2025-01-30

【ゲームクリエイター甲子園2024】年に1度の学生クリエイターの祭典が開催!!未来のクリエイターが集うゲームの甲子園に潜入!ゲームエイトの現役攻略ライターが授賞式の様子とゲームをプレイした感想をお届け!

2025年1月19日(日)に、浅草橋ヒューリックホール &ヒューリック カンファレンスで開催された年に1度の学生クリエイターのための祭典『ゲームクリエイター甲子園2024』。今年は1000を超える作品が集まる大型のイベントとなります。今回はそんなイベントに、現役のゲーム攻略ライターが潜入することに成功しました。この記事では『ゲームクリエイター甲子園2024発表授賞式』の授賞式の様子や、実際に現場でプレイしたゲームの紹介、イベント会場の様子をみなさんにお届けしていくので、ぜひチェックしてみてください。

ゲームクリエイター甲子園2024とは?

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ゲームクリエイター甲子園は、学生向けのゲームクリエイターを目指す方を想定したゲームコンテストです。いつでも何度でも応募することができる特徴があり、ゲームだけではなく2Dイラスト、3DCG、企画書、映像作品、サウンドなど様々なジャンルの作品で応募することができます。

今回は、ゲームクリエイター甲子園の受賞式と出展作品を実際にプレイしてきたので、その様子をお届けします。

1001作品の中から選ばれた総合大賞作品が発表!

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審査員 稲船敬ニ 株式会社ロケットスタジオ 執行役員
今村孝矢 大阪国際工科専門職大学 デジタルエンタテイメント学科教授
榊原寛 個人ゲーム開発者 エンバイロメントアーティスト
松村洋 株式会社サイバーコネクトツー 代表取締役
吉田修平 ソニー・インタラクティブエンタテイメント インディーズ イニシアチブ代表
評価基準 ① 独自性や独創性のある面白さ
② 分かりやすさ(面白さが伝わるか)
③ 上記がゲームとして成立しているか
④ 上記がしっかり体感できる完成度か
⑤ 突き詰められている部分があるか
⑥ 商品化、マネタイズの側面

それでは早速今回のイベントの目玉である、総合大賞作品から見ていきましょう!今回はなんと1001作品がエントリーし3409人のクリエイターの卵が競い合うこととなりました。最終的に選ばれた作品は13作品!膨大な作品の中から選び抜かれたため、どの作品もクオリティが高く、PV映像だけでもワクワク感がすごく、どの作品が選ばれても文句ないラインナップとなっています。

今回の総合大賞選出の基準に関しては、「独創性」「わかりやすさ」「ゲーム性」「クオリティ」「突き詰め」「マネタイズ」の6項目で評価して5人の審査員による総合得点が高いものが選ばれているそうです。

ここでは、受賞した作品について審査員のコメントをまとめつつそれぞれ紹介していきます。

佳作には8作品が選ばれた!!

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Swingin’!
PSA
Poming
Tournamentris
バルパスの飛空艇
Slitherise
迷宮校舎 | School Labyrinth
TimeAgent

佳作には8作品が選ばれました。いずれの作品もしっかりゲームとして完成されており、Steamなどで売られているのではないかと思うほど高いクオリティにびっくりする作品ばかりです。後述する作品出展会場で「Poming」を取材する機会をいただけたので、プレイした感想の詳細はそちらで詳しくお伝えします。

総合賞第5位:SphereSmash

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審査員のコメントまとめ ・宇宙空間の戦艦の上でボーリングをするという意外な組み合わせが好印象!ヒットストップの調整が心地よくコンボを決めていくことが楽しめ、次のステージに進みたくなる気持ちにさせる作品

総合5位に選ばれたのは、チーム:Team16が制作した「SphereSmash」です。オブジェクトを破壊した際の演出や質感、エフェクトにこだわっており、アクションが苦手な人でも楽しめる設計にされているとのこと。オブジェクトの配置により次にどこへ行けば良いかがわかりやすいような(いわゆるレベルデザインと呼ばれる部分の)設計がしっかり作り込まれていると感じ、審査員からもそのポイントについては好意的に評価されていました。宇宙の背景となるスカイボックス以外は、全てオリジナルアセットで制作されているようで、こだわりのエフェクトなどはプロでも通用するようなレベルで見ていて気持ちの良いものとなっています。

総合賞第3位(同率):SHADOW LEAP

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審査員のコメントまとめ ・難易度の高い3Dアクションに挑んだ本作だが、現在売られているAAAタイトルのようなグラフィック表現に辿り着いている凄さがあり、実際の映像を見てもプロが作ったものと遜色ない仕上がり!アクションの操作性、カメラワーク、テンポ感などゲームの細かい工夫が上手いと感じられ、触っているだけでも面白い作品。

総合3位に選ばれた作品は、チーム:Leapersが制作した「SHADOW LEAP」です。審査員からも絶賛されているように、映像を見ただけでも伝わるクオリティの高さはまさに圧巻で学生作品とは思えないクオリティに衝撃を覚えました。アクションのできも非常にかっこよく、攻撃時に敵がしっかり仰け反り、当たっている感を感じられる部分は個人的にも高評価です。

総合賞第3位(同率):Out of Skull

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審査員のコメントまとめ ・頭と体をバラバラにして頭をゴールまで運ぶという発想が非常にユニーク!頭と体がバラバラになることを活かした多様なギミックが考えられる点も良く、キャラクターが骸骨であるため、コンセプトとデザインも意味のあるものになっている点も高評価。

総合3位に選ばれた作品は、チーム:セイテイシレズが制作した「Out of Skull」です。ぱっと見でもわかるように非常にユニークな本作は、非常に難しいキャラデザがこれであることの必然性や意味付けという課題も解決しており、全てが計算されて作られているパズルゲームとなっています。ステージ設計にこだわって作られているようで、体と頭がバラバラに分かれること、体がその場に残ることを活かしたギミックは、審査員からも非常に好評です。

総合賞第2位:FrameShift

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審査員のコメントまとめ ・今までに無いようなパズルゲーム。最初こそ難しいが理解すれば、徐々に上がる難易度のスムーズなステージ構成も相まって良質な謎解きとなっている点が良い。UI面でも文字が無いため、世界で誰がやってもわかりやすい点が考えられていて、バグが起こりそうな仕様にも関わらずしっかり解決できている点も素晴らしい。

総合2位に選ばれた作品は、チーム:枠星人が制作した「FrameShift」です。こちらも3位の「Out of Skull」同様にユニークなパズルゲームであり、フレームとアクションを組み合わせたありそうで無かった内容となっています。審査員のコメントにもあるように、独創性がゆえのとっつきにくさはあるものの、言語に依存しないため見た目でのわかりやすさが印象的です。

総合大賞(第1位):すぽっとスポット!

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審査員のコメントまとめ ・すぐにわかる完成度の高さは一つの作品として一番クオリティが高く納得の大賞!UI、演出、アニメーションなど細かい部分までプロの作品を研究したことがわかり、各メンバーそれぞれが一つの方向を向いて作っている統一感が良い。放置しているとキャラが眠るアニメーションなど細部まで作り込まれている点も感心で、いい意味で難しく悩みながらも次に進みたくなるようなパズルに仕上がっている。

総合大賞に選ばれた作品は、チーム:深夜2時に明日って今日?が制作した「すぽっとスポット!」です。審査員も納得の大賞となった本作は、映像を見ただけでもプロの作品のような高クオリティとわかる内容。細部までこだわったという演出は、放置しているとキャラが眠る小ネタやステージごとに変わるBGM、タイトルなどの表示タイミングなど良い点を上げきれないほど、プロの作品を研究し尽くしたからこそのこだわりが随所に感じられる点が素晴らしい作品です。

作品出展会場に行ってゲームプレイ!!

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ゲームクリエイター甲子園2024では、イベント会場に作品出展会場が設けられており、参加した学生さんが制作したゲームを遊んでもらうためのブースを出展していました。実際にゲームをプレイしながら、学生さんたちから制作秘話を聞くなどの交流が可能で楽しい時間を過ごして来たので、一部のゲームではありますがピックアップしてご紹介します!

総合大賞作品佳作にも選ばれた「Poming」

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まずは、総合大賞で見事佳作にも選ばれた「Poming」です。こちらの作品はHAL大阪所属のFrom Showerチームが制作した作品で、斬新かつシンプルなパズルゲームとなっています。ゲーム内容は、クリック操作で画面上の図形を変化させてブロックを崩していくもので、ステージ上に赤く表示される敵に図形が当たらないようにする敵がいる形式のパズルです。

エフェクトにこだわりがあるようで、敵に当たってしまった時やブロックを崩している感覚がはっきり感じられるエフェクトに仕上がっており、全体的にシンプルな画面構成だからこそ、エフェクトの作り込みが際立ち演出として良い味を出していると思いました。

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もちろん、普段はゲーム攻略の最前線で戦っているライターをしているので、ここでもやっぱり最高難易度のステージに挑みます。実装されている最高難易度のステージは敵が3体配置されており、2体は外側に図形を描かせないように配置され、1体がブロックの中で邪魔するという役割がしっかりしているステージのようです。

中央の敵がいないところのブロックを素早く崩していくことが求められ、アクションゲームのように細かい操作が求められましたが、「シンプルなアクションを楽しみたい方々」(公式サイト引用)をターゲットにしている通りの設計に感心しました。さすが、受賞作品として選ばれるだけの高いクオリティは、普通に発売されていてもおかしく無い完成度です。

個人的に面白かった作品「へんけいマシンひとりたび」

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さて、次に遊んだ作品は大阪電気通信大学のチーム5100が制作した「へんけいマシンひとりたび」です。こちらのゲームは2Dのアクションゲームで、4つの武器を切り替えて次々に現れる敵を倒していく内容です。レトロゲームをイメージして制作しているようで、ドット絵や8bit音楽など細部にこだわりを感じる作品でした。

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ゲームの特徴となる4種の武器の切り替えに関しては、ワンボタンでできる仕様で、それぞれ対応する敵が存在しているため、「この武器だけでクリア」のような単調作業にならない工夫が見られました。敵のデザインに関してもなんとなくこの武器が有効そうっていうイメージがつきやすいため、ボタン配置さえ理解してしまえばスムーズに戦えて気持ちの良いゲーム体験ができました。

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ゲームの最高難易度をノーコンティニューでクリアし調子に乗っていたところ・・・裏の最高難易度がありますよと言われ難易度選択の画面へ・・・

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そこで隠しコマンドを入力すると難易度がバグり、裏ステージが登場!!こういう隠しコマンド、裏ステージといった細かい演出もレトロゲームを体験できる作り込みとして非常に好印象でした!

東京工科大学のブースにお邪魔してゲームプレイ

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ここで、よく東京ゲームショウにもゲームを出展している東京工科大学さんのブースを発見したので、ゲームを遊ばせてもらいました。今回は複数のタイトルを出展しているようで、いずれも首につけるタイプのオーディオデバイスを採用しており、学生作品の進化を感じます。

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まずは、チーム単発ガトリングが制作した「Dimension Square」です。こちらは2Dと3Dを切り替えて攻略するステージクリア型のパズルゲームです。3D画面と2D画面を切り替えてゴールを目指していくことになり、切り替えることで見えてくる新しいルートの発見がこのゲームの醍醐味となっています。2Dと3Dそれぞれの特徴がギミックとしてうまく利用されている点が良く、一定ではない所もバグをモチーフにした世界観をうまく表現しています。

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次に、チームUnrealtaleが制作した「Alice's Regain」です。このゲームは3Dアクションゲームで、フィールドを進み敵を倒していく王道の内容です。特徴として、時を扱うギミックがあり、敵やオブジェクトを止めることはもちろん加速させたりなど多様なアプローチで時というものを扱っています。プレイしてみての感想としては、アクションで重要な広範囲攻撃による気持ちよさがしっかり表現できている点が素晴らしいです。

現役中学生が制作した作品「Neon Flash Shooter Nito」

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今回なんと現役の中学生が制作した作品をプレイする機会をいただきました。ブースで詳しい話を聞いてみると現在中学3年生とのこと。部活でゲーム制作をしているようで、デザイナーを担当した仲間と制作されたのだとか、制作した作品は、「Neon Flash Shooter Nito」という2Dのアクションシューティングで、獣人キャラ「猫晴ニト」を操作して敵を倒す内容で、キャラのアニメーションにも力を入れているとのこと。

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早速、操作説明を聞きつつチュートリアルからプレイしてみます。操作は武器を使って敵を攻撃することとキャラの操作というシンプルでわかりやすいものになっています。ただ、シンプルながらもしゃがむアクションがあったりと単調にならない工夫がされている点が良いです。そのしゃがむアクションもただあるだけではなく、しゃがむことが有効な対応となる攻撃が敵から繰り出されるため、そのアクションがあることに意味がある点も素晴らしいです。

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最もこだわった部分は爽快感のようで、派手な必殺技やアイテムを利用してわちゃわちゃしたステージは見ていて楽しいものです。個人的には召喚キャラがしっかり召喚キャラしていた部分で、単純な攻撃アイテムなどよりも自動で召喚キャラを動かすような難しいプログラムに挑戦しているのではと思い感心していました!

サウンド作品「ゲームBGMをイメージしたサウンド作品集」

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出展されている作品の中にはゲーム以外のものもあり、今回サウンド作品を出展している学生さんから話を聞くことができました。出展されていた作品は、チーム独力音饅頭が制作した「ゲームBGMをイメージしたサウンド作品集」で、多様な世界観のゲームジャンルをイメージした楽曲のサウンド集になります。

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実際に制作したBGMを聴かせてもらいました。それぞれの楽曲は、具体的なイメージを想定して制作されており、使われている楽器や技法の違いによって、世界観にあったイメージ通りのメロディを表現されています。

企業ブームも見てみよう!

今回は学生さんだけではなく企業さんもブースを出しており、制作ソフトやデバイスなど様々なものが見られたので、こちらも早速見ていきましょう!

ゲーマー必見タッチパネル搭載の高機能コントローラー「EVOTOP」

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まずは、株式会社瑞起さんの高性能コントローラー「EVOTOP」を見てみましょう!「EVOTOP」は、高解像度のタッチパネルモニターを搭載したコントローラーです。ボタンの割り当てをカスタマイズしたり、バイブレーションの設定など様々な操作がパネルから行うことができます。

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また、FPSプレイヤーに馴染み深いスティックのデットゾーン設定も可能です。各種設定はパネルからすぐにできて変更内容が即座に反映されるため、確認しながら細かくいじれる強みが最高です。

株式会社NTTドコモ提供のメタバース「MetaMe」

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メタバース技術を使ったサービス「MetaMe」を見てみましょう!「MetaMe」は、スマホやPCで利用できるメタバース空間を利用したコミュニケーションサービスです。メタバース上では、ゲームを作ってプレイしたりライブを楽しんだり、AI技術を使ったキャラクターとコミュニケーションを楽しむなど様々な遊びが提供されるようです。

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今回は、AI技術をつかったキャラクターを紹介いただきました。キャラクターは「邪神ちゃんドロップキックの邪神ちゃん」で、本人が言いそうな返答をしてくれるというものです。担当の方のお話によると、多くの方からキャラクターに関する聞き取りなどを行い、サンプルを集めてAIに学習させており、データベースから返答内容を生成しているようです。

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また、オリジナルキャラを作るオーディションも行われるようで、先ほどの技術を使い自分のキャラをメタバース空間で作ることもできるようです。

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ゲームのイベントということでもちろん、メタバース上でゲームをプレイすることもできます。今回は野球をプレイしてみましたが、様々なゲームをプレイすることができる上ゲームを作成することもできるようです。

株式会社CRI・ミドルウェア提供音と映像の制作ソフト

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イベント会場の入り口付近に株式会社CRI・ミドルウェアさんのブースを発見しました。今回は2Dアニメーションの作成ツールとサウンドミドルウェアの展示です。ここは長年音響と映像の研究開発をしている会社さんなので期待大です!

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早速、2Dアニメーション制作ツール「OPTPiX SpriteStudio Starter」を見せていただきました。このツールは、ゲーム制作に特化したアニメーションツールで2Dのキャラクターを動かしたり、エフェクトを簡単につけることができるソフトです。動画編集に近い要領でパーツごとに細かく動きを調整することができるため、CG制作ソフトを使ったことがある人にとってとっつきやすいUIとなっています。

次にサウンドミドルウェア「CRI ADX LE」を見ていきます。こちらは後述するヤマハ株式会社さんのプラグインの紹介でも取り上げますが、サウンドの演出設計を行うソフトになります。様々なゲームエンジンに対応しているのが強みだとお話されていました。

いずれも無料で使えるソフトであるため、個人でゲーム制作されるようなインディーズの方にとってありがたい存在といえます。

キャラクターがそこにいる!?立体音響プラグイン「Sound xR」

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先ほど取り上げたサウンドミドルウェア「CRI ADX LE」は、標準プラグインとして「Sound xR」が搭載されており、隣のブースでヤマハ株式会社さんが「Sound xR」を出展していました。

「Sound xR」大人気のRPG「グランブルーファンタジー リリンク」でも使われており、実際にヘッドフォンを使ってキャラクターのボイスを視聴させてもらったところ、目の前にキャラがいると感じる臨場感が味わえました。通常は自分がその場で回転するとヘッドフォンから変わらずに音声を聴き続けることになりますが、今回のデモでは、ヘッドフォンからの音が変化しキャラは元の場所から動いていないような錯覚に陥り、そこにいるという体験ができました。

特別企画野田ゲー王決定戦にも潜入!

Nintendo Switch用ソフト「スーパー野田ゲーMAKER」で制作したゲームのコンテスト

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審査員 野田クリスタル(マヂカルラブリー)
後藤裕之(面白法人カヤック)
ZUN(ゲームクリエイター)
ゲスト デッカチャン(お笑い芸人)
バイク川崎バイク(お笑い芸人)
芦澤佳純(G-STAR Gaming)

今回ゲームクリエイター甲子園2024では、スーパー野田ゲーMAKERとのコラボ企画として、野田ゲー王決定戦が開催されました!野田ゲー王決定戦は、Nintendo Switch用ソフト「スーパー野田ゲーMAKER」で制作された応募作品の中から野田ゲー王を決めるゲームコンテストです。

野田ゲー王決定戦では、非常に豪華な審査員やゲストが招かれており、東方Projectでお馴染みのゲームクリエイターZUN氏やG-STAR Gaming所属の声優芦澤佳純さんが出演されました。

ゲスト賞「Σ2作:Find Your Soul」

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Find Your Soulはパズル要素のあるアクションゲームです。できることは移動とジャンプでシンプルながらも、色々なギミックが詰まっているためやり込み要素が多く、見てみて結構難しいそうだなと思いました。ZUN氏からも「最後までやらないと評価が難しいよね」と評価しつつもクオリティの高さから見事ゲスト賞に選ばれました。

学生部門最優秀作品「暇人太郎(CXかちょうオーン!)作:I wanna be the nodage player」

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I wanna be the nodage playerは、よくあるタイプの2D死にゲーです。I wannaというジャンルの再現度が高く、しっかり難易度が高い点が個人的に好印象!ZUN氏からも「よくあるタイプのゲームだが、ゲームってちょっと動かすだけでも楽しいっていうことを思い出させてくれた。死んでもすぐに再開できるので永遠とできるテンポ感がよかった。」と評価されました。

一般部門最優秀作品「アクタ作:~カワサキの攻撃~Robert Hand Wars」

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~カワサキの攻撃~Robert Hand Warsは、ゲストのバイク川崎バイク氏が主人公のシューティングゲームです。ジャンケンの要素を取り入れており、その斬新なアイデアは見た瞬間にセンスの良さが感じられます。

敵キャラのグラフィックを活かしつつ、パーティゲームのようにはしゃぎながら楽しめるような作品となっているため、実況向きではと個人的に思いながら見ていました。野田クリスタル氏からも「文句を言いながらやるのが野田ゲーなので、もっと曖昧な手のやつがいても面白い」と評価されました。

2025年の開催も決定!!

イベントラストで開催が告知された!

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イベント最後の閉会式では、nextゲームクリエイター甲子園!ゲームクリエイター甲子園は止まらないをスローガンにゲームクリエイター甲子園2025の開催が告知されました。

イベント当日の1月19日現在では、詳細は不明ですが、リベンジしたい方や自分もゲームを作ってみたい方など我こそはと思う方は、ぜひこの機会に参加してみてはいかがでしょうか!

各種アーカイブや公式サイトはこちら!

▼応募作品が遊べる「みんなのゲームパレード」はこちら

https://gameparade.creators-guild.com/

『ゲームクリエイターズギルド』の概要

会社名:株式会社ゲームクリエイターズギルド 設立:2023年7月 公式サイト:https://gc-guild.net/ 公式X(旧Twitter):https://twitter.com/Gamecreators_G

©︎ GameCreators Guild Inc.

[取材協力]株式会社ゲームクリエイターズギルド

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