『レイヴン2』とはNetmarbleによる、ダークで重厚感のある世界観が特徴の3人称視点のアクションMMORPGだ。美麗なグラフィックで描かれる、残酷でありつつも美しいムービーや少しグロテスクなデザインの敵やフィールド背景が魅力的だ。自由なキャラメイクに派手なスキル演出、シンプルながら奥深い戦闘システムで時間を忘れて楽しめる作品になっている。この記事ではゲームエイトライターがガチレビューをお届けするので、最後までチェックしてみてほしい。
『レイヴン2』とは?
『レイヴン2』はNetmarbleによる、ダークで重厚感のある世界観が特徴の3人称視点のアクションMMORPGだ。
プレイヤーはリアルタイムでフィールド上に存在する敵と戦い、物語を進めることになる。華麗なグラフィックで描かれる戦闘はど迫力のエフェクトやスキル演出が特徴で、ただ戦っているだけでも爽快感が抜群だ。
筆者は今回PCで先行プレイ体験に参加したのだが、敵のデザインの良さや大迫力の映像に圧倒されっぱなしで、「こんな強そうな敵を倒せるのか!?」「どんなストーリーになるんだろう?」と終始ドキドキしながらプレイしていた。
本作はPCとモバイルのクロスプラットフォームで展開される予定で、モバイルRPGとして人気を博した「レイヴン」の正当後継作となっている。
そんなワクワクが止まらない究極のMMORPG「レイヴン2」の先行プレイの様子を紹介していきたい。
まるで映画!?美麗なグラフィックで描かれる迫力のストーリー!
▲ゲームのタイトル画面で流れる映像。この時点でどんな冒険が待っているのか期待してしまう。
▲敵に襲われ、無惨な光景が広がる村の映像。ハードなゲーム性が伝わってくる。
今回特に筆者が驚いたのは映像の綺麗さだ。ゲームを起動して流れるタイトル画面のムービーもとても綺麗で、グラフィックに力を入れていることがうかがえる。
本作の全体的なデザインはダークな感じになっており、未だに中二病を引きずっている筆者にはかなり刺さった。
プレイヤーは特殊な力を持った隊員として各地の調査や敵を討伐しながら冒険をすることになる。今回の先行プレイではゲーム本編を開始すると敵に襲われ荒れ果てた村を調査することになるのだが、プレイしてすぐに家が燃やされ死体の山が転がるステージというハードな環境にかなり驚いてしまった。
このようにスタートからいきなり、重厚感のあるダークな世界観とストーリーを味わえるので、厨二病
マインドを持つ皆様はすぐにこの世界の魅力に取り憑かれることだろう。
目の中の模様が選べるほど自由度の高いキャラメイク!キャラのスクショも捗りそう
▲目の中の模様を選んでいる様子。グルグル目にできるほど自由度が高く驚いた。
▲プリセット機能もあるので、キャラメイクが苦手な人やすぐに始めたい人はプリセットを選ぶのもアリ。
MMORPGの醍醐味といえば、キャラメイクという方も多いのでは?冒険を始めたらずっと見ることになるキャラデザインは、筆者もゲームを楽しむ上でかなり重要だと感じている。
本作では顔や髪型といった基礎的な部分だけではなく、メイクやペイントなど自由度の高いキャラメイクが可能だ。また、体型についても身長や胸のサイズ、頭の大きさなど細かく設定できるので、小柄だけど厳つい顔のキャラや、背の高い小顔美人なども作れるのが面白い。
特に筆者が気に入ったのは目の中の瞳の模様が変えられる点だ。キャラメイクにおいて目の色が変えられるゲームは珍しくないが、目の中の模様が変えられるのはあまりない印象だ。ダークファンタジーだからこそ、禍々しい目や黒目のない目にしてみても面白いだろう。
細かく設定できるのでプレイヤーが描く理想のキャラを作成し、ゲーム中のスクショを楽しむことも可能だろう。
簡単操作だけど奥が深い戦闘システムで敵を蹴散らせ!スキル演出が派手で楽しい
多彩なクラスがあるのが魅力!自分好みの戦闘スタイルを見つけよう
▲筆者が選んだナイトレンジャーのクラス。弓を使って戦う。
▲魔法が使えるエレメンタリスト。魔法を使うのもかなり面白そうだ。
クラスの一例 | |
---|---|
クラス名 | 特徴 |
ヴァンガード | 剣と盾を持っており、高い防御力を生かした近接攻撃や敵の行動を阻害するような動きが得意なクラス |
エレメンタリスト | 元素の力を操って強力な魔法攻撃を繰り出せるクラス |
ナイトレンジャー | 遠距離から敵を狙い、離れた位置からでも高い攻撃力で敵を仕留められるクラス |
本作ではクラスと呼ばれる職業があり、それぞれで得意なことや攻撃方法が異なる。プレイヤーが使いたいクラスを選べるので、クラスをイメージしたキャラメイクをしてみるのも面白いだろう。
「ヴァンガード」「エレメンタリスト」「ナイトレンジャー」など様々なクラスがあり、どれも魅力的で迷ってしまう。今回筆者は弓を使いたい気分だったので、遠距離攻撃が得意なナイトレンジャーを選択した。
また、4月23日に公開された特別番組では、日本での正式サービスを記念し、サービス開始と同時に8番目の新クラス「デスブリンガー」が登場することが発表された。こちらのクラスもかなり気になるので、サービス開始時にはぜひ触ってみたい。
シンプル操作で敵を薙ぎ払え!直感的にプレイできるのも魅力!
▲シンプルでわかりやすいUI。PCではWASDで移動、スペースキーで攻撃ができた。
▲視点変更も自由自在。見下ろし視点だけではなく、キャラの背中視点にもできるのも嬉しい。
本作をプレイしていて感じたのは、直感的にプレイできるシンプルな操作が特徴という点だ。筆者はPCでプレイしたため、キーボードとマウスでプレイしていたのだが、PCの基本操作であるWASDで移動し、スペースキーで攻撃ができた。これだけでもシンプルな操作感がわかるが、特筆すべきはマウスでの操作だろう。
マウスで移動したいところをクリックするとそこまでキャラが移動し、敵にカーソルを合わせて攻撃できる。もちろんキーボードを活用するとよりプレイしやすいが、ここまでマウスのクリックだけで簡単に操作できるのは、モバイル向けの展開を考慮してのことかもしれない。
今回筆者は初めて「レイヴン2」の世界に触れてみたが、操作に戸惑うことは一切なく、スムーズにゲームに馴染んで「レイヴン2」の世界に没入できた。
スキルで効率的にダメージを与えよう!派手なエフェクトにも注目!
▲赤い枠で囲った部分がショートカット。スキルの説明もシンプルで理解しやすい。
▲スキル「シャドーショット」のエフェクト。紫色のエフェクトがかっこいい。
今回筆者は「ナイトレンジャー」のクラスを使っていて、弓を使うスキルを習得していたのだが、個人的に気に入ったのは「トリックショット」だ。「トリックショット」は敵にダメージを与えつつ、防御力を下げられる。戦闘が開始した際に最初に使うことでダメージ効率を上げられるのでかなり重宝した。
食べ物を使ってさらに効率アップ!アイテムの自動使用も!
▲美味しそうに見える「新鮮な野菜の串焼き」。可能であれば実際に食べてみたい。
本作では沢山のアイテムが登場し、回復のポーションといった基本的なアイテムはもちろん、食べ物も登場する。食べ物は使用するとステータスアップするものがあり、上手く使うことで狩りの効率やボス戦を有利に進められる。
本作のグラフィックが綺麗なのは既に紹介しているが、アイテムのグラフィックも個別に設定されており、こちらも世界観に深みを与えてくれている。筆者は「新鮮な野菜の串焼き」という食べ物を入手したのだが、串焼きのグラフィックが綺麗で美味しそうだったので、プレイ中にお腹が空いてきてしまった。
アイテムはスキルと同様ショートカットに登録でき、戦闘中にすぐに使用できる。また自動設定もできるので、HPが減った際に自動で回復ポーションを使うことも可能だ。そのため、戦闘に集中している間にダメージを受けすぎて負けてしまう……なんてことも防げるのも嬉しいポイントだった。
方向音痴でも安心!ワンクリックでクエスト場所までご案内!
▲赤枠で囲った部分が現在のクエスト目標。ここをクリックすると自動で移動してくれるので、積極的に活用したい。
本作では自由にフィールドを移動できるので探索する楽しみもあるが、一方でフィールドに慣れない間は迷子になってしまったり、クエストがどこで発生するのか分からなくなってしまうことがあった。
そんな時に筆者を助けてくれたのは親切なガイド機能だった。画面の右上に現在の目標が分かりやすく表示されているうえ、該当箇所をクリックすると自動で目的地に移動してくれるので、迷うことなくゲームを進められた。このガイド機能があれば、方向音痴の方の心強い味方になってくれるだろう。
こんなのに勝てるの!?と思ってしまう大迫力のボス戦!
▲ボスの「服従の形象」。少しグロテスクな見た目が筆者のお気に入りポイント。
▲ボス戦の様子。フィールド画面でも大きいので、こんなのに勝てるのかという絶望感があった。
本作でぜひ注目してほしいのが、大迫力のボス戦だ。ストーリーではボスと戦うことになるのだが戦う前のムービーが凄まじく、「こんな敵を相手に勝てるのか!?」と思ってしまうほど迫力満点だ。
今回は「服従の形象」というボスと戦ったのだが、実際に戦ってみると見た目通りの強敵でかなり苦戦してしまった。攻撃範囲が広いだけでなく、フィールドを大きく移動するため、攻撃を当てるのにも一苦労だ。さらに一撃一撃が重く、慎重に攻めなければならなかったが、仲間のNPCと協力して何とか倒すことができた。
しかし、巨大で強力なボスと戦うのはとにかく興奮したし、ボスの見た目もダークファンタジーらしく、少しグロテスクでかなり好みのデザインだった。リリースされた際はまだ見ぬ強敵を求めて、沢山のボスと戦ってみたい。
美麗なグラフィックで描かれる重厚なダークファンタジーが魅力!ぜひとも遊んでほしい作品!
▲かわいい白い狐とのツーショット。背景に吊られている死体があるのがダークさを感じる。
▲敵から逃げる人々。細かい部分までこだわりを感じる。
ここまで『レイヴン2』について紹介してきた。記事内で何度も触れているが、とにかく映像が綺麗でムービーだけでなくゲーム中もなんら遜色ないグラフィックで、重厚なダークファンタジーの世界観を全身で浴びるように楽しめる作品だ。筆者はダークファンタジーが大好きなので、ちょっとグロテスクなフィールド背景や敵のデザインも非常に気に入った。
操作についても直感的に分かるようにUIがデザインされているため、少し触れるだけで簡単にシステムを理解できるのも本作の良い点だろう。一方でスキルを使用することで戦略的に戦闘を進めたり、効率的にモブ狩りをできたりとシンプルながら奥深い戦闘システムも大きな魅力だ。これまでMMORPGを触れたことがないという方や「興味はあるけど難しそう…」という方でも問題なく楽しめるだろう。
本作はPCとモバイルで展開されるクロスプラットフォームなので、ユーザーが遊びたい環境でプレイできるのも嬉しいポイントだ。ダークファンタジーが好きな方や新しいMMORPGを探しているという方はぜひ遊んでみてほしい。筆者もレイヴン2に魅了されてしまったので、リリースされた際は全力で遊んでみたい。
レイヴン2の概要
©Netmarble Corp. & Developed by Netmarble Monster Inc. All Rights reserved.
[提供]:Netmarble
(編集・執筆/きりゅう)