スカイウォードソード(スイッチ/Switch)の評価レビュー記事です。
総合評価 | ||||
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40.5点/50 | ||||
ストーリー (世界観) |
ボリューム | グラフィック | サウンド | 操作性 |
8.3/10 | 8.6/10 | 8/10 | 8.6/10 | 7/10 |
スト | ボ | グラ | サウ | 操作性 | |
---|---|---|---|---|---|
攻略班 Z |
8 | 10 | 7 | 6 | 6 |
攻略班 P |
8 | 8 | 9 | 10 | 8 |
攻略班 S |
9 | 8 | 8 | 10 | 7 |
【総合評価】 編集部が話し合いによって決める参考値です。総合評価は10点満点となっており、10点=神ゲー、5点=普通、1点=致命的のように点数が高いほどより面白いゲームと言えます。 【5項目評価】 ストーリー:ストーリーの面白さ、世界観の参考値 ボリューム:ゲームをどれだけ長く遊べるかの参考値 グラフィック:映像や背景の綺麗さの参考値 サウンド:ボイスや効果音等の参考値 快適さ:ロード時間や操作性、運営の更新性の参考値 |
感想/プレイ遍歴 | |
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攻略班Z | botwのみプレイ 当初はwiiリモコンを活かしたゲームとしてリリースされた本作ですが、逆にそれが足枷となっていて要所要所で操作性の悪さを感じることがありました。 本作ではスティックとボタンで楽しめるようにもなり、コンセプトはずれたのかもしれませんが、格段に遊びやすさが向上しています。 グラフィック面も当然進化しており、60FPSも出るようになったので言うことがありません。元々ゲームとしての完成度は高かったので、間違いなく買いといえる、新たにスイッチを代表する作品の一つになったのではないでしょうか。 |
攻略班P | 夢をみる島、ムジュラ、時オカプレイ 唯一にして最大のウィークポイントだった操作性がボタン操作対応によって改善され、ぐっと遊びやすくなりました。ダンジョンのボリュームが長すぎず短すぎず絶妙で、特に中盤の古の大石窟・砂上船は謎解きとボス戦が面白かったです。 キャラクターも魅力的で、シリーズの他作品と比べるとリンクが表情豊かなので感情移入しながら楽しめました。アクションが苦手な方でも救済アイテム(ムテキン、ガンバオール)があるので挫折せずに遊べると思います。サイレンはちょっと怖いかもしれませんが……。 最後に任◯堂の方、もしご覧になっていたらキュイ族のぬいぐるみを販売してください。よろしくお願いします。 |
攻略班S | 殆どのゼルダ作品をプレイ 時代設定が「ゼルダの伝説始まりの物語」なので、それだけでゼルダ作品が好きな人はやるべき作品だと思っています。どうやってマスターソードが誕生したのか、なぜゼルダは「伝説」として語り継がれるのかなど、ゼルダの伝説の根幹に関わる重要なストーリーが展開されるため、ゼルダを語る上でこの作品は必ずおさえておきたい物です。 ゼルダの伝説最新作(BotW)に引き継がれるようなシステムが本作には組み込まれている他、Wiiのころの体感操作が苦手だった人も、今作はボタン操作への対応で手が出しやすくなったと思います。また、画質の向上だけでなく、システム面がプレイしやすいよう調整されているため、wii版をプレイした人でも新鮮な気持ちでゲームを楽しめます。シリーズファンの方にはもちろん、初めてゼルダの伝説をプレイする人にもおすすめの作品です。 |
レビューを始める前に、どうしてもこれだけは伝えさせてください。幼馴染のゼルダ、めっちゃいい。もうほんとカワイイんです。非常に快活な女の子で、リンクのことをドーンと突き落としたりもしますがそれも信頼あっての行動。
序盤のゼルダとリンクが仲睦まじげな様子を見ていると、これを常日頃から見てるバドさんが妬むのも少しわかってしまう気がします。幼馴染でずっと仲良しなのに、どこか初々しさがある2人の関係は、序盤数時間触っただでもなんとしてもゼルダ助けなきゃ。って思わせてくれること必至です。
背中を押されるリンク。バド垂涎のシチュエーション
Wii版との比較動画
HDリマスター版として生まれ変わった本作は、そのグラフィックにまず目が行きます。ジャギー(画面のギザギザ)がほとんどなくなったのをはじめ、60FPSでるので滑らかなゲームプレイが可能です。元々ロード時間に関しては気になる場面も少なかったですが当然その点も早くなっています。
早くなった点で一番大きいと感じたのが、ゲーム起動に関する面です。WiiUなどにはスリープモードがなかったため、必ずセーブをして終了しなければいけませんでした。しかし本作ではオートセーブにも対応しており、遥かにストレスフリーにプレイ可能です。また、単純にゲームを選択してからの立ち上がりも早くなったため、言うことなしです。
グラフィックの向上により?髪型がより魅力的に
『スカイウォードソード』を語る上で忘れてはならないのは魅力的なキャラクターの存在です。ゼルダはもちろん、リンクに敵対心を燃やすバドさんやギラヒム”様”、昼と夜とは態度がまるっきり違う道具屋店主やぱっちりおめめの占い師、どこかとぼけたようなキュイ族の面々などなど、お気に入りのキャラクターがきっと現れるはずです。
ちなみに、攻略班4名の中ではギラヒム様が最も人気で次点でバドでした。(筆者はゼルダ推し)。
本作はシリーズ最初の作品と銘打たれていますが、最新作であるBotWとのつながりが伺える場面があります。強大な力を持ってリンクの前に何度も立ちはだかるギラヒムは、「全治百年で許しておいてあげる」というセリフがあります。BotWでのリンクの傷が癒えたのもようやく100年経ってからでした。また、先日公開されたBotWの続編の映像は空の上だったので、スカイウォードソードとのつながりがより明確に……なるかもしれません。
ゼルダのお手製。ほのかにいい香りがするらしい
また、鳥乗りの儀で見事優勝したリンクは、ゼルダお手製「パラショール」を受け取ります。パラセールではなくパラショール。BotWとはコンセプトが異なるのでこれを持って自由自在に飛び回るということはありませんが、どうしても意識してしまうようなアイテムですね。
注意点として、このようなつながりはあるものの『スカイウォードソード』と『ブレスオブザワイルド(以下BotW)』は別のゲームだ、ということは頭に入れておきましょう。爆発的な大ヒットを記録したBotWは広大なワールドを自由自在に駆け回り、プレイヤーが自由に進め方を決められるゲームでした。
一方『スカイウォードソード』では、定められた攻略順通りに進行していきます。ただ、それがマイナスの評価かといえばもちろんそうではありません。BotWの場合やらなければならないことと言えば、クリアするために厄災を倒すということくらいです。裏を返すと、クリアにはそれ以外必須なことがないのです(始まりの台地を除くと)。そのため、「ウツシエ」イベントや、ほとんどいないとは思いますが神獣ダンジョンでのイベントなどを見逃す可能性があります。
定められた通りに進行することによって、プレイヤーは必須のイベントは漏れなく見ることが可能です。また、それぞれのダンジョンやマップの謎解きなどの密度も濃いです。BotWの場合はその自由度の高さで解法が様々にあるという点は魅力でした。
結論として、『ゼルダの伝説』という括りとしては同じではあるものの、あくまで別作品であるのは覚えておきましょう。どちらにも良さがあり、一方にはないものを持っています。
Wii版はリモコン操作を活かした体験型のゲームとしてリリースされました。しかし一方でWiiの強みを活かしたゲームプレイには、ずっとリモコンを振っていると手首が疲れてしまったり、ボタンのリソースが少なかったため、カメラの回転ができないなどの欠点がありました。
ボタン操作に関しては、なんといっても攻撃しやすい。これに尽きます。ギラヒム様の手見てから攻撃余裕でした。一方で回転斬りやとどめ、ジャンプ攻撃は出しづらくなりましたが、全体的にスムーズな剣操作が可能です。その他にもロフトバードの操作やアイテムを投げるときの照準など、操作性一点に関して言えば総合的にボタン操作が優秀に感じる場面が筆者は多かったです。
ただ、上記のように元々リモコン操作を活かしたゲームだったので、完璧に快適なボタン操作というわけではありません。筆者がプレイ中に最も悩んでしまったのが、自由に動かせるようになったカメラに関する点です。ボタン操作だとRスティックが剣を操作する都合上、Lボタンと組み合わせなければカメラの操作ができません。
もちろん従来のようにZLで視点リセットすれば問題がなくなるのですが、ボタン操作とJoy-Con操作を行ったり来たりしているとついついカメラを操作しようと思って剣を出してしまいます。
また、常にセンサーのリセットができるようになったJoy-Con操作ですが、やはり剣を振るというのは難しいところがあります。あるいは筆者のJoy-Conの性能が落ちてきている可能性もありますが、やや強めに振らないと攻撃がでなかったり、思い通りの攻撃が難しいと感じることが多かったです。
総評として、どちらか一つを使い続けるというよりかは、場面場面に合わせて操作を入れ替えて遊ぶというのがよいかと思います。どちらの操作も確かに一長一短はありますが、Wii版に比べて操作性は間違いなく向上しているので、遊びやすくなったことは間違いありません。
ゼルダとリンクの関係性にも注目したい
当時はWiiでリリースされた『スカイウォードソード』でしたが、Wiiの販売台数とは裏腹に売上としてはそれほどよくありませんでした。シリーズ作品でも奮わない売上でしたが、疑う余地もなく良作でしたし、ゼルダという巨大IPの中では不当に見過ごされてきた作品と断言できるほどです。
そんなやや不遇な立ち位置としての『スカイウォードソード』が、今回リマスター作品として蘇りました。特に「ゼルダの伝説シリーズの始まりを描く作品」としてマスターソードの誕生を描く作品でもあります。そういった意味で初めてゼルダを遊ぶ作品としても最適ですし、また『ブレスオブザワイルド』しかプレイしたことがないな……という方にも最新と最古をプレイできるという意味で非常におすすめできる作品です(正確に言えばブレスオブザワイルドの時間軸は不明)。
タイトル | ゼルダの伝説スカイウォードソードHD |
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発売日 | 2021716 |
公式 | 公式サイト(外部サイトを開きます) |
開発元 | 任天堂 |
対応機種 | |
ジャンル | |
プレイ人数 | |
CERO | A |
舞台は、空に浮かぶ島「スカイロフト」。
⼈々は⼤きな⿃「ロフトバード」に乗り、⼤空を移動して⽣活を送っている。
騎⼠学校に通う主⼈公の⻘年リンクは、
⻯巻に襲われて離れ離れになってしまった幼なじみの少⼥ゼルダを探すため、
誰も⽴ち⼊ったことのない、雲の下に広がる⼤地へと降り⽴つことに。出典:ゼルダの伝説 スカイウォードソード HD 公式サイト
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JoyConのモーション操作のこつは、こまめなリセットにつきます。 モーション操作を使う前にかならずYボタン押すぐらい頻繁にリセットしていると、わりと快適に操作できますよ。 そんなに頻繁にリセットが必要だから、Yという大変押しやすい一等地にリセットボタンが置かれているのでしょう。 開発側は難点をよくわかっていたでしょうが、リマスター作品だからこうするしかなかったんでしょうね。
【プレイ作品】
ゼルダの伝説初代 ・リンクの冒険・神々のトライフォース1と2
夢をみる島・ふしぎの木の実(時空の章)・4つの剣・ふしぎの帽子
時のオカリナ ・ムジュラの仮面・風のタクト・夢幻の砂時計・大地の汽笛
トワイライトプリンセス・スカイウォードソード・ブレスオブザワイルド・ティアーズオブザキングダム
知恵のかりもの
【ブレワイ・ティアキンのやり込み】
収集要素コンプリート
評価レビュー|感想【スカウォ/Switch】
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ボタン操作でクリアしました。クリアに掛かった時間は32時間ぐらい。攻略は一切見てません。 確かに操作性に難ありって感じだけど、自分は割とすぐ慣れたので問題無かったかなぁ。それよりロフトバードの移動がいちいち面倒で、世界観のコンセプトは崩れるけどファストトラベルは欲しかった。変わり映えの無い景色を何往復もさせられるのだけは退屈だったかな。 ダンジョンの謎解きは大満足。ボス戦に関しても、所々躓く所もあったけど試行錯誤しながら何度もトライして攻略法を見つけるのは本当に楽しかった。ブレワイティアキンより頭も使うので向いてない人は色々思う所もあるかも知れないけど、謎解きが好きな人には本当にオススメ出来ると思う。