2024年9月26日(木)から開催される東京ゲームショウに出展する「SPARK NEXA」。今回ローグライクアクションゲーム「プロジェクト:夢遊」、水墨画三国SRPG「神州の戦:三国編」、クトゥルフ小説をベースに展開するRPG「ロードオブミステリーズ」、パルクールとサンドボックスゲームの特徴を組み合わせた「プロジェクトスペースタイムサーファー」四つのタイトルを公開し、今後本格的な日本マーケットへの進出を予定しているとのことで、その足がかりとなる東京ゲームショウに向けてのインタビューを実施した。日本マーケット進出の背景や東京ゲームショウ出展タイトルの内容について聞くことができたので、ぜひチェックしてみてほしい。
日本マーケット進出の背景と開発中タイトルについて
ーーはじめに、日本マーケット進出への背景と今回試遊できる「プロジェクト:夢遊」についてお聞かせください。
日本は世界的に見ても3番目に大きいモバイルゲーム市場です。多くのユーザー数を抱えており、ここ数年の日本マーケットの傾向ではファンタジー、アクション、そしてローグライクのカテゴリが台頭してきたように感じます。
弊社の「プロジェクト:夢遊」は、そのファンタジー、アクション、ローグライクの三つの要素を融合し、よりオリジナリティ溢れるランダムな夢境体験、爽快感のあるアクション体験、そしてビルドを考え抜くローグライクの要素が一番の特徴です。まとめると、アクション要素と戦略性どちらも楽しめるタイトルとなっております。
もう一つ重要な特徴となるキャラクターデザインは、世間の夢を具現化しております。例えばこの「スイーツを食べる夢」は、美味しいスイーツに埋もれるような、万国共通の夢を擬人化し、とにかくたらふくスイーツを食べる可愛い少女というビジュアルに辿り着きました。
また、残業という、どの国の方にとっても悪夢だと思う要素からインスピレーションされた「残業の夢」は、ちょうどデザイナーが納期に追われる時期に生み出されたキャラクターです。
まさに残業の象徴のような要素が詰め込まれています。目のくま、3ヶ月も放置した髪の毛、コーディネートされていない服装、そして「社会人4年目だけど、もう8年分の職歴は積んだかな!」という苦しい中でも楽しさを求めるマインドの集合体です。
残念ながら今回の試遊では一部のキャラしか解放されてませんが、その他にも、「試験の夢」や「金持ちの夢」など、多くのプレイヤーが共感できる夢のキャラを鋭意に開発しています。日本のプレイヤーにお馴染みのある夢も教えていただけると幸いです。
ーー「神州の戦:三国編」についてはいかがでしょうか。
「神州の戦:三国編」はその名の通り、中国の古典的名作である『三国演義』のストーリーを基に、各武将の視点でメインストーリーを展開するゲームとなります。各ステージでは、戦略・戦術では個性豊かな兵科を使った用兵、そして様々な策略奇謀(猛火計・洪水計・機関罠)を使って王道のSRPG体験をしていただきます。
日本のユーザー間でも三国志の題材が非常に有名であると思います。同時に日本が制作した三国志題材のゲームも数多くプレイしてきました。
本タイトルでは現行タイトルでは少ない水墨画を用いたグラフィックデザインを行っています。中国の伝統技法で表現するキャラクター、水墨画によって描かれる山々や水面、そして独特の中国の古典演出や舞台劇で、日本のユーザーに真の三国志を体験していただきたいです。
ーー「ロードオブミステリーズ」についてもお聞かせください。
「ロードオブミステリーズ」はクトゥルフ神話を題材にしている小説を原作としたゲームタイトルとなっております。ゲームデザインも小説やクトゥルフ神話をベースに展開していきます。日本でもTRPGなどで雰囲気を体験したことがあるユーザーも多いかと思います。
こちらは1日でも早くユーザーの皆様に手に取ってもらえるように、現在開発中となっております。
東京ゲームショウの出展内容
ーー今回出展される東京ゲームショウのブース内容についてお聞かせください。
TGS(東京ゲームショウ)では9月26日から29日まで「プロジェクト:夢遊」の「夢醒めまで」モードをSPARK NEXAブースで体験できます。このモードでは無限に湧き出る敵にキャラを用いて撃退し、敵のフィールド上で「目覚め」まで生き残ることが目標です。
ゲームのステージやマップデザインなど細かいところまで、ぜひご注目ください。マップによって広範囲のAOEスキル(範囲効果スキル)を使うか、攻撃速度に特化した火力で押し切るか、「プロジェクト:夢遊」ならではの戦闘の「爽快感」を存分に楽しんでください。
「神州の戦:三国編」は開発段階の理由により、日本語版がまだご用意できていないので、TGSでは中国語版を用意しております。「神州の戦:三国編」や、ほかのタイトルに興味がある方はぜひお気軽に、ブースに遊びに来てください!
「SPARK NEXA」の概要
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[取材協力]: SPARK NEXA
(編集・執筆/きりゅう)