8月19日〜27日にかけてラフォーレ原宿にて開催されている、フォンテーヌ実装記念の原神ゲームアート展覧会に取材を行いました。原神大好きなライターがその魅力をお伝えするので、原神ゲームアート展やフォンテーヌの様々な設定について気になっている方は、ぜひご覧ください!
原神のゲームアート展覧会が開催
フォンテーヌ実装に伴い『ラフォーレ原宿』にて原神ゲームアート展覧会が開催された。今回はかなり原神をやり込んでいると自負しているライターの「あり」が取材を行なってきたため、その魅力について伝えていきたいと思う。
展覧会も冒険者協会からスタート
展覧会 | ゲーム内 |
ゲーム内と同じく、展覧会のスタート地点には冒険者協会が。これから現実のテイワットに誘ってくれるには最高の出だしといえるだろう。
来場したらまずは特製帽子を受け取ろう!
会場内でロゴキャンパスバッグを背負い、原神Tシャツを着ているスタッフの方にこの合言葉を伝えると、ゲームアート展オリジナル帽子がもらえるぞ。
風・草スライムたちがお出迎え
通路にはぽつんと置かれたスライムたちがいた。特に取り上げるようなことではないのだが、筆者は公式ぬいを購入するほどスライムが好きで、最初に伝えておきたいと思ったので触れさせてもらう。
展覧会ではいたるところにスライムが設置されているのだが、どのエリアも展示物が凄すぎて見過ごしてしまいそうになる。この記事を見た方には、ぜひ展覧会に訪れて七元素全てのスライムを見つけて欲しい。
3つのテーマに分かれた展覧会
第1章はフォンテーヌに至るまでのモンド〜スメールを振り返り、第2章ではこれから始まるフォンテーヌについてより理解を深められる設定画やオブジェなどが展示されていた。
第3章では旅人等による創作物が展示されており、そのクオリティの高さに目を釘付けにさせられてしまった。
以下ではそれぞれの章ごとに分けて、魅力を語っていこうと思う。
第1章:これまでの原神を振り返る
壁一面に広がる魔物等の設定画
主にカーンルイアの古代機械がメインだったが、どれも設定・デザインともに細部までこだわって作られているということが、改めて実感できる展示だった。
まだまだ謎の多いカーンルイアだが「製作者が何を考えながらこういった機械を作ったのか」など、考察が好きな方にとってはこの展覧会は必ず助けになるだろう。
ド迫力の遺跡守衛
かなり序盤で目にすることができる遺跡守衛オブジェの再現度が非常に高く迫力満点で、興奮を隠しきれずに写真を撮りまくってしまった。
普段であれば
「動くのか動かないのか、どっちなんだい!?」
と問いたくなるところだが、幸い会場に設置されていたものは、近づいても動き出さないタイプの遺跡守衛だったため、安心してご覧いただきたい。
これまでの原神をざっくり振り返り
第2章フォンテーヌに入る前には、これまでのテイワットを簡単に振り返れる工夫が施されている。
ちびキャラのかわいいイラストでは、テイワット各地に存在している多様なキャラクターたちとの交流を思い出す。
背景コンセプトに関しては、一体どこを示している景色なのか、実際にゲームを起動して見比べて見るのも良いかもしれない。
そして各地方のイラスト画では、短い文章ながら特色が的確に表されており、モンドでトワリンと戦ったことから、稲妻で雷電将軍と一戦交えたこと、記憶に新しいスメールでの諸々の出来事。いろいろな思い出に、簡易的に浸ることができた。
第2章:フォンテーヌの背景アート展
第2章フォンテーヌのアート展への入り口で最初に目に飛び込んできたのは、フォンテーヌの紹介PVで映っていた例の機械。
まるでリネとリネットに連れられて、初めてフォンテーヌに足を踏み入れた旅人の気持ちを、追体験できたような感覚を味わえた。
フォンテーヌのスタートはやはりこの3人
オブジェを超えた先では、見覚えのあるキャラクターが大きく主張してきたため、近づいてみるとリネ、リネット、フレミネの設定画が飾られていた。
背景枠から大きくはみ出たリネの存在感により、今にも飛び出してきそうな迫力を表現している。フォンテーヌ第1章を代表する二人とフレミネが出迎えてくれることで、しっかりフォンテーヌの世界に入り込んでいけるぞ。
最新の魔物に関する設定画が盛り沢山
フォンテーヌの代表的なボスである「クロックワーク・マシナリー」だが、構成する2体の構造について細かに描かれている。
そのほかにも聖遺物周回で今後も長く見ていくことになる魔物や、フォンテーヌの警備兵のような機械兵についての設定画などが多く展示されていた。
武器の模型が少年心をくすぐる
新たに実装された武器の模型が展示されていたのだが、これがまた良い......
昔子供向けの番組に出てくるヒーローの武器を振り回して遊んだ経験はないだろうか?
その時の気持ちになりました。
風景コンセプトの原画が美しすぎる
実のところ、筆者はまだしっかりとフォンテーヌを探索できていないのだが、皆さんはいかがだろうか?
この展覧会では風景画、特にフォンテーヌ関連のものを多く目にすることができたのだが、どれも本当に綺麗で、思わず足を止めてじっくり見てしまうほどだ。
「この世界に行ってみたい」
そう思わずにはいられなかった。
当日は帰宅したのちに原神を起動してしまい、この記事は展覧会に取材に行った翌日に執筆することとなったのだが、それほどフォンテーヌの世界観に引き込まれるものがある。原画は2次元的なものだが、ゲームでは実際に自身の分身を動かし、3次元的な体験ができる。これこそまさにゲーム
の醍醐味、その一つではないだろうか。
現実で水中世界を体験
ほの暗い雰囲気に誘われ歩を進めると、照明や空間の色調に工夫が散りばめられており、水中空間を追体験できる空間が広がっていた。音楽のおかげもあって、心なしか涼しいような感覚も。
先ほどはゲーム体験を賞賛したが、やはり視覚だけでなく聴覚や肌感が伴うリアルでの体験も捨てがたいと思ってしまい、現在VRで原神ができないことが悔やまれる......
原神テーマパークのようなものがあればもっと楽しくなりそう、などと妄想が捗ってしまいました。
閑話休題
楽曲を視聴できるコーナーも存在
原神といえば耳に心地よい壮大な音楽も、ゲームの大きな特徴のうちの一つと言えるだろう。今回の展覧会ではそんな楽曲の一部を、スコア付きで試聴できるブースが存在していた。
ノイズキャンセリング性能の高いヘッドフォンが用意されていたため、スコアを見ながら脳裏にテイワットの情景を浮かべて、音楽に浸ることができるだろう。
原神のOSTを普段から聴いている、というタイプの原神オタクにはぜひ立ち寄ってもらいたい。
第3章:ファンによる創作作品展
高クオリティのイラストが多数展示!
筆者は絵やイラストに関しては浅学であるため、技術やこだわりの点についてなどは分からないのだが、それでも一目で引き込まれてしまうほど、高いクオリティのものが多く展示されていた。
一種の美術館、というと過言かもしれないが、どのイラストも足を止めてじっくり見る価値があるように感じた。
まるで本物!? 特別な模型を見よ!
イラストの合間合間には木材を使用して作られた『アンドリアス』や『放浪者ロボ』の模型が展示されていた。製作方法については皆目見当もつかないが、一言「すげー...」という声が漏れたことだけは告白しておこう。
しゃがんで下から見上げると、週ボス挑戦の時の迫力を擬似体験できるぞ!
独創的で面白いシャルロットのフォトアルバム
シャルロットのフォトアルバムとは、テイワットの至る所に訪れたという体で「写真+シャルロット一言コメントが添えられている」という設定のイラスト集だ。
まだ登場して短いながらもシャルロットへの深い理解と、これまでの原神を楽しんできたことが伝わってくる1冊となっており、読みながらくすりと笑みが溢れてしまった。
他の創作物はシンプルに欲しい
他にも雷電の描かれた屏風や綾華モチーフの和傘、ゲーム内そっくりの武器や、早柚のだるまなど、どれも原作をリスペクトしつつ、素晴らしいクオリティで一つの作品として完成されていた。
もし購入が可能ということであれば何人も手を挙げそうな気がする。
実際に見てきた一人として、少しでも製作者の原神への愛が、この記事を見ている方に伝わることを祈る。
インタラクティブエリア
原神のゲームアート展はイラストやファン創作を楽しむだけでは終わらない。
ゲームの体験会場や、景品を入手するための簡単なゲームが催されているので、訪れた際にはぜひ参加しておこう!
ゲーム試遊エリア
ゲーム試遊体験エリアではスマホ機種から最新のデスクトップまで、様々なハードで原神を体験できるぞ。
普段自分がプレイしている環境以外で原神をプレイしてみるのも新鮮で良いかもしれない。もちろんヘッドフォンもかなり性能が良いものだったので、思い切り原神の世界に入り込むことができる。
普段原神をプレイしない友人を誘って赴いてみるのもアリかもしれない。
簡単なミッションをクリアしてキャラカードをゲット!
ぬいぐるみ投げ | ぬいぐるみ投げ |
パズル | パズル |
▲キャラクターカードは全15種類から選択可能
ゲームアート展では全編を通して簡単なミッションが設けられている。それぞれのミッションをクリアすることで、最大4枚のキャラカードをもらえるので、全てクリアできるように、道中のミッションパネルを見逃すな!
キャラクターカードはキラキラする加工が施されていて、普通のポストカードとは違った豪華さが演出されており、額縁に入れて飾っても絵になりそうだ。
公式のキービジュアルを一望できる
公式のキービジュアルの一覧が展示されている。1章でもざっくりと振り返ったこれまでの旅路を、より詳細に思い出すことができる。そう思うと、これらのイラスト1枚で各バージョンの特徴を最大限捉えていることに凄さを感じた。
これまで経験してきたことを再度振り返り、展覧会の締めとして大きな満足感を得て、会場を後にするのだった。
物販紹介
マウスパッド-フォンテーヌで会おう-
色紙-フォンテーヌで会おう-
ふせん パイモン
ちびキャラ アクリルキーホルダー
つながるキーホルダー スライム
缶バッジ各種
アクリルスタンド
クリアファイル
ゲーム概要
◆『原神』について
原神は、アニメのようなハイエンド3Dグラフィックとオープンワールド性を掛け合わせた、オープンワールドRPG。
PlayStation®4/5、PC、スマートフォンのマルチプラットフォームに対応しており、プレイヤー1人で広大な世界を探索するだけではなく、クロスプラットフォームのマルチプレイでフレンドと共に冒険を楽しむことも可能。
「テイワット」という幻想世界を舞台にした本作は、自由に探索できるオープンワールド世界、最大4人のキャラクターによるチーム編成、元素を駆使した戦略的なバトル、魅力的な物語などが特徴。
プレイヤー自身となる謎に包まれた「旅人」は、失われた兄妹を探す旅に出るが、次第にテイワットの秘密へと迫っていく。
◆ゲーム概要
◆『原神』の最新情報はこちらから
© COGNOSPHERE
※「PlayStation」、「PS5」および「PS4」は、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントの登録商標または商標です。
※Nintendo Switchは任天堂の商標です。
(編集・執筆/あり)