2024-02-23

【PR】スタイリッシュな高速バトルが心地良いオープンワールドアクションが、さらにアップデートされた2度目のCBTを実施中!|鳴潮CBTレポート

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KURO GAMESが2024年内のリリースを目指して開発を進めている『鳴潮-Wuthering Waves』(以下『鳴潮』と記載)が、2/19(月)より2回目となるクローズドβテストを実施している。こちらはPC・スマートフォン向けのタイトルで、基本プレイは無料。筆者も遊び倒すつもりでこのβテストに参加しており、今回はこのテスト版についてのレポートをお届けする。

2回目となる今回は初回に比べ遊べるコンテンツが大きく増えているほか、グラフィック等についても大きくブラッシュアップされたバージョンとなっていた。
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さて『鳴潮』は近未来と思しき終末世界を舞台にしたオープンワールド・アクションRPGで、初回のCBTでもバトルシーンの面白さが話題を呼んでいた作品だ。回避やパリィといったシステムを取り入れることで、よりスピーディに、よりスタイリッシュに、それでいてシンプルな操作でアクションを楽しめるようになっている。加えて世界観やストーリーなども独自の色味を出しており、今後の展開が注目されている。

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強敵との戦闘がとにかく面白い!目まぐるしく展開が移り変わるスピーディなバトルシーン

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『鳴潮』のバトルの特徴は、さきほど挙げた通りスピーディ、スタイリッシュ、シンプルの3S。つまり、速くてカッコいいアクションがシンプルな操作で行える、というものだが、そうしたバトルシーンを特徴づけているのが回避とパリィの存在だ。

バトルでは「通常攻撃」に加えてキャラごとの固有スキルである「共鳴スキル」、ゲージを消費して発動する必殺技「共鳴開放」という3つの基本的なコマンドに加え、回避とパリィという敵の攻撃を防ぐ/避けるための手段を組み合わせて戦うことになる。

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回避はすべての攻撃モーションをキャンセルして発動するため使い勝手が良く、タイミングよく使用することで「ジャスト回避」が発生する。発動すれば相手の攻撃を受けないだけでなく、繋げやすい特殊な攻撃が使用可能になるなどメリットが大きい。なにより発動した瞬間の「シュワンッ!」っていうSEがものすごく気持ちいい

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パリィは一部の攻撃モーション中に出る「光の輪」出現中に相手に攻撃を当てることで発動するもので、攻撃自体をキャンセルするだけでなく、相手を転倒させるなど追加の特殊効果を得る可能性もあり、回避よりもメリットが大きい。ただし失敗すればもちろん相手の攻撃をモロにくらうというリスクもある。

本作のバトルはこの2つの操作を軸に、先に挙げた基本コマンドを組み合わせていくものだ。とは言っても、別に「アクション初心者お断り!」なんてことは全然なく、適当にガチャガチャやっているだけでも、気がつけばそれなりに見栄えのする戦闘風景ができあがっている。そもそも回避アクションが非常に使いやすいため、反射的に回避ボタンを押すだけでも、気持ちの良い発動SEと合わせて高速戦闘らしい気持ちよさが味わえるようになっているのだ。

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空中でのアクションも各キャラ固有のものが用意されているため、組み合わせによって様々なコンボに繋げられるという点も指摘しておくべきだろう。「鈎縄」のような前方斜め前に向かって空中に飛び出すようなアクションもあり、アクションが得意なプレイヤーであれば、魅せプレイの幅もかなり広そうだというのが筆者の所感だ。

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またバトルに関してもう一つ挙げておく必要があるのが「音骸」の存在だ。本作では「残響」と呼ばれる敵との戦闘後に一定確率でその敵の力を吸収することができる。そうすることでその力をバトルの中で使えるようになるのだ。現れる効果は残響の種類によってさまざまだが、召喚して攻撃させるものから自身が残響に変身して攻撃を行えるものまで、幅広い効果の「音骸」が存在している。

また「音骸」はキャラごとに5種類まで装備可能で、スキルとして使用できるのは1種のみだが、組み合わせによっては各種能力を強化するパッシブ効果を発動させることなどもできる。

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残響は今回のCBT時点でもヴァリアント含め、少なくとも60以上の種類が存在しており、それぞれが独自のスキルとして装備可能だといえば、そのバリエーションの豊富さが分かってもらえるだろうか。マップの探索ではこれらの音骸を収集することも楽しみの一つであり、強力な敵を積極的に倒しに行く動機付けになっている点も面白い。

第2回クローズドβテストでの追加要素

本作のβテストが行われるのは2回目となり、初回に比べるといくつかの要素が新たに追加されている。

追加キャラクター①:鑑心(カンシン)

まずは追加キャラの一人目、鑑心。メインストーリーの序盤にも登場した時には「貧道」(僧侶などが使う一人称)というなかなかお目にかからない一人称で話すキャラクターという印象だったが、バトルではそれとうって変わった激しさも見ることができる。太極拳をモデルにしているという戦闘中の動きは流れるように緩やかでありながら、気の力で豪快に敵をなぎ倒していく様は圧巻だ。

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追加キャラクター②:凌陽(リンヨウ)

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もう一人の追加キャラクターが凌陽だ。こちらは⻑時間にわたって空中戦ができることが特徴で、他のキャラクターたちとは一味違ったバトルが楽しめるようになっている。また「獅子舞い」を使いながら戦闘するというのもおもしろいポイントだ。

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深層空想秘境

コンテンツの追加として最大のものが共感レベル23以上で開放される「深層空想秘境」で、ローグライク系のゲームのように特定カテゴリーのバフを集めながら先に進んでいくというモードになっている。戦闘中にエネミー(「残響」)の姿に変身して戦うことができるというのが大きな特徴となっている。

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都市や廃墟をスタイリッシュに飛び回る独特な味付けのオープンワールド探索

『鳴潮』は「悲鳴」と呼ばれる大きな災害によって文明が滅んだ、近未来と思しき世界が舞台だ。ゲーム中のtipsによればこの世界はSol-3、つまり太陽系第3惑星である地球のはずだが、異世界であることを強調するためか作中では「ソラリス」と呼ばれている。

これは完全な余談だが、ソラリスといえばどうしてもスタニスワフ・レムの傑作SF小説が思い起こさせられる。こちらは惑星ソラリスの不可思議な「海」と意思疎通を図ろうとする人間を描いたSFだったが、なにかしら世界観のモチーフなどになっているのかもしれない。

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さて閑話休題、作中では「潮は満ちては引く 文明もまた然り」という言葉が出てくるが、我々のよく知る現代の文明はこの世界ではすでに滅んでおり、現在の文明は大災害の後に再建されたものだ。そのため序盤の拠点となる「今州城」など、人々の集まっている巨大都市も現代のそれとはやや雰囲気が異なり、近未来的な鉄とアスファルトの光景にどこかオリエンタルな雰囲気の折り混ざった、独特な空気をまとった場所となっている。

実はこの今州城、前回のクローズドβテストでも登場しているのだが、その時に比べるとグラフィックがかなり強化され、多層的な深みを持った装いになっている。

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また一方では、マップのあちこちに旧文明の遺構が広がっており、かつての隆盛と人の営みを感じさせる巨大な廃墟は、寂しさを感じさせつつも抑えがたい探求心を湧き上がらせてくれる。

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オープンワールドである本作は目に映るすべての場所に行くことが可能で、同じ場所でも時間帯や天候によって様々な顔を見せてくれるだろう。また本作は戦闘だけでなく探索においても非常にスピーディだ。ダッシュをすればさながらパルクールのように障害物などをヒョイヒョイ飛び越せるだけでなく、垂直の壁でさえNINJAのように駆け上がることができるのだ(そしていちいち動作がカッコいい)。紹介している映像のように、ちょっとした庇なら華麗に乗り越えてくれる。そのため高低差の激しい場所であっても、移動面は全くのストレスフリーだ。

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また町中などには各所に「鈎縄」によって高速移動できるポイントも存在しており、パルクールスタイルのダッシュと合わせて、建造物のある場所での移動が特に面白くなっているというのも本作の特徴的な点だろう。

世界と自身の正体を探る、謎に満ちた物語

この世界は大災害以後「残響」と呼ばれる人類に敵対する類生命体の出現に苦しめられているのだが、同時にそれは「共鳴者」という新人類の出現も呼び起こしている。主人公を始めとするプレイアブルキャラクターたちも、この共鳴者と呼ばれる特殊な能力をもった異能力者だ。

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主人公は細かいキャラメイクはできないものの男女の選択が可能で、どちらも中性的な顔立ちに黒を基調とした服装となる。作中では記憶を失った状態で目覚めるのだが、どうもその失われてしまった記憶と過去には何かしら重大な秘密があるようで、人類世界を「残響」との戦いの最前線で守っている「夜帰軍」や、逆に世界に混乱を招こうとしている「残星組織」という秘密結社など、複数の勢力が主人公を巡って争うことになっていく……というのが大まかなストーリーラインだ。

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主人公の正体や各勢力の思惑、そしてこの世界の成り立ちなど、とにかく謎の多い設定であり、退廃したポスト・アポカリプス的な世界観も手伝って、物語もダークでシリアスな調子が強い。特にボスの一人でもある敵組織「残星組織」の幹部「スカー」は言動が非常に意味深で、彼の語る言葉は主人公を惑わせようとしているようにも、また逆に何かを教えようとしているようにも見える。筆者個人としては、ところどころに挟まれる水墨画調の不穏な物語絵巻などの物語演出は、こだわりが感じられてかなり面白かった。好きな人にはとことん刺さるタイプの話だろうと思う。
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少し気になったポイントも

ここまでざっくりと『鳴潮』のバトルや世界観について語ってきたが、気になったポイントもいくつかある。あくまで今回のベータ版に関して……と前置きした上で、少し挙げてみよう。

日本語ナレーション

ゲーム内のテキストはまだ日本語へのローカライズが完了しておらず、今回のβテスト版には日本語の音声も含まれていない。現在のバージョンの仕上がり具合はかなり不安になる出来だ。とはいえこれはまだベータ版であり、運営側からも「UI画面の制作およびローカライズ作業(翻訳・ボイス収録を含む)も鋭意進行中につき、不届きの部分があります。」とアナウンスが出ているくらいなので、その点については改善の意志がはっきり見られる。真摯な対応がなされるものと期待したい。

スマートフォンでのプレイ

もしかすると一番気になっている方が多いのかもしれないポイント。例えばiOSの場合、本作の最低環境はiPhone11以上、推奨環境はiPhone13以上とされている。筆者は基本PCでのプレイが多いのだが、試しにその中間のiPhone12でやってみたところ、画質とフレームレートをある程度抑えればそれなりスムーズに遊ぶことが出来た。とはいえ個人的には画面の解像度が上がり、バトルもより爽快に楽しめるPCでのプレイをおすすめしたいところだ。言い忘れていたが『鳴潮』は複数プラットフォームでのデータ共有ができるため、PC⇔スマホ間を同じデータで遊ぶこともできる。

スタイリッシュなバトルと暗さを感じる物語が融合した期待作

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本作はコンシューマ機のアクションに優るとも劣らないアクションゲームを目指している非常に野心的なタイトル、というのが偽らざる筆者の所感だ。昨今オープンワールド、ないしそれ風のMMOタイトルなどはある種の流行にもなっているが、そうしたものと比較しても、アクション面の爽快さという点で『鳴潮』はより強い利点を持っている。

とはいえ本作はまだまだβテスト版、開発者レポートを読んで驚いたのだが、10ヶ月前の初回のβテスト版と比較すると、今回のバージョンはストーリーの全面リライト(書き直し)のほか、キャラモデルのアップデート、戦闘エフェクトの強化などのビジュアル面の刷新、他システム面における改修など、単純なコンテンツの追加でないことが明記されている。そりゃローカライズなんてまだまだ手がついてないはずだわね……。

ともかく、本作がリリースされるまではまだまだ時間がかかりそう、という状態ではあるのだが、改善に向けた開発側のガチっぷりがすごい、というのはものすごく応援したくなる姿勢だ。バトル周りのシステムの完成度が非常に高いだけに、それ以外の部分で損をしてしまわないよう、完全体を目指してゆっくり丁寧に仕上げていってくれることを大いに期待したい。

『鳴潮』について

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『パニシング:グレイレイヴン』で世界的な評価を受けたKURO GAMESによって開発が進められているPC・スマートフォン向けのオープンワールドゲーム。「悲鳴」と呼ばれる世界的な災害でそれまでの文明が滅んだ後の終末世界を舞台に、特殊な異能の力を持った「共鳴者」と呼ばれるキャラクターたちの活躍を描く。

本作のクローズドβテストが行われるのは2回目となる(今回分は募集終了済み)。βテストには抽選が発生しているらしいので常に参加できるかわからないものの、以下の公式サイトでゲーム予約に申し込みをしておくことで最新情報を得やすくなる。

タイトル:鳴潮 対応 OS:iOS / Android / PC ジャンル :オープンワールドアクションRPG サービス:基本プレイ無料 配信日:未定 公式サイト:https://wutheringwaves.kurogame.com/jp/ 公式X:https://twitter.com/WW_JP_Official 公式YouTube:https://www.youtube.com/@wutheringwaves3352 公式Discord:https://discord.gg/Agw76jqvq8

[提供]KURO GAMES
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