松竹株式会社とGraffity株式会社が共同開発している新感覚アクアリウム創作アプリ「Craftrium(クラフトリウム)」。自分だけのアクアリウムをいつでもどこでも作り出せるのはもちろん、ワークスペースに彩りを与えてくれるアプリに仕上がっている。そんな「Craftrium」の記者発表会と試遊会にゲームエイトライターが潜入してきたので、この記事でみなさんにご紹介していこうと思う。
自分だけのアクアリウムを創り出せる!?「Craftrium(クラフトリウム)」とは
みなさんはワークスペースにアクアリウムがあることを想像できるだろうか。もしあるのなら心が安らぐこと間違いなしなのだが、水の入れ替えや水槽の掃除、魚のご飯など大変なことも膨大に出てくる。ワークスペースにアクアリウムを置いて癒されたい、けどお手入れが…と思っている方に朗報だ。
2025年1月29日(水)に松竹とGraffityが共同開発している新感覚アクアリウム創作アプリ「Craftrium(クラフトリウム)」がリリースされたのだ!Apple Vision Proがあれば、アプリを起動するだけで自分だけのアクアリウムを創り出せる。好きな海洋生物やアイテムを入れることができるので、仕事中の隙間時間に創りながらちょっとした時間に楽しめるアプリになっている。
では、そんな本作の記者発表会の様子と試遊会で実際にプレイしてみた感想をお届けしていく。
Graffity 森本氏と松竹 井上氏が登壇
今回の「Craftrium」の記者発表会では、Graffity株式会社の森本俊亨氏と松竹株式会社の井上貴弘氏が登壇した。Apple Vision Proが発売されて1年経った現在の状況やApple Vision Proを活用した事例、松竹が目指すゲーム事業のビジョンを発表してくれた。「これまでにない全く新しいゲームを創りたい!」という思いを熱く語ってくれた。
Graffityの新しい風と創業130年を迎える松竹が組むことで、今後どのような化学反応を見せてくれるのか注目だ。
▲Graffity株式会社の森本俊亨氏。
▲松竹株式会社の井上貴弘氏。
「Craftrium」をプレイするために必要な操作を、Apple Vision Proを使い森本氏が実演して見せてくれた。バーチャル画面を操作している姿は、筆者が子どもの頃アニメや漫画でよく見た光景そのものだった。
ハンドトラックやアイトラッキング、音声でコントロールできるので、直感的に誰でも簡単に操作できるのが魅力だ。さらには4K並の解像度を誇っているので、美しい映像を我々に提供してくれる。現代の技術の進歩に驚かされるシーンだった。
またMacと連携することで画面をウルトラワイドに表示することができるので、仕事にも活用できる便利な機能も持ち合わせている。仕事に活用したい方に嬉しい機能が付いていることを覚えておこう。
実際に「Craftrium」をプレイ!没入感抜群の「Immersiveモード」に驚愕!
自分だけのアクアリウムを創り出せる!好きな海洋生物で癒される
では、ここからはみなさんが気になっているであろう「Craftrium」を試遊した感想をお届けしていく。本作は紹介した通り、自分だけのアクアリウムを創れるゲームになっている。Apple Vision Proの特徴である高い解像度をフルに活かしたゲームで、実際に目の前で海洋生物が泳いでいるような感覚を味わえた。
Apple Vision Proを通してみると、画像のモニターに表示されている景色が広がっている。選択したいボタンを目で見たり指でタップするとアイテムを選択できる。簡単操作で水槽の中に好きな魚やサンゴ、ヒトデといった海洋生物、ライトや時計などの備品を設置できるのが、近未来感がありついつい夢中になってプレイしてしまう。
水槽の上限はあるのだが、同じ海洋生物を何匹も入れることができるので、画像のようなカオスな状況を創り出せるのも魅力の一つだろう。
やり込み要素の図鑑!水槽のレイアウト次第で海洋生物が変化
本作にはやり込み要素も存在し、見つけた海洋生物を図鑑に登録していくシステムが用意されている。アクアリウムに設置しているアイテムによって出現する海洋生物が変化するので、様々な組み合わせを試しながら図鑑のコンプリートを目指す楽しみ方ができる。
創り込めば創り込むほど、美しいアクアリウムを生み出せる。自分のアクアリウムにどの海洋生物が登場するのか注目しながらプレイすると、よりゲームを楽しめるはずだ。
「Immersiveモード」で海の中に…!
そして本作の一番の注目ポイント「Immersiveモード」を実際に体験した感想を紹介していこう。「Immersiveモード」をオンにすると、上を向いたら海面が、下を向いたら海底が見えるので、どこを見ても海の深い場所にいる感覚を味わえる。海洋生物も実際の大きさくらいまで大きくなっており、迫力ある世界を楽しめるのが魅力だ。
筆者はホオジロザメを大量にアクアリウムに入れていたので、目の前に何匹もサメが泳いでいて少し驚かされた…(笑)高解像度で間近を泳いでいる海洋生物を見られる「Immersiveモード」が、本作最大の魅力と言えるだろう。
2025年1月29日(水)に世界同時リリース!気になる価格は…!?
ここまで「Craftrium」の発表会の様子や試遊会でプレイしてみた感想を中心にお届けしてきた。
ワークスペースに癒しの空間を創り出せるので、仕事の合間のチルタイムを味わえるものになっていた。休憩時間はもちろん、ちょっと小休憩したい時にも現実世界のことを忘れさせてくれる体験を届けてくれる。
そんな本作の価格を気にしている方も多いだろう。クオリティの高いゲームなので、高額なのかと思う方も多いと思うのだが…なんと基本プレイ無料でダウンロードできるのだ!現在は課金要素もないとのことなので、Apple Vision Proさえあれば心ゆくまで堪能することが可能だ。
Apple Vision Proでアクアリウムや海の中でチルしてみてはいかがだろうか。今までにない体験を味わえることを保障しよう。
「Craftrium」の概要
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[取材協力]:松竹株式会社 / Graffity株式会社
(編集・執筆/ゲーム山本)