7月19日(金)より京都で開催されるのBitSummit2024での一般公開に先駆けて、グラビティゲームアライズの新作タイトルをまとめて遊ぶことができる試遊会がメディア向けに行われた。ゲームエイトでは新作タイトルを含む多くの作品をプレイしてきたので、かいつまんでご紹介していく。BitSummitに参加予定の方は、会場に出向く前にぜひご一読あれ!
※記事内容は開発段階のものを含むため、正式版と内容が異なる場合があります。
グラビティゲームアライズの作品を7タイトルご紹介!
直近では、2Dと実写を融合させたリアルな科学捜査ゲーム『東京サイコデミック』を5月30日に発売したばかりのグラビティゲームアライズ株式会社。まだまだ新作・今後配信予定のタイトルはあるらしく、7月19日(金)に京都で開催されるBitSummit2024でそれらの一般公開を行うとのことだ。
今回は、先んじて新作タイトルを含む合計7タイトルをご紹介していこう。
ちなみに試遊会の会場は「都会の森であそぶ」をテーマにしたアウトドアカフェ『REWILD OUTDOOR TOKYO』。オシャレな雰囲気の中オレンジジュースにサンドイッチを頂くことができたぞ。
新たに3つの作品が初出展!
今回の試遊会では、本イベントで初出展となるタイトルが3作品公開された。1作品に関しては現在調整中とのことで『はしれへべれけ リメイク版』という仮タイトル以外の詳細は不明だったが、試遊できた2作品に関して書き起こしていく。
光を取り戻す旅路のボスラッシュゲーム|Light Odyssey
まず1作目に紹介するのは、暗闇に閉ざされた世界で光を求め、巨大な敵に挑むアクションゲーム『Light Odyssey』だ。本作に登場する敵はとにかくデカい。主人公のサイズが小さいのも相まって、「こんなものを相手にするのか…」と思わずにはいられない圧倒的なスケール差が序盤から展開される。
操作自体は、攻撃とダッシュが主になっているシンプルなものだが、高いHPを誇るボスの攻撃に対応しつつ、突然ひたすらボスから逃走するモードに移行しても動揺しない胆力や、適切な行動を即座に行える適応力を求められる作品になっていた。怒涛のボスラッシュとなっているので、やりごたえのあるゲームを求めている方はまずこちらを触ってみるのが良さそうだ。
19XX年、“あの頃”を駆けるジュブナイルメトロイドヴァニア|THE GOOD OLD DAYS
探索型のゲームを遊びたい方におすすめしたいのが、こちらの『THE GOOD OLD DAYS』。主人公は借金取りにお金を返済しなければならないのだが、なんと返済期限が今日中となっている。さらに、友達がダンジョンに閉じ込められてしまっているという、開幕早々絶望的な状況なのである。
基本はダンジョンを探索してお金を稼ぐのだが、借金を返済できれば手段は問わないとのこと。序盤だと宝くじで一括千金を狙う方法が確認できたが、記載的にちょっとアウトローな手段も用意されていそうに思えた。1回で完全クリアを目指すゲーム性ではなく、周回するごとにシナリオが進行する周回要素が盛り込まれているらしいので、探索好きの方や、ストーリー性のあるゲームが好きなプレイヤーにおすすめしたい一作だ。
今後配信予定・配信済みタイトルに関してもご紹介
試遊会で初出展となるタイトル以外にも、7作品を試遊することができた。取材の時間が限られていたこともあり、全てを遊ぶことは叶わなかったので、抜粋して紹介していこうと思う。ちなみに、今回載せ切れなかった『東京サイコデミック』と『神箱』に関して紹介している記事もあるので、気になった方は是非チェックして頂きたい。
レトロな雰囲気を醸し出すビルドゲーム|FINAL KNIGHT
懐かしの絵柄で贈られるRPG『FINAL KNIGHT』。本作の特徴としてまず挙げたいのは、無限とも思えてしまう強化要素が生み出す自由度の高さだ。まずは戦士やウィザードなどのクラス選択に始まり、装備の選択、陣形の変更、組み合わせによって発生するシナジー効果に加え、スキルレベルまで用意されている。自分なりのプレイスタイルに合った戦法を見つけ出せた時の気持ち良さは格別の一言。
編成を組んだ後は、「オーガ討伐」「大陸探索」などのクエストをこなしてキャラの解放や、「無限の闘技場」に挑んで装備を獲得していくなど冒険の旅をこなしていくことになる。パーティーのビルドを考えるだけでも、自然と時間が溶けるゲームになっているので、ガッツリやり込めるゲームを探している方には特におすすめとなっている。
誰とでも楽しめるパーティーゲーム|SNOW BROS.2 SPECIAL
アーケードゲームである『スノーブラザーズ2』を現代風にリメイクした作品の『SNOW BROS.2 SPECIAL』。ゲーム性はとてもシンプルで、攻撃して倒した敵に応じてポイントを稼ぎつつ、ステージを進行するというもの。キャラ毎に攻撃方法が変化するのも特徴的で、スノーランドの王子であるニックは、相手を雪玉にして敵にぶつけることができる。雪玉で敵をドミノ倒しのように倒すことも可能で、狙いが上手く決まった時は、心がスカッとする爽快感を得られるぞ。
通常のアーケードモードに加えて、限られた体力でスコアを競うサバイバル、最短クリアを目指すタイムアタック、頂上を目指すスカイランなど様々なモードが用意されており、ステージによってはボス戦まで楽しむことができる。最大4人まで同時にプレイすることができ、簡単操作で誰とでも遊べるので、パーティーゲームを探している方におすすめしたい。
癒しを求めている方必見|ももいろくじら 妖精うぃずの空庭
スマホで楽しめる作品を探している方にはこちら、『ももいろくじら 妖精うぃずの空庭』。本作は、とにかく「癒し」をテーマにしており、絵柄や音楽、ゲーム性全てがふわふわしたファンタジーな世界観となっている。ゲーム性としては放置が主なので、時間に追われることもなく、自分のペースで進めることができる点も世界観にマッチしていると言えるだろう。
ファンシーな生き物たちの着せ替えやお世話、写真撮影をしたり、アジトの発展を行ったりすることもできるので、コツコツ育成する盆栽ゲームの要素も盛り込まれている。あなたの日常に癒しを届けてくれる、可愛らしい生き物たちと生活を共にしたい方には是非とも触ってみて欲しい。
2024年夏に日本先行で再リリース予定となっている。今後も続々と情報を解禁していくとのことだ。
パン屋経営xダンジョン探索|Aeruta
パン屋を経営しながらダンジョン探索を行えるアクションRPG『Aeruta』。勇者を目指しているキツネ耳の少女チャヤを操作し、ダンジョンに潜り、ボスを討伐し、集めた素材でパンを焼く。そう、いずれは勇者になることを信じて本日もパンを焼くのだ。パン生地を伸ばす棒(めん棒)で攻撃するのだが、ヒットした時に音が非常に心地よく、何の変哲もない道中戦闘だけでもかなりの満足感を得ることができたほどだ。
基本的な操作としては、①攻撃②回避③スキルだけで問題なく、アクションが苦手な方でも楽しめる上、なんなら難易度設定でカジュアルを選べば戦闘が苦手な方でも充分クリアできる難易度感になっている。既にアーリーアクセス版が配信されているタイトルなので、リリースが待ち切れない方は先んじてプレイしてみて欲しい。
闇に包まれた世界を探索|Twilight Monk
デーモンハンターの末裔として世界の危機を救い出すアクションゲーム『Twilight Monk』。主人公は、“幻影の柱”と呼ばれる攻撃手段や高所への移動、パズルを解くための重りなどに利用できる便利アイテムを所持しており、これを活用してダンジョン攻略を行っていくのがメインとなっている。ダンジョンには隠し扉や隠し通路が多く用意されているので、マップを隅々まで探索するタイプの人にとっては堪らないだろう。
隠れNPCがいたりする関係でダンジョンの踏破が重要なゲームなのだが、特定のアビリティを獲得しないと進めない場所がある都合上、1度訪れただけでは難しくなっている。探索率を100%にしたい気持ちを抑えつつ、アビリティを獲得するまでは我慢する必要がある点だけは覚えておきたい。釣りといったミニゲームなどの寄り道要素も用意されている。鉄板の横スクロールアクションを遊びたい方におすすめの一作だ。
紹介したタイトルは『BitSummit2024』で試遊可能
ここまで、グラビティゲームアライズのタイトル発表会兼試遊会の作品をお届けした。
カジュアルに楽しめる作品から、ガッツリやり込める作品まで揃っている。ただ、多くのタイトルはまだリリースされていないこともあり、どのような作品か分からない・触ったことがない方も多いだろう。そんな方でも大丈夫、京都で7月19日〜7月21日に開催される『BitSummit2024』に参加すれば、今回紹介したタイトルをはじめとした多くのインディーゲームを試遊することが可能となっている。少しでも気になった作品がある方は、ぜひ会場まで足を運んでみてはいかがだろうか?
『グラビティゲームアライズ株式会社』の概要
『BitSummit2024』の概要
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(編集・執筆/いの)