9月23日(土) ~10月22日(日)にかけて東京アニメセンターにて開催されている、『takt op. The Power of Musicarts. 展』に取材を行いました。タクトオーパスが大好きなライターがその魅力をお伝えするので、展覧会について気になっている方はぜひご覧ください!
『takt op. The Power of Musicarts. 展』とは?
アニメ「takt op.Destiny」とゲーム「takt op. 運命は真紅き旋律の街を」の2作品の魅力を同時に楽しむことができる展覧会が『東京アニメセンター』にて開催された。アニメを見たことがある人はもちろん、ゲームからタクトオーパスの世界に触れた人でも楽しむことができるため、取材を行って見つけた魅力を余すとこなく紹介していきたいと思う。
展覧会の入り口にはまらしぃさんの演奏を完璧に再現した自動演奏ピアノ
展覧会を訪れた我々を最初に迎えるのは、まらしぃさんが今回のために弾いた録りおろしのtakt op.楽曲メドレーが自動で演奏されるグランドピアノ。
YouTubeで既に公開されているキャラクター楽曲がさらに再アレンジされており、ここでしか聞くことのできない魅惑の演奏で作品の世界へと引き込まれてしまうこと間違いなしだ。
来場したらまずはブロマイド+楽譜カバー風台紙を受け取ろう
展覧会入場時に、受付で全25種類の中から好きなムジカートのブロマイド1枚と楽譜カバー風の台紙をもらうことができる。
自分の好きなキャラと一緒に展覧会を楽しむことができるので、この1枚は慎重に選びたいところ。完成度が非常に高く、部屋に飾っても満足する出来になっている。
展示スペース前には展覧会の巨大キービジュアルが
まらしぃさんの演奏を再現した自動演奏ピアノの曲を楽しみ、入場特典のブロマイドを受け取ったら、いざ展示スペースへ。
展示スペースの入り口では、手を取り合って微笑む運命とタクトが我々を迎え入れてくれる。
アニメ「takt op.Destiny」の魅力を振り返る
アニメの魅力的なシーンやキャラクターの設定資料
最初のスペースではアニメ「takt op.Destiny」の見どころを振り返りつつ、キャラクターの設定資料やD2の設定資料を見ることができる。
特に、設定資料はキャラクターと武器の細かなデザインや装飾品について詳しく知ることができる貴重な場で、ここまでこだわって制作されていたのかと改めて実感することができる展示になっていた。
こうして制作側の熱量とこだわりを感じることができる機会はファンにとってそう多くない。1つも逃さずじっくりと見ることを強くおすすめする。
「takt op.Destiny」から「takt op. 運命は真紅き旋律の街を」へ
アニメの見どころを振り返りキャラクター設定への造詣を深めた後は、アニメ「takt op.Destiny」からゲーム「takt op. 運命は真紅き旋律の街を」へどのように物語が進んでいったのかが分かる映像を
横7メートルの大画面
で楽しむことができる。こちらはぜひ実際に会場へ赴いて堪能してほしい。
ゲーム「takt op. 運命は真紅き旋律の街を」の世界へ
運命との再会
大画面で映像を楽しんだ後、次のスペースへと進むと運命が我々を出迎えてくれる。
「おかえりなさい……朝雛 タクト」
この言葉にどれだけの想いが込められているのか...それを考えると悲しくもあり、また2人が巡り会えたことへの嬉しさも確かに感じられる。
ゲーム内の背景アート
普段ゲームをプレイするうえで何気なく見ていた背景の細かなデザインを見ることができる。ここはこんなデザインだったのか、こんな雰囲気だったのかなどを知ることができるので、ぜひじっくり鑑賞してみてほしい。
キャラクターデザイン
ゲーム内に登場するキャラクターのデザインを見ることができるスペースでは、衣装や武器、アクセサリーなどの細かなデザインを確認することができる。
これらの設定画は本展示会での初出しとなっている。ゲームのプレイヤーにとっては嬉しい機会となっているので、見逃さないようにしよう。
D2デザイン
ゲーム内に登場するD2の細かなデザインも見ることができる。
普段は我々のことを苦しめているD2だが、こうして落ち着いてよくみてみると、実は愛嬌のある見た目にも感じられる。
D2のデザインをここまで大きく、鮮明に確認できるのも現状はこの展示会だけ!ムジカートだけでなく、ぜひD2のイラストにも注目してほしい。
展覧会で1番の目玉「運命の衣装」
ゲーム内で登場するキャラクターやD2のデザインを堪能した後は、なんと実物大の運命の衣装を鑑賞することができる。
鮮やかな赤色がとても美しく、裾に散りばめられた薔薇のデザインが優雅さをより強く感じさせた。
音源楽装のイラストも多数展示
ゲーム内で登場している音源楽装のイラストが多数展示されており、レアリティによって額縁が違うという工夫も施されている。
普段スマートフォンの小さな画面で見ている音源楽装のイラストを大きなサイズで見ることができるので、お気に入りの音源楽装はこの機会にじっくりと鑑賞しておこう。
できることなら家で飾りたいと思ってしまうのは、タクトオーパスファン共通の悩みなのではないだろうか。
ムジカート達との会話も楽しめる!?
キャラクターや音源楽装のイラストを楽しんだ後は、なんと等身大スケールで映し出された全25人のムジカート達と会話をしているような体験をすることができる。
残念ながら今回は画像でのみの紹介となってしまうが、実際には等身大のムジカート達が動きながら喋ってくれるので、ぜひ実際に展覧会へ訪れて、ムジカートたちとティーブレイクをしている気分で楽しんでみてほしい。
実物大の運命の剣も展示
運命の実物大ドレスに引き続き、なんと実物大の剣も展示されていた。
彼女が握って戦っている剣の細かな意匠を鑑賞することができ、薔薇の装飾やグリップ部分に絡みつく棘のデザインがとても美しい。
360度全方面からデザインを確認できるので、武器デザインが好きな方には特に垂涎物の一品であることは間違いないだろう。
展覧会の出口には広井さん、LAMさん、まらしぃさんの色紙が展示
展覧会の出口には、原作者の広井 王子さん、キャラクターデザインを担当された LAMさん、キーピアニストのまらしぃさんの色紙が飾られていた。
ここでしか見ることができないタクトオーパスの世界観に大きく関わるお三方の直筆サインとなるため、忘れずに見るようにしよう。
物販紹介
製作中の運命1/7フィギュアが先行公開
現在製作中の運命1/7フィギュアが塗装前の段階で物販にて展示されていた。非常に細かなディティールまで再現されているため、気になる方は続報を要チェック!
トレーディング缶バッジ
フラワーボックス
ブロマイド風カードセット
高精彩複製画 企画展キービジュアル
ゴーフレット
この他にもたくさんのグッズが販売されているので、ぜひ展覧会をご覧になった後は物販の方も確認してみてほしい。
また、『takt op. The Power of Musicarts. 展』のグッズは通販で購入することもできるため、会場に行くことが難しい方でもグッズを手にいれられる。
『takt op. The Power of Musicarts. 展』関連サイト
■展覧会公式サイト
https://tokyoanimecenter.jp/event/taktop_exhibition/
■チケット購入
https://eplus.jp/taktop_exhibition/
ゲーム概要
『takt op. 運命は真紅き旋律の街を』について
『takt op. 運命は真紅き旋律の街を』は、2023年6月28日にスマートフォン向けに配信された世界を調和に導くシンフォニックRPGです。
作品では、音楽の力を身に宿した少女たち「ムジカート」が戦う物語が描かれます。スタッフには、原作・広井王子さん、キャラクターデザイン・LAMさん、シリーズ構成/脚本・高羽彩さん、音楽考証:栗田博文(指揮者)さん、背景コンセプトアート・わいっしゅさん、音楽・坂本英城(ノイジークローク)さん、キーピアニスト・まらしぃさんが参加しています。
ゲーム概要
『takt op. 運命は真紅き旋律の街を』の最新情報はこちらから
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(編集・執筆/はちたろう)