2022年11月18日に発売された『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。本作の有料追加コンテンツとなる『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』の「前編・碧の仮面」が2023年9月13日(水)よりついに配信開始となります。
ありがたいことに先行体験会にお呼ばれしましたので、一足先にプレイして参りました。
のどかな田舎の風景が広がる「キタカミの里」
本イベントでは1時間半ほどの試遊時間が設けられ、比較的自由に物語の舞台となる「キタカミの里」を冒険することができました。「キタカミの里」は山がそびえ立ち、りんご園や田んぼが広がる所謂「田舎」です。
筆者は全然田舎育ちではないのですが、「忘れてしまったあの日」が画面上に広がっていました。忘れてしまったっていうか、そんな過去はないんですけど。そんな筆者でさえ、どこか懐かしく落ち着いた雰囲気を感じ取れる良い意味で「ステレオタイプの田舎」に仕上がっています。
こういう地元のおばちゃんがやってる商店とか「めっちゃ好(い)い」な....。「理想の田舎」に対しての解像度が非常に高い。
新たに登場するポケモン「チャデス」を発見!
試遊用データのポケモンボックスを覗いてみたら
なんかいました。新たに発見されたポケモンの「チャデス」です。全然事前に聞かされていなかったので、不意の登場に驚きましたね。真っ先に思い浮かんだのは「ヤバチャ」
ティーカップがモチーフの「ヤバチャ」に対して、「チャデス」は日本の民家に置いてありそうな茶壺がモチーフでしょう。世界観に合致していますし、「茶です」ってなんか日本のおもてなし感のあるネーミングのように聞こえますし、非常にフレーバーに富んだポケモンですね。
「鬼退治フェス」でヒートアップ!
試遊会では、本作からの新要素「鬼退治フェス」を体験することができました。風船を割ってきのみを集め、それを運ぶというシンプルなミニゲームです。
こちらはマルチプレイも可能となっており、各媒体の参加者の方々と一緒に楽しむことができました。
運んだきのみは放っておくと「ヨクバリス」や「ゴンベ」に食べられてしまいます。
マルチプレイでは「きのみを集める役」と「きのみを守る役」のように連携したプレイが要求されるので、シンプルながらもやりがいのあるゲームに仕上がってそうです。
また、報酬として新しいどうぐである「もち」を入手できます。「もち」はポケモンの「きそポイント」を上げてくれたり、「きそポイント」すべてをリセットしてくれる「まっさらもち」もありますので、オンライン対戦を楽しんでいるプレイヤーはやり込み必至です。※インターネット通信を用いてほかのトレーナーと交流するためには、Nintendo Switch Online(有料)への加入が必要です。
「オーガポン」にまつわる伝説とは...?
本作の最大の注目ポイントは、やはり伝説のポケモン「オーガポン」です。
試遊では「キタカミの里」に古くから伝わる「オーガポン」にまつわる伝説の冒頭を目の当たりにしましたが、続きが気になってしかたありません。
『過去』『未来』のようなSFのモチーフも勿論ロマンがあって好きですが、こういう田舎に伝わる局所的な昔話や伝承みたいなモチーフってまた別のロマンがありますよね。
『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の物語も非常に壮大で、ポケットモンスターシリーズの中でも最上位に人気のシナリオだったと思います。
本作もこれに負けず劣らずのシナリオに仕上がっていると思いますので、期待して待ちましょう!
写真撮影が更に進化!
その他にも、今までよりも広い画角で撮影ができる「ロトりぼう」や「写真のシェア機能」が追加されており、スマホロトムでの写真撮影が今まで以上に楽しくなりそうです。
個人的に1番嬉しいのは「ポケモンに合図」という新要素。
今まで相棒を写真に収めようと思うと「いや、動かんといてくれ〜wその場で留まっておくんなまし〜w」ってのがあるあるだったと思うのですが、ポケモンに合図を送るとその場で留まっておくんなましてくれるようになりました(ライターとは思えない日本語)。
めちゃ嬉しい。
※「ポケモンに合図」と「写真のシェア機能」は、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』「前編・碧の仮面」が配信された時点での最新の更新データをダウンロードすることで、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』でも遊ぶことができます。
9月13日(水)にいよいよ配信開始!
そんな新要素満載でシナリオも楽しみな『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット ゼロの秘宝』の「前編・碧の仮面」は2023年9月13日(水)に配信開始です!
既に販売は開始していますので、乗り遅れないように今のうちに購入しておきましょう。
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※画面は開発中のものです。
(編集・執筆/ぺろす)