2025-04-23

【採用インタビュー】ゲームというメディアを通じ、世界中の人々が繋がることを目指している『thatgamecompany』にインタビュー!TGCらしさが溢れる温かな職場環境の様子をご紹介!

ゲームというメディアを通じ、世界中の人々が繋がることを目指している『thatgamecompany』(以下、TGC)。ジャパンチームの金澤氏・藤原氏・木全氏に職場環境や会社の特色についてお聞きした。TGCとの出会いやTGCらしさが溢れる温かな福利厚生、そして『Sky 星を紡ぐ子どもたち』やSkyファンの方への深い愛についてもお届けしていくので、ぜひご覧ください!

運命的な出会いからスタート

ーー皆様の自己紹介をお願いします!

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金澤 唯氏(以下、金澤氏):TGCJP Head of Japanの金澤と申します。ちょうどSkyのリリースがあった2019年に日本に視察に来ていた社長兼クリエイティブ・ディレクターのJenovaと出会い、彼の「ゲームをアートのレベルに引き上げたい」という言葉に心打たれたのが始まりです。

ゲームというものが映画・音楽といったアートコンテンツと同等に扱われないことにJenovaは疑問を感じていて、ゲームを作る人の社会的評価・世間の商業主義に対する彼の熱心な想いに衝撃を受けて「よし、飲みに行こうか」となったのをよく覚えています。

TGCJPの設立まではコンサルとして関わらせていただいて、TGCJPの設立に合わせて代表に就任しました。僕はTGCと仕事をする中でどんどんTGCの皆が大好きになって、関わりも増えていくうちに自然と代表という立場を任されて…まるで「好きな人と出会って、付き合って、結婚した!」ような就任経緯なんです(笑)

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藤原 未歩氏(以下、藤原氏):藤原と申します。元々はずっとSkyのプレイヤーでした。

前職の広告系の会社でイラストレーターを始めとするクリエイティブ職や営業職をしながら、Skyとそこで出会った世界各地の友人たちに癒やされる日々を送る中で、日本支社の設立に伴ってTGCが求人を出していることをSkyの友人経由で知りました。「人生を支えてくれた大好きなゲームの会社だし、いま挑戦しなかったらきっと後悔するから記念受験してみよう!」という気持ちでTGCへ応募したのが始まりです。

TGCでは各チームや担当業務などそれぞれの仕事が分かれてはいるものの、例えば適性/希望に沿って別業務に関われるなど業務体制が柔軟なため、現在は、ブランドマーケティングとコンセプトアーティスト(Vis dev)の2種を中心に携わっています。

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木全 小春氏(以下、木全氏):TGCJPのブランドマーケティング担当の木全です。日本でSkyをもっと広めることを中心に現在はお仕事しています。

私も藤原と同様にSkyに日々を彩られたプレイヤーの一人で、同じく記念受験の気持ちで受けました。ちょうどコロナ禍のタイミングで外出できない中、Skyで四季や行事を楽しませてもらって、ここまで好きになれたゲームが初めてだったので…「落ちても良い!受けなかったら後悔する!」という気持ちで挑戦しました。

私の入社経緯としては、フリーランスのデザイナーを経て現在は私の希望で業務委託という形でTGCで勤務しています。ちなみに藤原とは同じ公募で入社した同期です!

ルールはほとんどなし!信頼と尊重でチームが成り立っている

ーー素敵な出会いをお聞きできて嬉しいです。それでは早速TGCでの働き方など詳しくお聞きできればと思います。まずは、職場のルールや職場環境について教えて下さい!

金澤氏:もしかしたら僕はちゃんとルールを作らなきゃいけないかもしれないんです…(笑)「ルールのこととか聞かれたらどうしようか」、なんて事前に3人で話していたくらいには、良くも悪くもルールがほとんど存在しないんですよ。先ほど藤原の話でも少し触れましたが、適性や希望に沿ってお仕事をお任せするのも同様で、 一人一人の信頼や尊重によって成り立っています。皆が良心に従って行動するのでルールを明文化する必要がなく、いわば性善説が上手くいっているパターンです。ただ、グローバルチームを含め徐々に人数が増えてきましたので、JPチームではちょうど今必要に応じてルールを作っている最中です。

それぞれの「視点」や「好き」を頼り合う

画像▲雑談を交えながら終始和やかにインタビュー!上司・部下関係なくすごく仲が良いのが伝わりました。

藤原氏:TGCは上下関係がかなり穏やかで、気さくにコミュニケーションを取れる環境です。コンセプトアーティストの仕事に興味を持った際も、その時の上司が悩む私の背中を押してくれたり、アットホームさは自慢の一つと言えます。社員同士の繋がりも温かく、チームや業務内容を越えて相談し合うことも多々あります。各々得意な分野や視点が違うので得た知識を共有し合ったり、補完し合ってプロジェクトに向き合っています!

フルリモートでの働き方について。世界各地で支え合って働く温かな環境!

ーーTGCはフルリモートかつ、世界各地で様々な人種の方が一緒に働かれている環境と存じています。コミュニケーションの取り方や勤務環境について教えて下さい!
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金澤氏:本社が西海岸なので時差の都合上、日本は朝・本社は午後のようにそれぞれの時間帯で勤務するようになります。なので僕の場合はすごくシンプルで、お互いの都合が合うように朝は本社と関わる業務を中心に、午後は国内の仕事を中心に行っています。ヨーロッパ圏・アメリカの方は午後以降の時間帯なのでアジアよりも都合を合わせやすいみたいで、ちょっと遅めの時間に合わせてくれたりだとか協力してくれてとてもありがたいですね。

木全氏:特にJPチームの皆は午前中に集中してミーティングして、午後は自分の作業に集中するような形を取れるから快適な方も多そうです!

藤原氏:私が所属するアートチームは完全にグローバルのチームで、日本在住は自分だけという環境です。なので、アートチームの主要な打ち合わせには時差の都合上出られないことが多いのですが、アメリカ在住の日本人の上司が共有してくれるので不便に感じることはありません。ただ、夜に提出したデザインのフィードバックが朝に来ているので、起床時はちょっとドキドキすることもありますね(笑)チーム内での主要なコミュニケーションではチャットツールをよく使うのですが、時差の関係でレスポンスが遅れても皆温かく返信してくれるので、ここでも各々の尊重が光るチームだと感じています。

快適な環境作りを会社がサポート

画像▲Skyグッズのぬいぐるみを発見!デスクからもSkyへの深い愛が伝わってきます。

金澤氏:フルリモート勤務に伴って、業務に必要な設備については福利厚生の一環として会社が費用をサポートしてくれます。経費部分についても殆どルールがなく、まずは相談いただくスタイルです。SkyだったりTGCを愛する方が殆どなので、会社と社員が互いを尊重し合って経費申請を行って設備を整えられているように感じます。

木全氏:椅子などは勿論のこと、例えば業務に必要であればコントローラーなんかも対象になりました!設備購入に関わる経費の相談も比較的風通しが良く相談しやすいのが有り難いですね。

大切な人と一緒に行事を楽しむ。家族やパートナーも一緒に参加!!

ーー勤務環境のお写真からも快適さが伝わってきて素敵です!設備に関する福利厚生以外で自慢の福利厚生やTGCらしいユニークな福利厚生はありますか?

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金澤氏:「オフサイト」という社員旅行のような福利厚生があります。直近だと2024年の夏に新宿で開催した5周年記念イベント「SkyFest 2024」の開催に伴ってグローバルチームが日本に集まったので日本観光を行いました。

藤原氏:みんなで集まって食事をしたり、チームによっては富士登山やテーマパークも楽しんでいました。TGCのオフサイトの魅力の一つに、「プラスワン」という制度がありまして、家族やパートナー、友人など各々の大切な人を誰でも1人まで一緒に連れて参加することができます。仲の良いスタッフのお母さんと乾杯したり(笑)Skyらしい、温かい制度だと感じています。

木全氏:「オフサイト」への参加には基本的には雇用形態を問わないというのも魅力の一つで、私のような業務委託のスタッフも参加することができます。「TGCで働く仲間であること」が参加条件になっている素敵な福利厚生だと思います。

TGCが持つ願いや想いがより外の人に伝わるように広めていく

ーー素敵な社内行事のお話が聞けてとても嬉しいです!続きまして、会社やチームが持つミッションなど、業務への向き合い方についてお伺いします。

金澤氏:12月に開催した『Sky x Mirrativ 聖なる星の交流会』もですが、「より外部の人にも伝わるように広めていこう」という目標をもとにTGCJPでどんな企画を広げられるかなど、各々の分野で動いています。

ーーオフラインイベントや学校での講義活動など活動が多岐に渡っていますよね!
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金澤氏芝国際中学校での特別授業もそうですが、TGCのミッションの一つに「ゲームというメディアを通じ、ポジティブな感情体験を生み、世界中の人々が繋がることを目指す」というものがあります。「自らが住む世界だけでなく、様々な世界や文化への関心など、ものづくりによって多様な価値観を届けることができる」ということを、これから社会に出ていく学生さんに伝えていきたいという想いで、精力的に学生さんを対象とした講義活動に取り組んでいます。

ーー活動の中で嬉しかったことや成功体験があればお聞きしたいです。

藤原氏:講義でお会いした学生さんやオフラインイベントに参加してくれたファンの方から「TGCで働きたい」と直接言ってもらえることも度々あって、それが本当に嬉しくて有り難いです。Skyが大好きな小学生の女の子が「Skyの会社で働くために英語の勉強を頑張っています!」なんて言ってくれたりして、心が温かくなります。

TGCのミッションの中に「ゲームを通してプレイヤーさんの人生に良い影響をもたらしたい」というものがあるので、Skyを勉強やお仕事のモチベーションにしてくれたり、クリエイティブ職を目指してアートなどを学ぶ学生さんの創作活動において何か少しでも良い影響をもたらせていたらとても嬉しいです。

金澤氏:プレイヤーさんが喜ぶ姿を見れる瞬間って、やっぱりとても嬉しいですよね。TGCのゲームを楽しんでくれるプレイヤーさん達って本当に素晴らしい方々で、接する度に感謝の気持ちでいっぱいになります。

特に印象に残っているのはTGSの出展時にブースへ訪れてくれた小さな男の子とのエピソードで、Skyが大好きでって何度もブースに遊びに来てくれたんですね。お小遣いの範囲で小さなグッズを買ってくださったのですが、欲しかった高めのグッズを買えなくて悲しそうにしていて。それを見たうちのスタッフが私物のSkyのグッズをプレゼントしたのですが、泣くほど喜んでくれて…!大切に大切にプレゼントを持ち帰る男の子の姿も、プレゼントしたスタッフの考えもなんだかSkyらしくて大好きなエピソードです。

熱意と協調性を第一に。もちろん熱烈なSky愛も大歓迎!

ーーTGCで働くにあたって、向いている・適性の高い人ってどんな人でしょうか?また、「こんな人と一緒に働きたい!」などあればぜひ教えて下さい。

金澤氏:TGCJPでの役割を埋めるという意味では、スキルや与えられた仕事の経験の有無なども大切ですが、そのゲームへの愛情や理解度も同じくらい大切だと思っています。これらは共存させるのが難しい部分だとは思いますが、どちらも持っているとより有り難いです。一緒に働く上で、「ゲームを理解できて、かつユーザーの気持ちがちゃんとわかるかどうか」という部分を特に大事に思っているので、そこが満たせていればTGCのゲームのプレイ経験は問わないこともあります。あとは業務体制が柔軟で、自由度が高い分やっぱり自主性・積極性は大切です。指示待ちをしていると仕事がなくなってしまうので、自分で仕事を見つけに行けるような人だと良いですね。

藤原氏:TGCではアイディアを出してくれた人に実際にその仕事をそのままお任せするようなこともよくあって、チーム・担当業務を越えてお仕事をするなんてこともよくあります。他のチームの人と助け合って業務を進めることになるので、協調性も大切だと思います。TGCのスタッフは互いにリスペクトし合って働いているので、温かい言葉で励まし合いながらプロジェクトに向き合っています!

そして、私がアートチームに配属されたばかりの頃に「いつでも最初はShoot for the moonです!」と上司に言われました。コンセプトアーティストの業務はアイデアの種をたくさん蒔けるポジションなので 、「遠慮せず月に飛んで行くぐらい大胆に、たくさんアイデアを考えてね」というアドバイスです。プレイヤーさんを第一に考えて、期待に応えたい!という気持ちを持って、月まで飛んで行っちゃうぐらいの勢いで積極的に取り組む姿勢を持てるとより良いのかなと思います。

ーーTGCへの応募を考えている方や就活中の学生さんに向けて一言お願いします!
画像▲お揃いのTGCオリジナルパーカーが素敵な1枚。バイカラーのデザインがとてもオシャレです!

金澤氏:何かのきっかけでうちの会社に興味を持っていただけましたら、まずはぜひTGCのゲームで遊んでみてほしいです。特にSkyは我々が大切にしている理念だったり、みんなの考えや想いが集約されてますから、きっとTGCのことがよく分かると思います。それで何か刺さるものがあれば、ぜひ応募してほしいですね。

木全氏:TGCのスタッフってTGCのゲームが大好きで入社してる人が本当に多くて、中には何度か受けて落ちても諦めずに挑戦して入社した人もいるぐらいです。私が応募したときにも募集要項に「SNSでのSkyのファン活動の有無」があったんですが、私はSNSが苦手で該当していませんでした。なのでSNSが苦手でファン活動はできていなかった旨を正直に書いて、「でも本当にSkyが大好きなんです!」って熱意を伝えました。応募ポスト外でも適性があれば、TGC内で推薦されることもあるので、募集要項に不足があってもまずは好きをぶつけて挑戦してみてほしいなって思います。これはTGCに限らずですが、熱意を持って本当に好きって思うことがあったら 、 誰かに拒否されようがダメって言われようが何回でもチャレンジしてほしいです!

藤原氏:Skyに限らずですが、もしゲーム業界に興味があるという方がいれば、ぜひ一歩踏み出してみてほしいです。「ゲーム会社」といってもさまざまな職種があり、いろいろなバックグラウンドを持つメンバーが集まって、それぞれの視点や得意なことを活かしてものづくりができる業界だと思います。自分の「好き」や「得意」を信じて、少しずつでもぜひ挑戦してみてください。

SkyやTGCのゲームを愛する皆さまへ

ーーSkyのプレイヤーの皆さんやTGCのゲームを楽しみにしている読者の方へ一言お願いします!

金澤氏:プレイヤーさんへ!?どうしよう…緊張しちゃいます(笑)月並みですけれども、本当にありがとうございます。皆さんのおかげで僕らがいるので、いつも本当にありがとうございます!期待に応えられるように頑張ります。

藤原氏:プレイヤーの方々とコミュニケーションを重ねるたびに、プレイヤーさんがどれほど素晴らしい方々なのかを改めて実感するというか…私達にとってかけがえのない存在で、私達の全てだなって思っています!これからも皆さんに喜んでいただけるような企画をいっぱい考えているので、またぜひイベントなどでお会いできたら嬉しいです!

木全氏:今まで自分がしてきたフリーランスの仕事って、チラシを作ったりとか、写真を撮って提供したりだとか、それを見たユーザーさんから直接レスポンスをいただけるような機会ってなくて。なのでTGCに入社して直にレスポンスを貰える環境が衝撃でした。温かい言葉をいただけたり、プレゼントを用意していただいたり、本当に嬉しくて私達が頑張る原動力になっています。なので沢山声を聞かせてほしいです、もうひっ捕まえて一方的にわーって言ってくれても良いぐらい!5周年イベントの時なんて最初のステージ企画が始まって、皆さんの歓声が聞こえたところでもう嬉しくて泣いちゃったぐらいにはアクションをいただけることがとっても嬉しいです。お会いできる機会を増やせるように頑張っているので、ぜひ沢山話しかけてくださいね!

ーー素敵なお話を沢山お聞かせいただき、本日は本当にありがとうございました!

thatgamecompanyの概要

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会社名  :thatgamecompany 公式サイト:https://thatgamecompany.com/ 公式X   :https://x.com/thatgamecompany

Copyright ©2025 thatgamecompany, Inc.

[取材協力]thatgamecompany

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