【オクトラ】ブーストの効果とコツ【オクトパストラベラー大陸の覇者】

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※当サイトの内容はネタバレを含むことがあります。

オクトパストラベラー 大陸の覇者(オクトラ大陸の覇者)における戦闘システムのひとつ、ブーストに関する解説記事です。ブーストの効果とコツを詳しく解説しています。オクトラ大陸の覇者のブーストについて詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

ブーストとは

コマンドを強化するシステム

ブースト

ブーストとは、戦闘中に選択するキャラのコマンドを強化するシステムのことです。コマンドには「たたかう」と「バトルアビリティ(バトアビ)」がありますが、どちらもブーストで強化することができます。

ブーストを行うとコマンドのさまざまな効果が上昇し、戦闘を有利に進められるようになるため、ブーストはオクトラ大陸の覇者における戦闘の基本といえるでしょう。

コマンドを右にスワイプして使用

ブースト

戦闘中にキャラのコマンドを長押しすると右に「×2」「×3」「×4」の表示が出現しますが、これがブーストです。そのまま指を右に滑らせるスワイプする)と、ブーストが選択できます。

使用するにはBPが必要

ブースト

ブーストを使用する際には、BP(ブーストポイント)が必要です。BPはHPゲージのすぐ上にオレンジ色の玉で表示されており、戦闘中いつでも確認できます。

なおBPはターン開始時に1ずつ自然回復し、最大で5まで溜めることが可能です。

ブーストした次のターンはBPが自然回復しない

ブーストを使用したキャラは、次のターン開始時にBPが自然回復しません。BPを溜めたい時は、ブーストを使用しないようにしましょう。

ブーストは全部で3段階

ブースト なし ×2 ×3 MAX
消費BP 0 1 2 3

ブーストは×2/×3/MAXの3段階があり、それぞれBPを1/2/3消費します。ブーストの段階が上がるほどコマンド効果も上がっていきますが、上昇幅は必ずしも一定ではありません。

ブーストを使用するとキャラにも変化が!

ブースト

ブーストの使用準備をしたキャラは、ブースト段階に応じたオーラをまといます。×2なら小さな赤いオーラ、×3なら中くらいの黄色いオーラ、MAXなら大きな青いオーラです。

またアビリティを選択した際のボイスもブースト段階に応じて変化するため、キャラごとに確認してみるとよいでしょう。

ブーストの効果

「たたかう」では攻撃回数が増加

ブースト 効果

たたかう」にブーストを使用すると、攻撃回数が最大4回まで増加します。1回の行動で複数回の攻撃ができることから、ブレイクのためにシールドを削るのに使えます。

特にアビリティで連撃(連続攻撃)を持たないキャラは、「たたかう」によるブースト攻撃がシールド削りにおいて重要です。

ブレイクの効果とコツ

1発あたりの威力は少し下がる

「たたかう」の威力は一律で70となっていますが、ブースト×2以上を使用すると50に下がります。ただし合計威力は上がっているため、合計で与えるダメージはブーストを使用するほうが高いです。

攻撃の途中で敵を倒した場合は?

「たたかう」のブーストで複数回の攻撃をしている最中に敵を倒したとしても、残った攻撃は最後まで同じ敵に当たり続けます。別の敵を攻撃することはないため、ブーストの使い過ぎには注意しましょう。

攻撃アビリティでは威力が上昇

ブースト

バトアビのうち敵にダメージを与える攻撃アビリティでは、ブーストを行うことで威力が上昇します。上昇幅は一定ではなく、×2,×3と比べてブーストMAX時の上昇幅が大きめです。

ブーストMAX時の威力が特に高いことから、ブレイク時にはブーストMAXで攻撃系アビリティを使用するのが大ダメージを出す基本となります。

上昇幅はアビリティによって異なる

ブースト なし ×2 ×3 MAX
スケアクロウの画像 むらさめ矢
(全体4連撃)
35 45 55 70
トレサの画像 疾風三連突き
(単体3連撃)
85 95 110 140
テリオンの画像 ヴォーパルトゥース
(単体単発)
260 290 340 450

同じ威力のアビリティでも、単体攻撃と全体攻撃では上昇幅は同じではありません。また対象が同じアビリティでも、威力が低いと上昇幅が大きめです。

攻撃回数や追加効果のターン数は増えない

基本的に攻撃系アビリティのブーストで上がるのは威力のみであり、攻撃回数や追加効果のターン数は増えないことに注意してください。ブーストで効果が変わる数値は色も変わるため、ブースト時によく確認してみましょう。

威力が上がらず攻撃回数が上がるアビリティもある

杖 デバフ 雲天連棍
【消費SP 70→56】
ランダムなターゲットに杖物理攻撃
ブーストLvに応じて攻撃回数増加(威力 120/2回)
攻撃毎に物防ダウン20%の効果を付与(2ターン)

【ブースト時】威力95/85/100 攻撃回数3/4/5回

ごく一部ではありますが、ブーストしても威力が上がらず、代わりに攻撃回数が上がるアビリティもあります。「たたかう」と同様にブーストすると1発あたりの威力も少し下がりますが、合計威力は上がるため強化されることに変わりはありません。

バフ・デバフでは効果ターン数が増加

ブースト 効果

味方を強化したり敵を弱体化したりするバフ・デバフでは、ブーストを行うと効果ターン数が増加します。どのアビリティもブースト1段階あたり効果ターン数+1で固定です。

▼バフ・デバフについて詳しくはこちら!

効果量は増えない

デバフ 天鼠【消費SP 18】

敵単体に物攻ダウン15%と
物防ダウン15%の効果を付与(2ターン)
ブースト なし ×2 ×3 MAX
効果量 15% 15% 15% 15%
効果ターン 2 3 4 5

補助系アビリティをブーストしても、バフやデバフの効果量は増えないことに注意しましょう。たとえば「物攻ダウン15%」の効果がブーストで「物攻ダウン20%」に増えるということはありません。

HP即時回復アビリティでは効力が上昇

味方のHPをその場で回復できるHP即時回復アビリティでは、ブーストを行うと効力が上昇します。効力の上昇幅は攻撃系アビリティの威力と同じく一定ではなく、ブーストMAX時の上昇幅が大きめです。

強化内容が「ブースト時効果ターン数アップ」だと……

回復 バフ 癒やしの恩寵Ⅱ
【消費SP 82】
味方前衛全体のHP回復(効力 130)
さらに、物防・属防アップ15%の効果を付与(2ターン)
【強化後】ブースト時効果ターン数アップ

【ブースト時】効力150/180/220 強化後:さらにターン数3/4/5
回復 バフ 癒やしの恩寵Ⅱ 進化
【消費SP 82】
味方前衛全体のHP回復(効力 130)
さらに、物防・属防アップ15%の効果を付与(2ターン)
ブーストMAX時:前後衛全体化

【ブースト時】効力150/180/220 強化後:さらにターン数3/4/5

クラスボードで強化できるアビリティの一部には、強化内容が「ブースト時効果ターン数アップ」となっているものがあります。この場合、強化後はブーストで追加効果の効果ターン数も増やすことが可能です。

アビリティの習得とJPの入手方法

HP継続回復アビリティは効果ターン数が増加

回復 継続回復魔法(全体)Ⅱ
【消費SP 36】
味方前衛全体にHP自動回復の効果を付与(2ターン/効力 110)

【ブースト時】ターン数3/4/5

「HP自動回復の効果を付与」という説明書きのあるHP継続回復アビリティでは、ブーストを行うと効果ターン数が増加します。どのアビリティもブースト1段階あたり効果ターン数+1で固定です。

効力は上昇しない

即時回復アビリティとは異なり、継続回復アビリティではブーストを使用しても効力が上昇しないことに注意しましょう。

継続回復アビリティは厳密には「HP自動回復」というバフを付与するアビリティであり、ブースト時の規則はバフと同じです。

即時回復+継続回復の複合アビリティは……

回復 治癒魔法(全体)
【消費SP 28→22】
味方前衛全体のHP回復(効力 40)
さらに、HP自動回復の効果を付与(2ターン/効力 70)
【強化後2】HP回復の効力アップ(50)

【ブースト時】効力55/75/105 強化2後:65/90/125

HP即時回復とHP継続回復の効果が複合しているアビリティは仕様が異なり、ブーストで上がるのは即時回復の効力のみであるため注意しましょう。

上記の「治癒魔法(全体)」であれば、「HP回復」の後にある「効力 40」の部分は数値が上昇しますが、「HP自動回復の効果を付与」の後にある「2ターン/効力 70」の部分はいずれも変わりません。

SP回復アビリティはそれぞれ異なる

回復 SPギフト
【消費SP 50→40】
自身を除く味方単体のSP回復(回復量 25)

【ブースト時】回復量50/75/100
回復 手作りシチュー
【消費SP 35】
味方単体のHP回復(効力 100)、SP回復(回復量 20)
さらに、氷耐性アップ20%の効果を付与(2ターン)
ブーストMAX時:前衛全体化

【ブースト時】効力120/160/220

アビリティの使用に必要なSPを回復できるSP回復アビリティは、ブーストで回復量が増えるものと増えないものがあるため、ブースト時に必ず確認しましょう。

一般的に、上の「SPギフト」などSP回復のみの効果ならブーストで回復量が増え、下の「手作りシチュー」など他の効果と複合している場合は回復量が増えないことが多いです。

SP継続回復アビリティは……

回復 咲乱花詩
【消費SP 60→48】
味方前衛全体にSP自動回復の効果を付与
(2ターン/回復量 最大SPの5%)

【ブースト時】ターン数3/4/5

「SP自動回復の効果を付与」という説明書きのあるSP継続回復アビリティの場合は、ブーストで効果ターン数のみが増加します。回復量は増えないため注意しましょう。

なおSP継続回復アビリティは厳密には「SP自動回復」というバフを付与するアビリティであり、ブースト時の規則はバフと同じです。

BP回復アビリティは回復量が増加

回復 BPパサー
【消費SP 60→48】
自身を除く味方単体のBP回復(回復量 1)
ただし、ターン中、行動が遅くなる

【ブースト時】回復量2/3/4

ブーストに必要なBPを回復できるBP回復アビリティでは、ブーストを行うと回復量が増加します。どのアビリティもブースト1段階あたり回復量+1で固定です。

BP継続回復アビリティは……

BP回復量アップ 気力昂揚
【消費SP 36】
自身にBP回復量1アップの効果を付与(2ターン)
【強化後】効果ターン数アップ(3ターン)

【ブースト時】ターン数3/4/5 強化後:4/5/6

「BP回復量1アップの効果を付与」という説明書きのあるBP継続回復アビリティの場合は、ブーストで効果ターン数のみが増加します。回復量は増えないため注意しましょう。

なおBP継続回復アビリティは厳密には「BP回復量1アップ」というバフを付与するアビリティであり、ブースト時の規則はバフと同じです。

ブーストMAX時限定の効果も

ブースト 効果

アビリティによっては、ブーストMAX時のみ対象連撃数が変わったり、必ずクリティカルになったりすることもあります。

ブーストMAX時の効果が強力であるがゆえにブーストMAXでないと使いづらいアビリティもあるため、アビリティの説明をよく確認するようにしましょう。

一部サポアビもブーストMAX時にのみ発動

全速力 全速力
【サポアビ】
BP3消費時、自身が素早く行動

一部のサポアビは「BP3消費時」、すなわちブーストMAX時にのみ効果を発揮します。こうしたサポアビを持つキャラは、ブーストMAXで行動するかどうかが特に重要となるため、こちらも説明をよく読むようにしましょう。

ブーストのコツ

ブレイクまでにアタッカーのBPを溜めよう

ブースト コツ

ブーストを使用した攻撃は、ブレイク中に使うと特に高い効果を発揮します。火力の高いアタッカーキャラは、ブレイクまでに最低でもBPを3、できれば最大の5まで溜めておくのが理想です。

必殺技のためにあえてBPを消費するのもOK

通常アビリティ以上に強力な威力や効果を持つ必殺技の発動ゲージは、BPを一定数消費しないと溜まりません。ブレイクまでにBPを使っておき、必殺技を発動できるようにしておくのも戦術のひとつです。

なおブレイクは2ターンあるため、1ターンは通常アビリティのブーストMAXで、もう1ターンは必殺技で攻撃できるようにしておくと、最も高いダメージを出すことができます。戦闘中に工夫してみましょう。

必殺技の使い方と強化方法

回復や補助はブーストを調整しよう

状況によっては、回復アビリティにブーストを使い過ぎると回復量が過剰になることもあります。次に回復したい時のBPが確保できなくなるかもしれないため、必要な分だけ回復できるようブースト段階を調整しましょう。

またバフ・デバフなどの補助アビリティも、むやみにブーストを使用すると重ねがけで最大効果ターン数(9ターン)をオーバーすることもあります。何ターン分のバフ・デバフを付与しているか確認し、必要な分だけブーストするようにしましょう。

雑魚敵との戦闘ではAll Boostを活用しよう

ブースト コツ

道中でエンカウントする雑魚敵との戦闘では、「攻撃」のすぐ左にある「All Boost」を使用するのがおすすめです。雑魚敵はアビリティを使用するほど強力ではなく、「たたかう」のブーストで攻撃すれば十分に倒せます。

さらにもうひとつ左の「全員交代」と組み合わせることで、ダメージを回復しつつ全員で「たたかう」ブースト×2を使い続けるという便利な技もあるため、ぜひ活用してみてください。

▼雑魚敵との戦闘について詳しくはこちら!

知っておくと便利な小技・テクニック集

クラスボードで「BP+1」を習得しよう

ブースト コツ

アビリティを習得したりパラメーターを上昇したりできるクラスボードの中に、「BP+1」というパネルがあります。このパネルを習得すると、戦闘開始時のBPを1増やすことが可能です。

アビリティの習得とJPの入手方法

「BP+1」のレアリティ別習得条件

レアリティ 習得条件
星3 ・キャラクターのレベルが50以上
星3のクラスボードで「BP+1」を習得
星4 ・キャラクターのレベルが70以上
星4のクラスボードで「BP+1」を習得
星5 星5のクラスボードで「BP+1」を習得
・キャラクターのレベルが90以上
星3のクラスボードで「BP+1」を習得

星3・星4キャラが持つクラスボードには「BP+1」のパネルが1つしかありませんが、星5キャラが持つクラスボードには「BP+1」のパネルが2つあります。

BP回復アビリティを活用しよう

回復 ザクロシャワー
【消費SP 100】
味方前衛全体のBP回復(回復量 1)
ただし、ターン中、行動が遅くなる
※戦闘中2回のみ使用可能

【ブースト時】回復量2/3/4
ザクロシャワー 技変化
【消費SP 1】
味方前衛全体のBPを1回復
ただし、ターン中、行動が遅くなる

BP回復アビリティを活用すると、BPを使用したターンでもBPを回復可能です。通常ならBP最大値の都合で不可能な、ブーストMAX攻撃×2回を行うこともできます。

ブレイク1ターン目でアタッカーのBPを回復し、アタッカーが2ターン目もブーストMAXで攻撃できるようにしましょう。

サポアビ「BP回復プラス」も強力

BP回復量アップ BP回復プラス
【サポアビ】
戦闘開始時:自身に
BP回復量1アップの効果を付与(2ターン)

サポアビに「BP回復プラス」を持っているキャラは、戦闘開始から2ターンの間BP自然回復量が1増加します。ブーストを使用した次のターン開始時にもBPが1回復するため、戦闘序盤からブーストの連発が容易です。

「BP回復プラス」を持つキャラがLv90以上の場合、下記のように1ターン目でブーストを使わないでおくと、2ターン目・3ターン目のどちらでもブーストMAXを使用できます。

ターン 効果 BP 行動
1
2
戦闘開始時+3BP ブーストなしで行動
2
1
ターン開始時+2BPブーストで-3 ブーストMAXで行動
3 なし ターン開始時+1BPブーストで-3 ブーストMAXで行動

ブーストの注意点

恐怖状態ではブーストできない

ブースト 注意点

ときどき敵が付与してくる恐怖の状態異常にかかっている間は、ブーストを使用することができません。アタッカーの機能が大きく低下してしまうため、恐怖にかかった場合はなるべく早く治療するか、効果ターン終了を待ちましょう。

恐怖中はBP自然回復も無効

恐怖状態中は、ターン開始時のBP自然回復も無効化されるため注意してください。なお恐怖状態が終了すると、次のターン開始時に再び自然回復が始まります。

アビリティによる回復は可能

恐怖で無効化されるのはBPの自然回復のみであり、BP回復アビリティによるBP回復は可能です。場合によっては、自然回復しない分のBPをあらかじめ補っておくというのもよいでしょう。

恐怖終了後はロックされていたBPも使用可能

ブースト 注意点

恐怖状態中はBPに赤い×印がつけられてロックされますが、BPが減少するわけではなく、恐怖が解除されると赤い×印がついていた分のBPは使用可能になります。

”畏怖”も同様

全てを極めし者

特定の敵が付与してくる特殊効果”畏怖”も、恐怖と同様の効果です。ただし恐怖と異なり、通常の状態異常回復では治療できません。

攻略を進めていくと必ず”畏怖”が出てくる場面に遭遇するため、覚えておくとよいでしょう。

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