2024-07-24

【採用インタビュー】『サクセス』に誕生した新設部署の部長を務める山華圭悟氏にインタビュー!新たな部署の誕生から「面白い人物」を求める部長として思い描いている理想の部署の在り方とは!?

スマホ、コンシューマーの垣根を超えてゲームを世に送り出し続け、46年の歴史がある老舗のゲーム会社『サクセス』。そんな『サクセス』の新設部署である第一ゲーム事業部第二制作部で部長を務めている山華氏に、新たな部署を立ち上げてからこれまでの経緯、働き方についてお聞きすることができた。ゲーム業界に留まらずエンターテインメント全体に挑戦したいという山華氏の想いや、一度同業他社に転職しつつも再度『サクセス』に戻ってきた胸の内まで伺うことができたので、ぜひチェックしてみて欲しい。

自己紹介

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山華圭悟氏(以下、山華氏):第一ゲーム事業部第二制作部で部長を務めている山華(やまげ)と申します。20代前半にゲーム会社に就職しまして、約20年ほどゲーム業界で働いております。オンラインゲームの運営プランナーからキャリアをスタートして、国内外タイトルの開発や運営のディレクター、プロジェクトマネージャー、プロデューサーなどを経験してきました。

直近では、普段は部長としてチームマネージメントをメインとし、案件によってはプロジェクトマネージャーも担当しています。

新たな部署は空き部署から始まった!?立ち上げから現在までの経緯について迫る

ーー昨年設立された新設部署だと伺ったのですが、どういった経緯で立ち上げられたのでしょうか?

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山華氏:私は1年半ほど前にサクセスに入社したのですが、そのタイミングで第一ゲーム事業部第二制作部が空き部署になっておりました。そのため、今の上司から再立ち上げを任されて今に至ります。

ーー入社してすぐに新たな部署を立ち上げたのですか!?

山華氏:実は、前にもサクセスに所属していた時期があるんですよ。なので、1年半前の入社は正確には復帰になります。また、過去にサクセスに所属していた際は開発部門の部長であったことから、再立ち上げを任されたのかなと思っています。

ーーこれまでに取り組んできた事業内容はどういったものがありますか?

山華氏:基本的には受託開発を行う部署となっておりまして、これまでは小規模から中規模タイトルの開発を行ってきました。

ーー現在のチーム体制についてお聞きしてもよろしいでしょうか?

山華氏:現在の第一ゲーム事業部第二制作部は6名体制と小さい部署です。内訳としては、部長である私と、デザイナーが1名、プランナーが1名、プログラマーが3名となります。プロジェクト進行に伴い足りない人員に関しましては、他部署や他会社様から協力を頂いている感じです。

また、意外に思われるかもしれませんが、チームとしてのミッションやビジョンは明確に定めておりません。

ーーそうなんですね!あえてミッションやビジョンを設定していない理由があったりするのでしょうか?

山華氏:理由としては、今は目の前のプロジェクトに集中してもらえるようにするためです。私が個人的に考えていることはあるのですが、現状は受託中心という事もありまして、クライアントの要望にしっかり応えること、開発しているタイトルの品質を高めるといった基本的な所を重視しています。

いざとなったら助け合い!持ちつ持たれつの風通しの良い社内環境

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ーー実際に案件が受注されてから運用開始するまで、さらには運用時の流れについて教えてください。

山華氏:現在は開発案件がメインとなるため、案件が確定したらまずは体制を整えることから始めます。開発手法については、アジャイル開発やウォーターフォール開発など色々あるかと思うのですが、クライアントの要望と予算やスケジュールを加味した上で最適な方法を取らせて頂いております。現状だと、アジャイル開発とウォーターフォール開発の中間点くらいのやり方で進めている案件が多いですね。

ーー部署としての成功体験や苦労したエピソード、それをどのように乗り越えたかについてお聞きしたいです

山華氏:まだ部署としての成功体験と言えるような大きなものはありません。今はしっかりと質の高い物を作り上げてご提供させて頂いている段階です。しっかりとやれていること自体は成功と言っても良いかもしれません。

苦労した点は、中規模の開発案件を受注した際に開発体制を整えることですね。まだ小さな部署なので、部署のメンバーだけでは人手が足りないといったケースが起こり得ます。ただ、弊社は部署間の協力体制が整っているので、これまで体制構築が開発開始までに整わなかったことは1度もありません。過去にとあるプロジェクトで要件に合うメンバーを社内でアサイン出来ないことがあったのですが、最終的に協力会社さんからの助太刀を頂いて乗り切れたこともあります。その際に、協力会社さんを紹介してくれたのが他部署の部長でした。

ーーいざとなった時に頼れるメンバーがいるのは心強いですよね!

山華氏:あの時は本当に助かりました。普段から社内の横の繋がりが構築されていることもあり、部署間の風通しも非常に良いので、小さい部署ながらここまでやってこられている所もあるのかなと思っています。

密度高く働く社風!残業を減らすための意識付け

ーー新設部署だとメンバー1人にかかる負荷が大きかったり、休日出勤や平日遅くまで働いたりする印象があるのですが、所属している方々はどのような働き方をされているのでしょうか?

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山華氏:新設部署にはなるのですが、働き方自体は他部署と特に変わりません。私個人としましては、仕事以外の時間も大切にして頂きたいですし、そういった時間も重要だと思っておりますので、通常の業務時間である8時間でその日の業務を終えられるように意識することをメンバーには伝えています。

とは言っても、プロジェクトの進行状況によっては残業や休日出勤が発生することはあります。ゲーム開発・運営の性質上イレギュラーが発生することもありますが、新設部署だからといって日々大きな負荷がかかることはありません。

ーー新設部署=新しいことへ挑戦していくことが多い印象なのですが、現在チームで活躍している方々はどのような性格・特徴を持った方が多いでしょうか?

山華氏:セクションリーダーを任せられるような人がほとんどかなと思っています。性格や特徴に関して一言で言い表すのは難しいのですが、勤怠がかなり良いことは共通しているのかなと。みんな健康的なのか頑丈なのかは分かりませんが、病欠する人は少ないです。

後は、皆コミュニケーション能力はありつつも仕事中は静かな人が多いですね。当然、集中して業務に励んでいるということもあるのですが、部署内だと私が1番うるさかったりします(笑)

ーー部署としてのルールや決まりごとについて教えてください。

山華氏:ルールと言うほど明確に定めておりませんが、報連相は徹底して欲しいなと思っています。特に、業務や体調面を含めてリスクがある際はすぐに連絡してもらうようにしています。

ーー報連相が大切なのは頭では理解できていても、意識付けしないと案外抜けてしまうこともありますからね。非常によく分かります。ところで、部署全体の雰囲気はどのような感じなのでしょうか?

山華氏:雰囲気に関しては、特別和気藹々としています!と言うこともなく、業務の合間に時折雑談を挟んだりすることが多いかなといった程度です。会話が多すぎることも少なすぎることも無いので、誰が来ても入り込みやすい部署なのかなとは思っています。

部長と共に方向性を定められる!自由度が高い訳には新設部署ならではの強みが!?

ーー部長として現在お持ちの目標や、2年後、3年後など将来部署としてなっていたい姿について教えてください。

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山華氏:最優先としては部署の拡大です。拡大とは言いつつ、闇雲に人数を増やすことは考えておらず、私自身が共に働きたいと思える方をひとりひとり増やしていければと考えています。将来的に、個々人が強いチームになれることが理想です。そうすれば、自ずと自分達がやりたい事をやれている部署になると思っています。

ーー山華さん個人の意見としては、共に働く方に求める要素はどの部分になるのでしょうか?

山華氏:私個人としては、最終的に相性が良いかどうかが重要だと思っています。また「面白い人かどうか」も重視しています。何をもって面白いかというのもあるかと思いますが、ゲーム開発を行なっている関係上、ゲームやアニメなどが好きな方は多くいるんですよ。ただ、それだけじゃなくて、何かひとつでも良いので、それ以外のハマっている何かの話題で長く話せるような方が良いですね。

厳しいことを言ってしまうと、仕事上ゲームに詳しくて当たり前だと思っているんですよ。他にも、声優さんやIPを起用する案件も多くあるので、アニメや漫画に関しても同じです。なので、それ以外のスポーツや芸術でも本当になんでも良いので、「この話題なら任せて下さい!」と言い切れるものがある方に魅力を感じます。また、日頃から様々な情報にアンテナを張っている方だと尚ありがたいです。

ーースキル面と言うよりはパーソナルな部分を重要視している感じですね。

山華氏:そうですね。色々なことに挑戦していきたいと思っておりまして、ゲームに留まらずエンターテインメントとして何か仕掛けられることはないかと常に考えています。なので、ゲーム以外の箇所にもアンテナを張っていることによって獲得できるチャンスも、しっかりと拾っていきたいですね。

ーー部長目線でメンバー個々に期待していることはどのようなものがありますか?

山華氏:ゲーム業界の流れも、技術の進歩も非常に早いので、それに置いていかれないようにして頂きたいなと思っています。私自身も含めて足りない部分に関しては、互いに情報共有を行なって補完し合っていければと考えているので、常に新鮮な情報をキャッチアップしてもらいたいと思っています。

ーー今後チームに新たに加えたいポジションや人物像について教えてください。

山華氏:現在最も求めているのが、プランナーチームのマネージャー候補です。私以外でプロジェクトを仕切れる人を求めています。それ以外にも部署の成長を考えて一緒に模索できる方だとよりありがたいです。様々なことに挑戦していくつもりなので、未経験のことに対して恐れない方が良いですね。

こう言った話をしてしまうと「ベテラン以外お断り」みたいに思われるかもしれないのですが、必ずしも入社した段階でこちらの求めることが100%出来る必要はないと考えています。若くて経験値が低くとも「ポテンシャルがあるな」と思える方は大歓迎です。

結論としては、多少の経験と挑戦したいと思える気持ちがあるかどうかかなと思っています。

外の世界を体験した後再度サクセスに!?同業他社に転職したからこそ改めて感じたサクセスの魅力とは?

ーーサクセスへ入社後同業他社に転職してから再度サクセスに戻ってきたと伺ったのですが、どういった背景や理由があったか、可能な範囲で教えていただいても良いですか?

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山華氏:シンプルにサクセスが好きで戻って来たいと思ったからです。思い入れ補正も含まれているとは思いますが、弊社って本当に居心地が良いんですよね。挑戦もさせてくれますし、社員ひとりひとりに対してのケアもしっかりしていて働き甲斐がある会社だと思っています。

外で色々なことを経験していくうちに「もう一度サクセスのために働きたいな」という想いが出てきたのが大きいですね。

ーー山華さん目線での貴社の良さってどう言ったところが挙げられますか?

山華氏:物づくりに集中できるところですかね。代表も社員のことを非常に大事にされている方なので、社内で決まっていくルールなどは社員目線のことが多いですし、福利厚生としては月5000円までの書籍購入補助があったり、月に3000円までなら、映画やミュージカルを楽しむためのエンタメ補助なども支給されます。実際に平均勤続年数も9年と非常に長くなっています。

ーー平均勤続年数が9年は長いですね!

山華氏:ここで経験を積んで転職を行う方も一定数いますが、長くいる方はとことん長くいる印象ですね。年齢が上の方でも話しやすく親しみやすい方が多いのも、勤続年数が長くなる要因なのかなと思ってたりします。

ーー最後にこれから部署・個人単位で挑戦しようと思っていることについてお聞かせください。

山華氏:ゲーム開発が弊社の主軸であることは間違いありませんが、ゲームだけに限らず、エンターテインメントを盛り上げていくための企画も動かしていきたいので、その地盤を築き上げる手助けを行なっていただける人が集まってくれると嬉しいです。

弊社の社風では、自由度高く様々なことにチャレンジする機会を用意してもらいやすいので、頭の中でやりたいことは浮かんでいるが形にする機会がない方や、長時間勤務や既定路線の業務に窮屈さを感じている方だとフィットしやすいのかなと思っています。ぜひ、今回のインタビューで興味を持っていただけた方がいらっしゃいましたら、私と共に新しいチームを創りあげていきましょう!

ーーお忙しい中、ありがとうございました!

『サクセス』の概要

会社名:株式会社サクセス(SUCCESS Corporation) 設立:昭和53年(1978年)6月7日 主な事業内容:ゲームソフトの開発・販売および運営・ビジネスソリューションソフトの制作および販売 所在地:〒141-0022 東京都品川区東五反田1-21-13 ファーストスクエア五反田3F 公式サイト:https://www.success-corp.co.jp/ 公式X(旧Twitter):https://twitter.com/SUCCESS_Corp

© SUCCESS

[取材協力]株式会社サクセス(SUCCESS Corporation)

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