【FF7リメイク】セフィロスの目的と考察【FF7R】

FF7(FF7R)におけるセフィロスについての考察記事です。リメイクにて謎めいた活躍をしたセフィロスがどのような意図があったのかを細かく考察しているのでぜひご覧ください。

※ネタバレ注意
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セフィロスの考察

セフィロスはフィーラーを倒したがっている?

原作でのセフィロス

原作でのセフィロスは、名曲「片翼の天使」をバックにラスボスとしてクラウドたちの前に立ちはだかります。原作での彼の目的は、最終的にはこの星を乗っ取るという、ジェノバの目的と同一化します。

そこで今回でてくるセフィロスも、その目的を果たすために出現したのでは?と解釈することもできます。つまり、「フィーラーを倒し、自分(セフィロス)が倒される未来を白紙にする」ということです。

セフィロスの人格

セフィロスの一人称に注目

今回登場したセフィロスですが、一つの疑問が残ります。それはセフィロスの一人称です。「世界の先端」でクラウドと相対している場面では、セフィロスは自身のことを「俺」と呼称しています。もともとセフィロスは俺と呼んでいたのですが、ライフストリームに落ちてしまったあと、一人称が変わり「私」となっているのです。

人格は英雄セフィロス?

そのことを考えてみると、世界の先端でのセフィロスはジェノバに操られる前の英雄セフィロスなのでは、という可能性が生まれます。また、物語最後のセリフである「俺は消えたくない」というセリフも、「俺」人格が消えて「私」人格、ジェノバに操られる状態にはなりたくはない、という解釈も可能ではないでしょうか。

フィーラー戦後のセリフと食い違っている

また、「フィーラープラエコ」を倒したあと、セフィロスと戦闘することになりますが、そのセフィロスは戦闘開始直後「運命に逆らうな」と言っています。これは、「世界の先端」で出会ったセフィロスのセリフと矛盾します。この時点で戦闘したセフィロスは、黒マントの男だった、あるいはコピーされた世界に存在しているオリジナル版FF7である「私」人格のセフィロスだった可能性もあります。

セフィロスの疑問点

フィーラー戦直前のセフィロスについて

このセフィロスは俺セフィロス?

フィーラー戦直前のセフィロスですが、おそらくこのセフィロスは「俺」人格のセフィロスではないでしょうか。つまり、「世界の先端」で出会ったセフィロスと同一人物だと考えられます。理由として、星の運命を危惧していることとクラウドを呼んでいるので、世界の先端でのセフィロスの言動と一致します。

しかし、ここでもう一つ疑問なのが、その後のエアリスのセリフです。セフィロスは、目的は違えど星を守ろうとしているように見受けられます。しかし、エアリスは自分と星のことしか興味がないと仲間に対して言っているので、エアリスが知っているセフィロス像はあくまでオリジナル版FF7のもの、ということなのかもしれません。

フィーラー戦後のセフィロスについて

フィーラー戦後セフィロスのいう運命とは?

フィーラー戦後のセフィロスですが、運命に抗うなというセリフを考えてみるといささか疑問が残ります。このセフィロスのいう「運命」とは、自身が倒されてしまう未来のことでしょうか?少なくともフィーラーはオリジナル版FF7の運命を辿らせるために様々な行動を取っていたので、仮に自身が倒されてしまう未来のことだとすれば、どの運命のことを言っているのか不明です。

フィーラーがセフィロスの体を借りた可能性

仮に運命に逆らうながそのままの意味だとしたら、最終戦で戦ったセフィロスは、あくまでフィーラーだったのかもしれません。フィーラー自体が最大の敵であったセフィロスの姿を借りて具現化したと考えれば、整合性は取れるのではないでしょうか。

筆者の考えるセフィロス

分岐点に入る前 「俺」セフィロス
ボス フィーラーによる擬態?
世界の先端 「俺」セフィロス

セフィロスはなにをどこまで知っているのか

意味深なセリフが多いセフィロス

意味深なセリフを残し去っていくセフィロスですが、特にEDではこの先はまだ存在していない、世界の先端だ、というように、わかったようなわからないような言葉を残します。この先は存在していないというのは、未来は白紙だよの言い換えであることはほぼ間違いないでしょう。しかし、世界の先端とはいったいどういった意味でしょうか。

世界の先端は運命の分岐点?

正直なことをいえば全くわからないのですが、先端ということは先が存在していないということ。あるいは、先端から先の未来はあれに飲み込まれてしまうことかもしれませんが、どちらにせよ、チャプター18のタイトルである「運命の分岐点(未来を決められる)」である、という解釈が無難でしょうか。

セフィロスの人格について

俺人格だとしても狂気に支配されていた

先程、「俺」人格のセフィロスではないか、と書きましたが、オリジナル版ではライフストリーム転落前の時点ですでに狂気に支配されています。すると、ライフストリーム転落後に出現したであろうと仮定されるEDのセフィロスも、例え「俺」という呼称を使っていたとしてもジェノバを母と慕っていてもおかしくはありません。

ライフストリームでジェノバ自体の知識を得られた?

ただし、ライフストリームによって様々な知識を得たと考えれば、自分自身の勘違いであった、と気づいた可能性があります。ジェノバ自身は侵略者であり、倒すべき敵であったと。そのことを知ったセフィロスが、世界の先端でクラウドに手を差し伸べた、ということでしょうか。

クラウドを利用する目的

オリジナル版の目的とは違う?

EDにて、自身を倒す最大の敵であるクラウドに協力を持ちかけるセフィロスですが、普通に考えればあの場面で殺してしまうのが得策です。しかし、殺さなかったのはセフィロスにはそれ以外の目的、つまりクラウド以上の強大な敵を知っている可能性があります。

夢の共演が見られるかもしれない

根拠となるのが、我々はあれの一部になるらしい、というセリフがです。S細胞の持ち主であるクラウドと共闘し、強大な敵を倒すことを願っているのかもしれません。また、その際に変質してしまったとはいえS細胞を持つザックスもなんらかの関わりを持って、夢の共演が叶う場面が見られるかもしれませんね。

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あれの一部のあれとはなにか

ジェノバの本体?

セフィロスが「我々の星はあれの一部となるらしい」と指しているのは一体なんでしょうか。今までの筆者の考察が正しいと過程すると、あれとはジェノバの本体ではないでしょうか。ミッドガルにいるジェノバは侵略しにきた尖兵であり、最終的な本体であるリユニオン先が別にいて、セフィロスが指しているのが本体のジェノバだとすれば、一部になるらしいという発言もしっくりきます。

セフィロスの目的があれと関わる?

あれがジェノバだとすれば、セフィロスが「俺は消えたくない」発言も、ジェノバと同一化し、さらには自身の目的であった星の神となったあと、結局本体のジェノバにリユニオンされてしまうことを避けたい、ということなのかもしれません。

目的は謎のまま

以上、筆者なりにいろいろな情報を仮定に仮定を重ねて考察してみましたが、今までの考察はあくまでジェノバが強大であれば、という前提なので、それが覆ってしまうとすぐに行き詰まってしまいます。そのため、あくまで読み物として楽しんでいただけると幸いです。

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コメント

18 名無しさん

セフィロスはかなりクラウドを恐れている。 だから、セフィロスは本当はかなり軟弱で弱い。

17 名無しさん

そして、勘違いしている人もいる思いますが、フィーラーは 消滅した訳ではないと思います。 ゲームの中でも、公式からもフィーラーはもう出てこないとは 断言されていませんし、運命の分岐点でのバレットの台詞、 「こんなの何度も乗り越えて来たぜ、壁が見えるか見えないかの  違いじゃねぇか」 という事から、これからも運命を変えようとすると壁として、 フィーラーが出現するるのではないかと思う。 次でフィーラーと対峙するタイミングは忘らるる都でしょうか?

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