、その分メカやパーツを強化するタイミングが増えたり、さらに多くのゾンビを倒す爽快感を味わえるので、筆者はだんだんとゾンビの波が来るのが楽しみになっていた。
パーツの組み合わせは無限大!自分だけのカスタムでゾンビを殲滅!
▲地面系のロボットに羽をつけたり、メカタイタンの膝にパッドをつけるなど、すべては自分の好み次第。
▲筆者のお気に入りパーツのレーザーキャノン。
ゾンビを倒すために必須ともいえるのがパーツだ。プレイヤーは操作するメカに自由にパーツを付けることが可能だ。パーツの種類も沢山あり、グレーネードや火炎放射器といったゾンビ映画の定番アイテムから、レーザーキャノンやドリルのようなパーツも登場する。
各パーツはメカの好きな部分に好きな攻撃方向で自由に装着することができる。腕にドリルを付けたり脚に火炎放射器を付けたりと、プレイヤーだけのカスタムができるのも魅力的だ。
筆者が試しにレーザーをわざと後ろ向きに付けてみたところ、レーザーがちゃんと後ろに向かって発射されたのには驚いた。パーツ選びはもちろん、パーツの向きも重要だ。
▲後ろ向きに発射されるレーザー。囲まれたときに意外と効果を発揮した。
ボスがいるからこそ燃える!やりごたえ抜群の熱いボス戦!
▲ボスは通常のゾンビよりも一際大きい。
ステージの最後には巨大な敵が登場するボス戦がある。ボスは通常のゾンビよりも体がかなり大きく、体力も高いため何度も攻撃しないと倒せない。また、ボスは広範囲への攻撃や特殊な行動をするので一筋縄ではいかない強さになっている。このような強力なボスを倒すことで晴れてステージクリアとなり、大きな達成感を味わえる。
▲ボスのマザースパイダー。蜘蛛らしく毒液を吐いてきた。
▲ボスのクレイジーチェンソー。チェンソーによる広い範囲の攻撃が特徴だ。
ボスには様々な種類がおり、巨大な蜘蛛のボスやチェンソーを振り回すボスが登場する。筆者は蜘蛛が苦手なため、巨大なマザースパイダー相手には悲鳴を上げながら戦うことになった。マザースパイダーが出す毒液は範囲が広く、避けるのに一生懸命だったが、メカが活躍してくれたので無事に倒すことができた。
ボスのクレイジーチェンソー戦では、巨大なチェンソーを振り回して広範囲に渡る攻撃がとても強力だった。一方で、ボスの攻撃の前には赤い線で「次の攻撃はこの範囲に当たる」ということを教えてくれるので、赤い線を見ながら戦うことでスムーズに倒すことができた。
ボスの見た目にも注目してみると、工事現場のヘルメットを被っていたり、包帯を巻いているなどゾンビの見た目から生前の姿を想像するのも面白いだろう。
▲ボスの攻撃は強力だが、回避のヒントが出るので範囲外に逃げよう。
ボス戦の最中もゾンビが沢山やってくるため、ボス戦中はかなり忙しくなる。ボスごとに行動が異なるので、ステージのボスに合わせた対応が必要だ。勝てない場合はメカやパーツを変えたりレベルアップをしたりして基礎部分の強化を図ってみると良いだろう。
筆者としては毎回ステージの最後にボス戦があることが、良いスパイスとなっていると感じた。エネルギー石での強化も、ボスを想定して強化を選択していくなど、ボスがいるからこそ最終形態を考えながらプレイするローグライクの面白さを味わえた。
リベンジしたいならレベルアップ!メカやパーツを強化してやり返そう!
▲レベルアップの様子。戦力が増えて戦いやすくなる。
本作ではメカやパーツの強化も可能で、レベルアップを行うことで体力など基本能力を上げられる。特に恩恵を感じるのは体力で、体力が高くなればそれだけゾンビに攻撃されても生き残りやすくなる。ボス戦で、どうしても攻撃を避けきれない場面でも、レベルを上げておいたことで耐えられたケースもあった。
レベルアップの他にも、対応するピースを使用することでランクアップさせることも可能だ。基本能力が高くなればそれだけクリアもしやすくなるので、強化できる際は積極的に活用していきたい。
方向性を決めるのはあなた!ローグライク要素で戦闘がもっと味わい深く
▲強化選択の画面。選択中はゲームが一時停止するのでじっくり考えられる。
▲強化を進めると全方位に斬撃を飛ばすような変化も!
本作では戦闘中にゾンビを倒すとエネルギー石というアイテムをドロップする。これを集めることで画面上のレベルが上がり、レベルアップするとメカやパーツを強化できる。強化はランダムに選ばれた3つの中から選ぶことになり、どれか1つを選択すると強化内容が即時反映される。
強化内容も様々で、ダメージを上げるというシンプルなものから一度に発射される弾の数を増やしたり、地面を燃やす効果を付与したりと面白い効果も楽しめる。強化内容はランダムなため、強化したいパーツを思ったように強化できない……という可能性もある。筆者はグレネードを強化したいのにレーザーばかり強化されてしまう事があったが、実際に使用してみると思った以上にレーザーが強力な威力を発揮して、スムーズにステージをクリアできた。
このように、どのパーツにどのような効果を付与できるかというローグライク要素のおかげで、毎回新たな発見があるのも本作の魅力だろう。
焼き払うのと薙ぎ払うのどっちがお好き?筆者のお気に入りのおすすめパーツを紹介!
▲こちらは火炎放射器。炎でゾンビを燃やすことが可能だ。
ここからは筆者のお気に入りのパーツを紹介したい。まず最初に紹介するのは火炎放射器だ。ゾンビ映画でも定番のアイテムの火炎放射器は本作でも登場する。確率ではあるが、火炎放射器でゾンビに燃焼効果を与えることができ、継続してダメージを与えられるのが強力だ。
筆者はゾンビを燃やすのはロマンだと考えているので、一回は試してほしいパーツだ。また、火炎放射器をランクアップさせると、燃焼させる確率を上げることが可能なので、ぜひとも強化して使ってみてほしい。
▲レーザーキャノン。レーザービームでゾンビを薙ぎ払うように倒せるのが嬉しい。
レーザーキャノンは、一定時間レーザーを出しっぱなしにしてゾンビを攻撃するパーツだ。自動でメカが敵を向いてくれるという本作の仕様上、メカが回転すると一気にゾンビを薙ぎ払うように攻撃できるのが非常に気持ち良い。
強化の中にはレーザーが2本になるというものもあり、1本でも強力なレーザーが2本になった際の威力は絶大で、ボス戦や大量のゾンビが襲いかかってくるゾンビの波といった厳しい場面でも頼れるパーツだ。
▲火力ホーン。攻撃をするわけではないが、火力の底上げが可能。
火力ホーンは武器ではなく、アクセサセリー扱いとなるパーツで、攻撃ができないかわりにステータスアップの効果がついている。筆者はメカには必ずツノが必要だと考えているので、どのようなメカを操作することになっても絶対に装備させたいパーツだ。
もちろん、火力アップの効果は決して無駄にならないので、趣味と実益を兼ねたパーツといえるだろう。
何度もトライできるローグライク要素が楽しいゾンビ討伐!
ここまで『メカアサルト:ゾンビ対抗メカカスタム』の紹介を行ってきた。ゾンビ討伐×ローグライクアクション×メカカスタマイズの本作は指一本で遊べる手軽さと、押し寄せてくる大量のゾンビを一気に倒す爽快感と、自分が組み立てたメカと共に戦えることが非常に気持ちよく、何度でも遊びたくなる作品だ。
戦闘中のメカやパーツの強化がランダムで選ばれるローグライク要素もあり、同じステージでも最終的な強化状態が遊ぶ度に全く異なるものになるのも面白い要素だ。毎回ボス戦もあるため、大量のゾンビを倒すだけではないというのも好印象だ。
7日間登録するだけでもらえる橙色品質の限定メカ、面白い忍者コンテンツなどの楽しいゲーム内イベントも、みんなに体験してもらうのが待ちきれない。
ローグライクアクションゲームやメカ・ロボットが好きな方はもちろん、アクションゲームが苦手な方やゾンビ映画の主人公の感覚を味わいたい方にもおすすめできるので、ぜひプレイしてみてほしい。
『メカアサルト:ゾンビ対抗メカカスタム』の概要
[提供: ONEMT PTE. LTD.]
(編集・執筆/きりゅう)